【バリ島の治安状況まとめ】バリ島旅行に行く前に注意しておくべきことと対策を解説【バリ島の治安状況まとめ】バリ島旅行に行く前に注意しておくべきことと対策を解説

【バリ島の治安状況まとめ】
バリ島旅行に行く前に
注意しておくべきことと対策を解説

旅行で気になるのは渡航先の国・地域の治安に関する情報ではないでしょうか。現地の状況を知らないで行動してしまったばかりに思わぬトラブルに遭遇してしまったとならないように、しっかりと安全に関する情報を収集しておきたいところです。
そこで、今回はバリ島の治安や、安全のために気を付けたいことを解説していきます。 安全安心な旅行をするためには、治安情報を把握してから計画を立てましょう。

バリ島の治安状況や自然現象で注意すべきこと

バリ島はインドネシアの中でも安全な地域と言われています。
一般的にバリ人は温厚で親切だと言われ、多くの人がバリ島の旅を満喫します。

しかし、世界的リゾートアイランドであることから、観光客を狙う人も集まりやすくトラブルや犯罪があることは確かです。その多くが、スリ、置き引き、ドラッグ、詐欺などに関することです。
テロや自然災害については、2002年にクタでテロが起こり大きなニュースとなりましたが、現在は起きていません。2017年に東部のアグン山で大規模な噴火があり一時空港が閉鎖されましたが、その後は観光に影響を与えるほどの噴火は発生していません。

バリ島旅行の危険を回避するための7つのチェックリスト

バリ島旅行の危険を回避するための7つのチェックリストの画像

バリ島で起きそうなトラブルには注意をしていると避けられるものが多くあります。
バリ島で特に気を付けたいのは以下の7つ。チェックリストとして、事前によく確認しておきましょう。


■持ち歩く現金は必要最低限にし、財布は見えないようにする
スリやひったくりに遭わないようにするために、現金やカードを入れている財布はできるだけ人の目につかないようにしましょう。持ち歩く現金はその日に必要な分だけにとどめます。


■繁華街を歩くときはバッグとポケットに注意
繁華街はスリや置き引きの被害に遭遇しやすい場所です。バッグを無防備にしないようにし、携帯電話をジーンズのポケットなどの、見えやすい場所に入れておくのも避けるようにしてください。カメラも盗まれやすいので目を離さないようにします。

また、バイクでのひったくりが多いので、道を歩いているときはバッグを車道側に持たないようにします。ひったくりにバッグを持ち去られそうになった際にカバンを手放さないようにしたために、転んでケガをしたという例もありますので注意してください。 
スリやひったくりは深夜から早朝にかけて遭遇しやすくなっています。夜道には注意してください。


■慣れない通貨でもしっかり管理
市場やローカルなお店でお釣りを少なく渡されたり、街の小さな両替所で少ない金額を渡されたりする場合もあります。わざとではなく、ミスでそうされてしまうこともあります。

ホテルに帰って損をしたと落ち込まないように、両替したお金やお釣りが間違っていないか、その場で数えるようにしましょう。インドネシアの通貨であるルピアは桁数が多いため最初の頃は数えるのが大変ですが、慣れればさほど難しいことはありません。
また、タクシーが高い金額を請求してくることもあります。乗車したら、メーターが動いているか確認してください。動かしていない場合にはメーターを使うようにドライバーに声を掛け、それでもダメならば降車をするのがいいでしょう。


■スキミング詐欺に注意
ATMやお店などでクレジットカードを使用した際に情報を抜き取られ、カードの複製を作られてしまう場合があります。

対策はなかなか難しいのですが、ATMはセキュリティのいる銀行内にあるものを利用するのがいいでしょう。また、店などでカードを使用する際にはカードから目を離さないようにし、帰国後は暗証番号を変えるのも手です。


■空港のポーターに注意
デンパサール(ングラライ)国際空港では、客の荷物を勝手に運び、少し運んだところでチップを要求してくる偽のポーターに出くわすことがあります。できれば荷物は人には任せず自分でピックアップしたほうがいいでしょう。 


■悪質な物売り、ドラッグの売人に注意
ビーチや繁華街ではさまざまな物売りが声を掛けてきます。断り切れずに粗悪品を買わされてしまう場合もあるので注意したいところです。
さらに、繁華街やクラブではドラッグの売人が声を掛けてくることがありますが、ドラッグ使用で捕まると重罪となりますので、くれぐれも応じてはいけません。
怪しい人が近づいてきたらけして会話をせず、人気のあるほうへと立ち去るといいでしょう。

クタやヌサドゥアなどエリア別に見るバリ島の治安

バリ島はエリアごとに街の治安が異なります。エリアごとの状況を知っておくと、危険を回避しながら楽しく過ごすことができます。

・クタ・レギャン地区
バリ島でもっとにぎやかなクタ・レギャン地区ではスリやひったくり、詐欺などの軽微な犯罪が多く起きています。また、悪質なナンパや物売りにも注意しましょう。

クタ・レギャン地区の画像


・ヌサドゥア
政府が管理する高級リゾートのヌサドゥアはゲートでセキュリティチェックがあるため、犯罪が最も起きにくいエリアとなっています。とはいえ、ショッピングモールなどで置き引きの被害も出ています。あくまでも「海外にいる」ということを忘れないように行動することをおすすめします。

ヌサドゥア地区の画像


・ウブド
高級リゾートも多いウブドは比較的に安全な地域ですが、サルや野犬に注意したいところです。

ウブドの画像


・スミニャック
クタよりも治安は良いのですが、場所によって夜は早めにお店も閉まり暗くなってしまうので注意が必要です。ビーチでは美しいサンセットも見られますが、あまり遅くならないうちに移動しましょう。

スミニャックの画像


・ジンバラン
ヌサドゥアやウブドに続いて、治安の良いエリアと言われています。ただし、魚料理を提供する屋台が並ぶイカンバカールではビールも味わえるため、酔っ払いには注意したいところです。また、ビーチの物売りにもお気をつけください。

ジンバランの画像


女子旅なら特に気を付けたい。バリ島旅行を安全にする方法

ショッピングやグルメ、エステ、ホテルでの癒しなど女子旅にとっても楽しいバリですが、注意しなくてはいけないポイントもあります。

夜道の一人歩きは禁物

夜道の一人歩きは禁物の画像

女性だけで夜道を歩くのは世界中どこでも危険ですが、バリ島でも注意をしてください。一人で歩くのは避けましょう。明るいと思っていてもメイン通りからちょっとそれた途端にとても暗くなる場合もあります。
ナイトクラブで遊んだり、ディナーをしたりした後は時間も遅いので、帰りはタクシーを利用するようにするといいでしょう。

ビーチ、ナイトクラブでの甘い言葉に用心

ビーチ、ナイトクラブでの甘い言葉に用心の画像

ビーチやナイトクラブ、繁華街では日本語を流ちょうに操りながら声を掛けてくる人もいますが、一度相手をしてしまうとどんどん強引になってくるので注意します。
声を掛けられたらはっきりと「NO」ということが大切です。また、怪しい人にまとわりつかれたら、他の人がいる場所から離れないようにしましょう。

服装はTPOを心がける

服装はTPOを心がけるの画像

ドレスコードのあるホテルのレストランなどにはワンピースで訪れるようにしますが、街では軽装で大丈夫です。むしろ、高級ブランドをたくさん身に着けたようなファッションでは目立ってしまい、スリやひったくりに狙われる可能性もあります。
また、寺院では肌を多く露出するのにはNGです。長いパンツやスカートをはくことをおすすめします。寺院の入り口でサロンを貸してくれることもありますが、現地で売っている安いサロンを一枚、購入しておくと便利です。

子連れのバリ島旅行は、衛生面やホテル選びに気を付けよう

大人同士でも注意は必要ですが、子どもと一緒のときにはより気を付けたいものです。子連れ旅行のポイントをご紹介します。

衛生面に注意!飲み水に気を付ける

衛生面に注意!飲み水に気を付けるの画像

バリ島を訪れるとお腹を壊す人もいます。海外で水道水を飲まないというのは鉄則ですが、安いワルンや市場などは衛生状態が良くないので、大人も子どもも「生水は飲まない」「氷の入ったものは飲まない、食べない」「水道水で洗った生野菜は口にしない」ようにしてください。

ミネラルウォーターを飲んでいれば問題はないのですが、それでも日本人だけがお腹を壊したという話があります。日本は軟水がほとんどですが、バリ島では硬水が多く、その違いからお腹を壊してしまうと思われます。お店で売られているミネラルウォーターも硬水と軟水があるので、軟水であることを確認してから購入するといいでしょう。

子どもと一緒ならホテル選びを考える

子どもと一緒ならホテル選びを考えるの画像

安心して子どもと一緒にリゾートを楽しむなら、レストランが衛生的でセキュリティがしっかりしているホテルを選ぶといいでしょう。キッズプールやキッズクラブなどがあり、ホテル内だけでも十分に楽しめるところを選ぶことをおすすめします。

家族で移動するならカーチャーターが安心

家族で移動するならカーチャーターが安心の画像

公共の乗り物が衛生的で使いやすい日本と異なり、バリ島ではタクシーを利用することが多いかと思います。しかし、一回一回タクシーを止めるのも手間を感じるものです。そこで、おすすめはカーチャーターです。バリ島では日本語ガイド付の場合でも3時間2,000円〜程度でチャーターできます。8時間チャーターした場合は8000円程度ですが、家族で安全に移動ができるだけではなく、現地を熟知したガイドが見所を効率よく案内してくれるなど、スムーズに観光ができるという魅力があります。

バリ島旅行に行く前には情報収集と準備をしっかりしておくことが大切

万が一のために持っていくといいものの画像

現地の安全に関する状況については、変わる場合もあります。自然災害や感染症などが発生することもありますので、渡航前にしっかりと情報を集めておきましょう。

テロや感染症対策として、外務省の情報には目を通しておく

渡航前にチェックしておきたいものといえば、外務省の海外安全ホームページ(https://www.anzen.mofa.go.jp/)です。テロや感染症に関する情報や医療事情、誘拐に関することなどが、幅広く紹介されています。
バリ島はインドネシア共和国のページでチェックしますが、東西に長いインドネシアでは、それぞれの島で状況が異なるため、必ずバリ島について確認するようにしましょう。

万が一のために持っていくといいもの

・パスポートのコピー
海外ではパスポートが身分証明書となります。街中では両替などの際にパスポートの提示が必要となる場合もありますが、コピーで問題ありません。バリ島滞在中にパスポートの原本が必要となることは基本的にありませんので、原本は持ち歩かずにホテルの部屋の金庫に保管しましょう。万が一、置き引きやひったくりなどで盗られてしまうと、在デンパサール日本国総領事館へ行き、パスポートの再発行手続きや帰国のための渡航書を発行してもらわなければなりません。


・クレジットカードの緊急連絡先
万一、クレジットカードを落としたり盗まれたりしたときのために、クレジットカードの緊急連絡先をメモしていくといいでしょう。紛失に気づいたらすぐに、使用ができないようにしてもらうことが肝心です。

海外旅行保険には必ず入っておく

バリ島が比較的に安全とはいえ、どんなトラブルに巻き込まれるかはわかりません。遊んでいるときにケガをしたり、思わぬ病気をしたりしたときに、入院費を高額で請求されたという話もあります。また、携行品の盗難に遭ってしまうこともあります。

そんなときのために海外旅行保険に入っておくことをおすすめします。空港やインターネットで申し込むことが可能です。保険料はケチらず、安全を買うと思ってしっかり入っておきましょう。

バリ島は有名なリゾートといえども、必ずしも安全とは限りません。 旅行に行く前には治安状況を必ず確認し、万が一に備えながらの計画を立てることをおすすめします。

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