スカワティの王族が経営するホテルとして、ウブドにあるホテル・チャンプアン&スパ、
ピタマハ・リゾート&スパ、そして同系列のホテルとしては最も新しくハイラグジュアリーな
ホテルであるザ・ロイヤル・ピタマハの3つがあります。
クデワタン地区の緑深いアユン川の渓谷沿いに18ヘクタールもの、ウブド一広い敷地に
わずか62棟のバリの伝統的なヴィラを展開するロイヤル・ピタマハ。
それでは早速ホテル内を拝見しに行ってみましょう~。
クプクプバロンから北上したラヤ・クデワタン通り沿いの
この看板が目印。
メインロードから長~い専用ロードを通り、ロビーへ辿り着くと 20mもある巨大な彫像がお出迎え。 このデザインはオーナーのチョコルダ・グデ・ラカ・スカワティ氏が 自ら手掛けたもの。 |
バリ風伝統建築の小さな門をくぐると
ロビーに到着です。
ロビーから奥へ進むと、 |
180度、いや270度に広がるアユン渓谷の絶景が
目に飛び込んできます。ここからの景色は誰もが感動するほどの、壮大な景色なんです!
3層式になったメインレストランのデワタ・ラウンジ。 ピタマハグループのホテル内のレストランは、どこからでも 絶景が楽しめるようにと、このようなデザインが用いられています。 |
最上階3階からの眺めはホント圧巻のひと言!
渓谷の間を縫うように流れるアユン川や、目下に広がる
ヴィラなど、まるで鳥になったような気分で眺めることが出来ます。
ちなみに3階席は予約が必要なので、利用の際は忘れずに。
レストランの2階部分が主にビュッフェ形式の
朝食会場になります。
ホテル内には至るところに細かな彫刻を施した
レリーフや石像が立ち、バリらしさ満点です!
ロビーとデワタ・ラウンジを結ぶ回廊には、 エッグペインティングや絵画などのワークショップも。 ウブド中心地のプリ・ルキサン美術館も実は同グループの 経営なんです。ウブド出身のアーティストを育てたり、コラボする というのも、ピタマハらしいアイデアですね。 |
ヴィラを結ぶ小道も石畳や石を積み上げた壁など、 苔むした雰囲気と相まって、やはりバリ、ウブドという 世界観を上手く演出しています。 |
それでは早速ヴィラ内を見せてもらいましょう~。 |
高低差のある敷地内のロビーに近い上部にあるデラックス・プールヴィラ。
ホテル内で最も多く全34棟あり、目下に広がる壮大な渓谷ビューはため息ものの美しさ。
一番下のカテゴリーでも300㎡と広々~としたベッドルーム。
ベッドには天蓋がかかり、ハネムーナーにもぴったり!
ベッドルームの隣には小さなリビングルーム。
ソファやTV、ダイニングテーブルもあり、完全室内なので、
雨の日や夜でも気にせずヴィラ内でゆっくり出来そうです。
ミニバーはキャビネットの中に収納されてました。
リビングと左右対称、ベッドルームの奥にあるバスルーム。
石製のバスタブは床を掘るように作られているので、バスタブを
跨いで出入る必要もなく、実はとっても便利。
2人でも同時に使えるダブルシンク。
そしてバスアメニティーはピタマハグループのシンボル、
ハイビスカスをデザインしたオリジナルパッケージ入り。
全てのヴィラにプライベートプールが備わるという豪華さ!
大きさは約6x6mとかなり大きいので泳ぐのにも充分なサイズ!
ヴィラ外にもホテル内には3つのパブリックプールがあり、
こちらはアユン川を見下ろす渓谷の上にあるメインプール。
各ヴィラにプールが備わっているので、いつ行っても穴場的雰囲気。
デワタラウンジを1階まで下り、メインプールを右に見つつ 階段を下りて行くとエレベーターが。ここから20m下の アユン川沿いのエリアまで一気に下りることが出来ます。 |
アユン川に近いアユン・ヒーリング・ヴィラ沿いにある もう一つのプールの入口。まるでバリの寺院のよう。 |
ここは天然の湧水を利用したホーリーウォーター・プール。
ヒヤッとした水の冷たさと空気感に、なんだか身が締まる気分です。
ホテル内の敷地下部、アユン川沿いに建てられた
アユン・ヒーリング・ヴィラは全10棟。
ヴィラ内はやはりバリの伝統的建築を用いた
ロイヤルピタマハならではの王道スタイル。
ベッドと向き合うようにあるドレッサーと、TV、DVDが入ったキャビネット。
この扉の向こうがテラスになり、その前にプライベートプールといった作り。
ベッドルームの隣にバスルーム。 カーテンを開ければ森林浴気分も味わえそう。 |
目の前を流れるアユン川はラフティングのボートが行き交う光景も。
アユン川沿いにはロマンティックディナー用のガゼボや、
アユン・オーガニック・レストラン、ヨガやウェディング用の
大きなガゼボもあります。
アユン川とヒーリング・ヴィラの間を流れるようなラグーンプールは
長さなんと75m!川沿いには遊歩道もあり、ホテル内の寺院や池、
綺麗に手入れされたガーデンなど、散歩するのにも最適。
次に紹介するのはわずか1棟のみの2ベッドルーム・デラックス・プールヴィラ。
2階建ての部屋の2階部分が入口で、入るとまずツインのベッドルームがあります。
オーディオ機器やミニバーはこちら。
各階にバスルームがあります。
洗面台もバリ風のクラシックなつくり。
ではでは1階に行ってみましょう~。 |
1階はダブルベッドのお部屋。
1階のテラスから熱帯の植物が茂る階段を下りて行くと...。 |
プライベートプールがありました。
プールのサイズはほぼ1ベッドルームと同じですね。
ホテル内にはあちこちに石像や彫刻が施された壁があり、 まるで美術館のよう。 |
最後に紹介するのが、2012年7月に敷地南側、ロイヤル・キラーナ・スパ側に
新しく13棟オープンしたロイヤル・プール・ヴィラ。
敷地内の階段の上り下りが少なくなり、年配のお客様でも利用しやすくなりました。
室内のレイアウトはデラックス・プールヴィラとほぼ一緒。
でもデラックス・プールヴィラのThat's Bali!な雰囲気とは逆の、
モダンな雰囲気へと変わっています。
特に違うのがバスルームの印象。
デラックス・プールヴィラは石を基調とした重厚感のあるバスルームでしたが、
こちらはトイレやシャワーブースもガラス張り、洗面台もセラミックと明るい印象です。
ロイヤル・プールヴィラからの眺め。やはり感動的です。
ロイヤル・プールヴィラの中庭には屋外シャワーも。 プールから上がっても部屋に入る前にシャワーが浴びれて楽チン。 |
それでは隣接するロイヤル・キラーナスパをご案内~。 |
ゆるいスロープを下って行くとスパのレセプションに到着。
コンニチワ~。
トリートメント前には独立したバレでカウンセリング。
日本語の問診票もあり、日本人スタッフもいるので心配無用。
アレルギーやマッサージの力加減など希望を伝えましょう~。
広大な敷地にわずか9棟のスパ・ヴィラが立ち並んでいます。 2011年7月より経営が資生堂よりピタマハ・グループの直営に変わり、 名前もキラーナ・スパよりロイヤル・キラーナ・スパ&ウェルネスへ変更。 定評あるサービスと豪華な施設はウブド一、いやバリ一と言えるほど。 |
スタンダードなトリートメントルーム、アユン・リラクゼーション・ヴィラ。
全てのトリートメントルームが独立したヴィラ、そして2階建てになっています。
階段を下りて行くと...。 |
トリートメントルームの1階部分に 着替え室、ロッカー、ドレッシングスペース、 トイレ、サウナなどがあります。 |
こちらは最も大きくゴージャスなロイヤル・アユンヴィラの
トリートメントルーム。その広さなんと400㎡以上と、
通常の宿泊用ヴィラ以上の大きさ!
同じフロアーに温水、冷水のジャグジーも完備。
トリートメントルームの奥はアユン川の深緑の渓谷を
臨むプールと、食事も取れるバレも。
スパヴィラ内の階段を下りた1階部分にドライサウナとミストサウナ、着替えスペース、
ドレッシングルーム、デイベッドと全てが完璧に備わった施設。
スパエリア内にはスパガーデンと呼ばれるスイミングプールやジャグジー、サウナ、
10人同時でも使えそうな男女別のロッカーもあり、贅を極めた豪華な施設で至福のひと時を。
アユン川沿いに佇む数ある高級ヴィラ・リゾートの中でも、高低差のある広大な敷地全てが
リゾートの所有地のため、最も雄大で壮大な景観を味わえるザ・ロイヤル・ピタマハ。
デワタ・ラウンジからの眺めはまるで緑のスクリーンのようで、どことなく情緒溢れる
風景は日本人の心にも感動と懐かしさを感じさせます。
毎年雨後の筍のように増え続けるバリのホテル事情の中、"That's Bali!!"とも言える
伝統的バリ・スタイルなコンセプトは崩さず、王家経営のバリ人スタッフによる
卓越したホスピタリティーは、今後益々貴重な存在となるはず。
"神々の住む島、バリ"へ来たのなら、思う存分バリ・テイスト溢れるホテルで、
自然からの癒しを感じてみてはどうでしょう。