皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、今回はあまり観光客は訪れませんが、
ビジュアル的にとても魅力的な海を守る神様をご紹介したいと思います。
海を守る神様のお名前は「サンヒャン・バルナ」様。
見て下さい、この堂々としたお姿。。。
香炉のようなものを持った右腕は、今にも動き出しそうで、
鋭い牙を持った大きな口からは、空に轟きそうな大きな声が聞こえてきそうです。
この日は丁度満月の日。一般の人々がお祈りを捧げにお参りしていました。
横から見たサンヒャン・バルナ様。
横から見ると、お顔がガルーダに似ているなぁと思うのですが、
皆さんはどう思われますか??
サンヒャン・バルナ様は、大きな海亀の上にお立ちになっておられます。
サンヒャン・バルナ様が建っているその奥に、
バトゥ'・クロトック寺院が海にむかってひっそりと静かに建っています。
海に向かって建つ寺院は、どこか優しげな雰囲気があります。
この寺院の前のビーチでは、海に祈りを捧げる人達の姿がありました。
お祈りをしている人達は皆背筋がすっと伸びていて、見る者の心を惹きつけます。
お祈りの邪魔にならないように、遠くから、望遠で撮らせて頂きました。
このバトゥ・クロトック寺院は、塩田で有名なクサンバから程近いビーチにあります。
そして、実は、海亀が産卵に訪れるビーチの隣にあるんですね。。。
バトゥ・クロトック寺院のあるビーチの隣のビーチで、偶然こんな立て看板を見つけました。
もう少し近付いてみます・・・
インドネシア語で「産卵場所を守ろう」というスローガンと一緒に、
海亀のイラストが書かれていました。
バリ島の海やビーチは、まだまだ海亀が産卵に来る場所が多く残っているんです。
お祈りを捧げる為のビーチ、海亀が産卵に来るビーチ。。。
サーフィンを楽しむビーチ、そして天然の塩を生み出すビーチ。
どんな目的の為であっても、バリ島のビーチはすべて綺麗であってほしいものです。