世界でも高級ホテルを代表する代名詞のような存在のフォーシーズンズ・ホテルズ&リゾーツ。
日本でも東京・丸の内や2012年末までフォーシーズンズの経営だった椿山荘などで有名ですよね。
世界各国に約80軒以上の豪華なホテルやリゾートを経営し、バリ島内にも2軒の最高級リゾートを展開しています。
今回紹介するのはジンバラン湾を見下ろす小高い丘に建つフォーシーズンズ・リゾート・アット・ジンバラン・ベイ。
1993年6月にオープンし、今年で20周年を迎える由緒正しき老舗リゾートです。
それでは早速ホテル内を拝見しに行ってみましょう~。
ジンバランビーチから坂道をグーっと上がったところに
フォーシーズンズ・ジンバランの看板を発見!
厳重なセキュリティーチェックを受け敷地内に入ると、
茅葺き屋根のロビーが見えてきました。
ロビーに到着しました~。
バリらしさの残る風情のあるロビーです。
ロビーからは眼下にジンバランの青い海が広がります。
13ヘクタールもある広大な敷地に全156棟のヴィラが建ち並んでいます。
ロビーが敷地の一番高い場所に立ち、傾斜に沿って海へ向かい
ヴィラやレストラン、スパなどが敷地内に点在しています。
そんな広くて高低差のある敷地内も電動バギーで 送迎してくれるから楽チン! |
ロビーから下りた場所にあるレストラン、タマン・ワンティラン。
インドネシアンやイタリアン、テーマディナーなども開催される
大型レストラン。メインの朝食会場もココです。
タマン・ワンティランからの眺めも抜群!左側にメインプールが見えます。
タマンワンティランの隣にはアフタヌーンティーやちょっと一杯カクテルやワインを
オーダーしたくなる風通しのよいバー&ラウンジもありました。
そのタマンワンティランの下にあるクワィエット・プール。
海と繋がったように見えるインフィニティ・プール。素敵ですね~。
でも水深が2.4mと深い場所があるので、気をつけて。
プールサイドには緑の木陰が涼しげなプールテラスカフェもあります。ランチはこちらでどうぞ。
プールサイドに腰を掛けるとおしぼりやミネラルウォーターがささっと出されるサービスも嬉しい。
クワィエット・プールから階段を下りたところにあるもう一つのプール、
名前もそのまんまローワー・プール。
岩場風や滝のような場所もあり穴場的な雰囲気。浅いプールもあるので、
お子様連れはこちらが最適。
どことなく和風庭園のようなローワープールには温水と冷水のジャグジーもありました。
温水のジャグジーは水温約38℃とのことなので、ちょっとした露天風呂気分で入れちゃいます。
ホテルの正面エントランスから入り、ロビーへ行く手前にある ザ・スパ・アット・ジンバラン・ベイのレセプション。 フラワーアレンジメントが素敵です。 |
スパのレセプション脇にはトリートメントで扱うプロダクトを扱ったショップもあります。
ちなみにトリートメントルームの入口はこちら。
スパではサンスクリット語で「大地=地球」を表す英国産ブランド"イラ"を 使った贅沢なトリートメントを受けることも出来ます。 |
スパ内にはヘルシードリンクをその場で作ってくれるバーカウンターもあります。
その奥にはスパが始まる前のカウンセリングやスパ終了後に
ちょっと一息出来る休憩用のラウンジもあります。
クラシカルな雰囲気ですね。
スパの中はフローリングの床や家具など、 どことなく素朴で落ち着いた雰囲気。 |
天井の高いサロンスペースも手前に発見。 |
トリートメントルームはシングルが5室、2人で同時に受けられる カップルルームが3室あります。 |
各トリートメントルームには半屋外のシャワー付き。 カップルルームにはバスタブも付いてます。 |
スパと同じ建物にはアスリートも大満足の
マシンの充実したジムがあります。
カーディオマシンにはそれぞれテレビが付いてるので
飽きることなくトレーニングが続けられて、
脂肪もグングン燃えてくれるし、一石二鳥です!
スパやジムの中にある男女別の更衣室内には温水40℃と冷水20℃の
ジャグジーもあります。サウナもあり、宿泊ゲストなら無料で使えるのが嬉しい!
ナイターも可能なテニスコートは6:00~21:00まで宿泊者なら無料で利用可能。
本格的なプレーをお望みの人にはアメリカ人のヒッティングパートナーもいるので、
是非試してみてはどうでしょう?
それでは早速ヴィラ内も見せてもらいに行ってみましょう~。 |
今回見せてもらうのは1ベッドルーム・デラックス・オーシャンビュー・ヴィラ。 各ヴィラは重厚なバリ式の門で守られていて、プライベート感もバッチリ。 |
門を入り中へ入るとバリの神様の彫刻がお出迎え。 「いらっしゃいまし~。」 |
各ヴィラ共200㎡以上と広いヴィラ内にはプライベートプールと
バリ風の東屋バレもあり、一日中ヴィラ内で過ごしていたくなるほど。
プライベートプールは泳ぐにはやや小さめなプランジプール。
1ベッドルームの広さはカテゴリーが変わってもほぼ同じ。
違いは部屋からの眺めで、値段が上がるにつれて海が近く、見える広さも変わってきます。
大きなバレは半屋外のリビングになっていて、 ソファやダイニングテーブルなども置かれ、ヴィラ内での朝食も無料。 好きな場所をリクエストしてみましょう。 |
1ベッドルーム・ヴィラの室内は高い天井にナチュラルな家具を配置。 下手に奇をてらっていない分、部屋で過ごす時間がとても快適に感じられそうです。 |
ヴィラ内には薄型のプラズマテレビ、DVD&CDプレーヤーもあり、 ライブラリーでDVDディスクを借りてくることも可能です。 |
クローゼットの中にはお決まりのセーフティーボックスや傘、スリッパだけじゃなく、 虫よけスプレーやアイロン&アイロン台も用意されてました。 |
クローゼットを挟んで、奥にバスルーム。 2人でも同時に利用が可能なダブルシンクで、使い勝手も便利。 |
バスアメニティーはこちら。
2人で入るには決して大きなバスタブではないけれど、
上品で可愛らしいバスタブです。シャワーは洗面台の後ろと
屋外に2箇所あります。
海側に建つヴィラは21棟ずつ7つのブロックに分かれ、それぞれがヴィレッジと呼ばれ、
各ブロック毎に専用のパントリーなどがあるので、キッチンから遠いヴィラなのでサービスも
遅いなんてことは一切ありません。
ではでは次のお部屋を見せてもらいに行ってみましょう~。
ホテルの敷地を一度出て、ジンバランビーチへと坂を下った場所にあるのが
2001年12月にオープンしたレジデンス・ヴィラ。公道に面したヴィラの敷地は
これまた立派な門と守衛さんに守られています。
海側に立つ1ベッドルームヴィラと違い、2~4ベッドルームまでの大人数向けのヴィラが
全部で8棟建っています。なんか外観もすっごい豪華!
マスターベッドルームのあるメイン棟の1階にあるダイニング&リビング。
これまたすっごく広くて豪華...!!家族や友達とワイワイパーティーするのにピッタリな空間です。
その隣には完全室内のオーディオ機器も充実したリビングルーム。
中と外にあるので天気に合わせて使い分けしたり、少人数で違うことをしたりするにも便利。
階段を上がって2階へ行くと...。 |
これまたしっかりとした天蓋付きのマスターベッドルーム。
海側のナチュラルな雰囲気の1ベッドルームと違い、どことなく
モダンで更に高級感を増したような室内に、圧倒されちゃいます...!!
その隣にこれまた広いマスターベッドルーム用のリビングルーム。
いくつ部屋があるんだろ?と疑っちゃうほど、たくさんの部屋があります。
そしてベッドルームを挟んで一番奥にあるのがバスルーム。
部屋の真ん中にドーン!とバスタブが配置されていて、もう一部屋
ベッドルームが作れちゃいそうなほど広い部屋です。正に豪華の一言!
庭に出れば、え?これってパブリックプール!?と思ってしまうほど
長くて大きなプライベートプール。その長さも23mと半端ない!!
3ベッドルーム・レジデンスヴィラのその他のベッドルーム。
やはり1ベッドルームのナチュラルさとは違う、モダンさとやや重厚感のある雰囲気が
より大人っぽい印象を与えます。
こちらのバスルームも2人同時で使えるダブルシンク。 |
バスアメニティーもチーク材のボックスに入っていて、1ベッドルームとは異なってますね。
そのレジデンスヴィラの敷地の真向かいにあるココナッツグローブの入口。 |
主にレジデンスヴィラに泊まっているゲスト向けのビーチクラブといった様相のココナッツグローブ。
ジンバランビーチに面し、左側にはリゾートに建ち並ぶヴィラが見えます。
広い敷地、海が目の前のロケーション。当たり前のようでいて、これだけ海に面した場所を独占している
リゾートは、なかなかバリ島内にはありません。
南の島での休日はやっぱりこんな王道リゾートで過ごしてみたいですよね~。
敷地内を歩いていると、色んなところに休憩スペースやガゼボを発見。 海のすぐ側にあるこんなガゼボでもマッサージが受けれちゃったりと、 まさに非日常を味わえる空間があちこちに点在しています。 |
そしてオンザビーチにあった人気レストランPJ'Sの改修後に完成した
ジンバラン初のビーチクラブ・レストラン、スンダラ。
2013/2/4にオープンしたばかりのオシャレな複合型レストランです。
スンダラ内はエリア毎にインテリアや雰囲気も異なっていて、
こちらが入って右手にあるバーラウンジ。
中央はデッキエリアになっている太陽の陽射しが眩しく、
開放的な雰囲気のアルフレスコ。
左の1階部分にあるのがオープンキッチンスタイルのレストラン。
2階には個室や海を見下ろすバーもあるメザニンと
どこも個性的で、どこに入ろうか迷っちゃうほど。
ビーチとレストランの間には57mもある長~いプールが。
海もすぐ目の前にあるのにプールで泳ぐって、こういうのが贅沢ですよね~。
茅葺き屋根のヴィラ群は斜面を利用した集落のようなつくりになっていて、
リゾート内にはバリ人の各家庭にあるような寺があったりと、
まるでリゾート全体がバリの伝統的な村を形成しているかのようなフォーシーズンズ・アット・ジンバラン・ベイ。
眺めが良く趣のある1ベッドルームヴィラと、プライバシーを重視したモダンな2ベッドルーム以上のレジデンスヴィラと、
特徴の異なるヴィラがあり、人数や旅の目的に合わせて滞在スタイルを選ぶことが出来ます。
またオープン以来ハネムーナーや大人のカップルから人気を集め、
世界のセレブや要人達も御用達と、バリの数あるホテルの中でも別格の貫録を持っているように見えます。
空港からも車で約15分と近く、海越しに昼は空港の離発着、夜は夜景を楽しむことが出来、とてもロマンティック。
リゾート内には各国料理のレストランや、スパ、テニスコートなどの施設、
散歩の途中に一休みしたくなるようなガゼボやベンチが点在して、
ホテルの中ですべてが完結するといっても過言でない、バリを代表する完璧なラグジュアリー・リゾートです。