昨年4月、10周年の大規模なリノベーションを終え、再オープンしたザ・バレ。
その再オープンと同時に大きな目玉と期待されていたロビー上の新レストランが、
満を持して今年6月6日にとうとうオープンしました!
ではでは早速オープンしたばかりのバレの新しいレストラン、TAPAを拝見しに行ってみましょう~。
バレに到着しました~。ロビーを見ると、おや?
ロビーの上に大きな屋根を発見!あそこがTAPA...??
ロビーに座って、上を見上げるといつの間にか吹き抜けになってました! |
ホテルに宿泊のお客様専用のスロープがロビー上、
2階部分のタパに向かって、グィーンと伸びています。
そしてもう一つのアクセスはホテルの外に作られた階段から。
タパ・レストランのコンセプトは「ヌサドゥア地区で初めての大人向けダイニング・ラウンジ」、
そしてホテルに泊まっていないお客様でも気軽に立ち寄ってもらえるようにと、
新たな選択肢の提案として、ホテルの中ではなく、外部からのお客様も入りやすいようにと、
ロビーの上に設けられたんです。紫地のプレートを使った「TAPA」のサインも、外からも目立つようにと
大きなサイズに作り換えられました。
通り沿いの外からの階段を上るとウェイティングスペース。
バレというホテルの質感やイメージが、白!やモノトーンといったシャープで
無機質な印象に比べ、タパ・レストランはメインカラーをパープルにし、
グリーンなどを挿し色に使った配色は、どことなく斬新な印象を与えます。
外から見るよりも思った以上に広く、最大で100名入ることも可能。
グループで貸切パーティーなんかもよさそう。
営業時間は火曜日から日曜日までの17:00~深夜まで。
(ラストオーダー23:00)
ヴィラ内での滞在が快適なだけに、ついつい籠りがちになっちゃうのが、
またホテルのパブリックエリア内に新しい選択肢が出来て嬉しい。
店内にはバーカウンターと平行するように長~いバーテーブルも。
ここだと初めて会った人とでも、気軽に話せそうな気がします。
たしかに今までヌサドゥアにこういった雰囲気のお店はなかったかも。
テーマカラーに合わせたパープルカラーのスピーカー。 丸くコロンとしたフォルムがカワイイ。 |
ノンアルコールのモクテル、 ストロベリーベースのラブリードビー。 |
こちらも同じくモクテル、パルピーレモネード。 柑橘系の口当たり爽やかな味わいは、 バリの蒸し暑い夜にもピッタリ。 |
バーカウンターではバーテンダーのお兄さんが次のカクテルを作ってくれてるところ。
バーテンダーはオーストラリア在住のイギリス人からトレーニングを受けた
エキスパートたち。
「ボク、真剣なんす。話しかけないで下さいっす。」と真剣なまなざしで、
ホイップした泡をカクテルに乗せるバーテンダー君。
「ハイ、お待ちぃ~。」と、ピンクのユニフォームが可愛い ウェイトレスのお姉さんがカクテルを持って来てくれました~。 |
左の水色がジンベースのタパ・スリング、 右の赤がシャンパン&ストロベリーマティーニ。 |
お待ちかね、タパスも登場~。ホタテのグリルのベタルリーフ包み、タイ風チリソース。
下の葉っぱごと一口サイズでパクッといけちゃいます。
こちらはポークリブのグリル。海鮮醤ソースで肉厚たっぷり、
ジューシーなお肉を手掴みでガブッといっちゃいましょう~♪
手掴み系の一口、いや二口サイズのタパスが多いので、テーブルには
フィンガーボウルも用意。手が汚れるのなんて気にしない!
小さな蟹足がまるで美しい盆栽アートのような、
蟹爪のオリーブオイル蒸し、シンガポール風チリソース。
蟹足をひょこっと抜くと後ろに蟹肉が。スルッと食べれる
手軽さとスパイシーな味付けに、お酒も進みます!
ザ・バレやザ・アマラ、ザ・ムンジャンガン、そしてスミニャックにオープンしたアイズと、
現在バリに4つのホテルを展開するライフスタイル・リトリーツの最高責任者であり、
スペイン人のホセ氏が、自国スペイン発のタパスを気軽に楽しんで欲しいと、アジアや
ウェスタンなどバラエティーに富んだインターナショナルなメニューをシェフらと考案。
バリでオーダーすると、思った以上にビッグサイズで、「こんなに食べれない。。」「他のものも
少しずつ試してみたい。」と思う人にはピッタリなタパス。どことなく日本の居酒屋にも似た
大きさの小皿料理は、友人らとあれこれシェアしながら食べるのも楽しい。
タパ・レストランのヘッドシェフ、ヘイミッシュ氏(右)とスーシェフのベニー氏(左)。
ニュージーランド出身のヘイミッシュさんはアマンキラやアマヌサといった
超高級リゾートの代名詞アマンリゾートで7年腕を振るったイケメンシェフ。
(つるつるヘアーだけど。w)昨年4月に就任後、バレ内のメインレストラン、
フェイシス・レストランと今回オープンのタパ・レストランの2つを監修。
主にタパをメインとするベニーさんとの息もバッチリ。
実際の営業時間、夜になると抑えめの間接照明がグッと大人っぽい雰囲気を醸し出し、ムード満点。
壁やインテリアの紫も明るい時間帯に見るのとでは印象も
だいぶ変わり、どことなくスペーシーな雰囲気。
今後レストラン内では週2回アコースティックデュオによる
ライブ演奏も始まる予定。
日中は紫の看板だったサインも、ライトアップ。
ホテルのレストランって敷居高いし、入るまでにセキュリティーチェックとかあって
入口からも遠いし。。なんて心配もなく、気軽に立ち寄れちゃうのが嬉しい。
闇夜に浮かび上がるタパ・レストラン。
敢えてガラスなどで締め切らず、武骨な柱や屋根だけを
照明だけで際立たせるように見せてる演出が正解。
ヌサドゥアに初めてオープンしたタパス専門レストラン、TAPA。
スタイリッシュ・ヴィラの先駆け、ザ・バレ内の2番目のレストランとしてオープンし、
アジアンを中心としたユニークな発想の小皿料理の数々と手軽な料金設定が、
今後益々ヌサドゥアエリアに宿泊のゲストを中心に、注目を集めそう。
16歳以上に宿泊を限定した大人のためのリゾートとして有名なバレですが、
TAPAは8歳以上なら宿泊客以外でも利用出来るので、バリの夜長にちょっと
ドレスアップして友人や家族と気軽にワイワイ楽しみたい、そんなレストランです。