バリ島ならではのお土産の中でも、バリコーヒーは有名ですが、
インドネシアでは紅茶も沢山飲まれているってご存知でしたか?
インドネシアでは一般的にコーヒーは男性が飲む場合が多く、コーヒーを飲まない女性も沢山いますが、紅茶に関しては男女差なく飲まれています。
インドネシアで一般的に飲まれている紅茶はまた別の機会にご紹介する事にして、
今回はバリ島の大型スーパーで見つけた紅茶をご紹介したいと思います。
今回この紅茶を見つけたのはカルフールという大型スーパー。
サンセット通りの途中にあるフランス系のスーパーです。
パッケージは、遠くからでも目を引いたバリヒンドゥー教の聖獣バロンの写真と、
南国の果物の写真がプリントされたカラフルな箱入り。
果物の女王とも呼ばれている「マンゴスティン」と、隣はレモングラス。
レモンのような爽やかな香りが特徴で、バリ料理にもよく使われています。
そして、南国のフルーツの代表各、パッションフルーツとマンゴー。
レモングラスは果物のレモンの香りがしますが、マンゴスティンは香りはしません。
パッションフルーツもほとんど香りは無いので、
香りが楽しめそうなマンゴーを購入してみる事にしました。
マンゴーの紅茶の購入金額は39,000ルピア。紅茶の値段としてはお高い値段なので期待が高まります。
原料はジャワ島産の紅茶とマンゴー。
バリ島には紅茶畑はタバナン県のバンリというところにあり、場所的にはジャティルウィとウルンダヌ・ブラタン寺院との中間位にありますが、あまり有名ではありません。
せっかくなら、バリ島地元産の紅茶が良かったですが、まぁ仕方ないでしょう。
中身はどうなっているか、と言うと・・・
銀色の密封された袋の中に、ティバッグ状になったものが入っていましたが、日本のティバッグのようにヒモは付いていませんでした。
お鍋でお湯を沸かしながら煮だしてみました。
出来上がった紅茶がこちらです。
色は一般的な紅茶と同じですが、煮だしている時にはマンゴーの柔らかい甘い香りが沸き立ち、
「良い香り~」と癒されました。
飲んでみると、紅茶の味にはクセが無く苦みも無いので、普通の紅茶のように飲み易かったです。
カップやグラスに口を付けて飲む瞬間に鼻とノドで感じる香る香りは、煮だしていた時に嗅いだマンゴーの香りと言うよりは、優しい香りのお花のような香りに変わってしまったように感じました。(あくまでも私個人の意見です)
紅茶はキレイなパッケージで重くないので、日本に帰ってからバリ島旅行を思い出しながら部屋で寛ぐ時の自分用に、とか、バラマキ土産以上だけど高級なお土産までではない、というお土産選びに困った時に如何でしょうか。
フルーティな香りとフローラルの優しい香りに包まれて、きっとまた直ぐにバリ島に行きたくなってしまう事でしょう。