2009年8月にヌサドゥアにあるザ・バレと同じライフスタイル・リトリーツのマネージメントとして、
スミニャックのクンティ通り沿いにオープンしたザ・アマラ。
全14棟のヴィラで形成されるスモール・ヴィラ・リゾートです。
アマラの意味は古代サンスクリット語で「純粋」「汚れのない」という意味。
名前の通りホテル全体に清潔感と静寂が漂い、ヴィラ全体がテーマカラーのグリーンを基調にされているので、
スミニャックというバリの中でもちょっと都会っぽさがある場所にありながら、ホテル内に入ると自然を感じる演出がされており、
落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
それでは早速ホテル内を拝見しに行ってみましょう。
クンティ通り沿いに看板を発見!
メインロードからロビーまでの細い道の両側は竹のトンネルのようになっていて、 どことなく和風で涼しげな印象を醸し出しています。 |
奥まで進むとロビーが見えてきました。
ロビーに到着しました~。こちらがレセプションです。
レセプションの前には小さいながらもバリ雑貨やヴィラ内で
使われているアメニティーなどを取り扱うショップもあります。
壁際の棚にもセンスよくスパのプロダクトや バスアメニティーが陳列されています。 |
アマラのイメージカラーであるグリーンのパッケージが可愛らしいアメニティーはお土産にも最適。
竹製のバスケットに入ったシャンプー、シャワージェル、
ボディローション入りのセットや、バリ風の箱に入ったソープセットなどが人気。
家に帰ってからもヴィラと同じアメニティーを使えるなんて、リゾート気分が延長出来て嬉しいですね~。
階段を上がった2階部分には専用のヨガスタジオがあります。
壁はやはりアマラのイメージカラーであるグリーン。ちょっと渋めの抹茶色が
返って落着き感をもたらしてくれるようです。
ヨガスタジオを奥から見たところ。現在月~木曜日までの週4回、アメリカ人の先生によるヨガ教室が行われています。
ハタヨガ、ヴィンヤーサヨガ、プラナヤマ、メディテーションを組み合わせたヨガは初心者から上級者まで参加可能。
料金は宿泊ゲストも外部ゲストもお一人様250.000ルピア+21%の税金、サービス料。
参加希望の方は事前の予約を忘れずに。
敷地の奥は表の通りの音も聞こえず、とても静か。 |
パブリックプールとスパに面したバンブーレストラン。 台湾人オーナーだからか、 至る所に竹のモチーフが使われていて、 同じアジアでもバリというより、 どことなく中華圏や和風テイストな雰囲気がします。 |
オーガニック食材や、体にとっても良いヘルシーフードを扱うバンブーレストラン。 パイナップル、バナナ、蜂蜜、レモンをミックスした"スキンケア"、 パッションフルーツ、パイナップル、マンゴー、ミントをミックスした"リフター"などデトックス効果のあるヘルシードリンクも人気。 |
梨とパパイヤ、アーモンドの入ったオーガニックキノアサラダ。
カレー風味のドレッシングがピリッと味を引き締めています。
クスクスの上にポーチドチキンが乗ったお皿には、トマトとフェンネルの冷製スープを注いで頂きます。 |
タンパク質と炭水化物を控えめにしたポーチドチキンの完成~。美味しそ~。
なんとアマラのメニューには食材だけじゃなく、脂肪が何グラム、
コレステロールが何グラム、ビタミン何%、そしてカロリーまで表示されてるんです!
健康マニアのオーナーの意向らしいんですが、すごい徹底ぶり!
ここで食事していたら、滞在中にすんごい元気になれちゃいそうです!
フレッシュマンゴーを添えたバニラチーズケーキ。しっとりとした食感がたまりません!
わずか14棟のヴィラホテルながらもレストラン脇には20mX5mのパブリックプールもあります。
ヴィラ内にこういった共有スペースがあると窮屈間もなく、なんだかホッとしますね。
そのプールサイドにあるラウンジ。
ベッドでゴロンとなったり、読書したり、 持ち込んだラップトップを使ってインターネットしたりと、 多目的に使える便利なラウンジです。 |
宿泊ゲストなら誰でも使える日本語対応のパソコンや、雑誌や小説などが置かれた
24時間利用可能なライブラリーもプールサイドにありました。
バンブーレストランの脇にあるザ・スパ・アット・ザ・アマラのレセプション。
隣にはエアコンの効いたリフレクソロジー・スペース。 室内なので、夜間でも「虫が飛んできたぁ~!!」など心配なく、 ホテルに戻って来てからゆっく~りマッサージを受けれそうです。 |
スパのトリートメントルームはシングルが2室、カップル用が2室の計4室あります。
パープルカラーのソファがシックなフットバス・スペース。 フラワーアレンジメントも鮮やかで綺麗です。 |
> それではお部屋も見せてもらいに行ってみましょう~。
まずこちらはわずか2室のみのスパ・スタジオ。 25㎡とちょっと小さめの部屋は、元々スパのトリートメントルームを デイユース向けに改装して新たに出来たお部屋です。 |
ベッドの足元に洗面スペースやテレビ、クローゼット、ミニバーなどが集まってます。 |
シャワーとトイレのみ屋外にあります。 |
他の部屋も見せてもらおうとホテル内をズンズン行くと、 色んな場所に不思議なマーク?を発見。 |
何のマークだろう、コレは...?
それぞれのマークが行き先やその場所を文字ではなく、
このような象形文字のような絵で表されていて、
これは魚??プールサイドにありました。
これは何だ?栓抜きかな?ってことは近くにバーがある?と思ったら、テントのマーク。
要はこの先にテント=人が住むところ=ヴィラがありますよ、の意味なんです。
人によって解釈が違ってくると思うので、マークを探しながらその人の感性も試せそうで、ちょっと面白いかも。(笑)
竹の通路を通って、 見せてもらう次のお部屋はスパ・ヴィラ。 ホテル内で最も多く、全部で6棟あります。 |
中へ入るとまず真ん中に2.5X3mの小さなプランジプールがあり、そこを囲むように奥にベッドルーム、
手前に半屋外のバスルーム、両サイドにバスタブ、デッキチェアーというレイアウトになってます。
ベッドルームから見るとこんな感じ。プールを挟んで向かい側に洗面台やシャワーブースなどのバスルームがあります。
プールの周りにはダイニングテーブルやデッキチェアーが置かれています。
その反対側に半屋外のバスタブがありました。
スパ・ヴィラの一番の特徴はこのシャワールーム。え?何が違うの?普通じゃん、と思ったそこのアナタ、 実はこのシャワー、ただのシャワールームじゃなく、スチームサウナになってるんです。ホラ、ちゃんと座れるスペースが中に出来てる。 蒸気の出るスチーマーの上にハーバルポーチを置くと、香り付きのスチームも楽しめちゃうという このカテゴリーだけに付いてるユニークな設備です。 |
洗面台の両サイドにはクローゼットがあり、こちらはミニバーやミネラルウォーターが入っていて、 |
もう一方にはバスローブやスリッパが 用意されていました。 |
ハイカテゴリーのお部屋、プールヴィラと3ベッドルームのアマラレジデンスはレセプション前を通り、
パブリックプールやスパと反対側の敷地にあります。
アマラというと、「竹」「緑」と イメージになってきましたね~。 |
中へ入ると半屋外の広いリビングルームがあります。
リビングの隣には並行するようにすぐプール。サイズは6X3mとスパヴィラよりも大きく開放的です。
プールヴィラのリビング内にはパントリーのスペースもあります。
朝食はヴィラ内かレストランで選べ、また24時間対応のバトラーが滞在中のお世話をしてくれます。
困ったことや質問があれば気軽に相談してみましょう~。
ミニバーというより1ドアの大きな冷蔵庫といったサイズのミニバー。 ミニバー内の飲み物やクッキーは無料サービスなのも嬉しい。 |
ミネラルウォーターもドーン!と特大サイズのガロンでサービス。 冷水だけじゃなく、コーヒーやお茶用にお湯もすぐに使えちゃう優れもの。 そういえばスミニャック・エリアのヴィラではこのタイプの水のサービスが主流になってきてるような...? ジンバランやヌサドゥア、ウブド地区でのヴィラではあまり見かけないですもんね。 |
長方形のプールを見渡す場所にあるベッドルームは禅スタイルを取り入れ、どことなく和風テイスト。
スパスタジオ、スパヴィラ、プールヴィラはハリウッドツインの対応も可能。ただし数に限りがあるので
、 ご希望の場合はリクエストを忘れずに。
ベッドからの眺めはこんな感じ。 |
バスルームの中のクローゼット内にはバスローブ、スリッパ、セーフティーボックス、 パンダン製のトートバッグなどが用意されてます。 |
2人用のダブルシンクの洗面台、バスタブ、シャワーブースがまとまったバスルーム。 |
バレ同様チェックイン時にはこちらのソープやバスオイルの入った
重厚感あるボックスがバスルームに用意されています。
この中から好きな香りを選んで、お部屋にセットしてもらいます。アマラではオリジナルのハーバルポーチがあり
、 スパイスシトラスとジンジャーグリーンティーの2種類を用意。バスタブにポチャンと落とし、
優雅な香りに包まれたバスタイムを楽しむことが出来ちゃいます。
バリデリやプラナスパのあるクンティ通りやラヤ・スミニャック通りまでも徒歩圏と、移動にも便利な場所にありながら、
喧噪感ある街中とホテルの中に流れる空気のギャップに驚かされるザ・アマラ。
12歳未満のお子様の宿泊は不可と、カップルや大人のゲストに絞ったコンセプトと、ホテル全体がウェルネス・スパ・リトリートと呼ばれるように、
ローフードやオーガニックをメインとした健康にこだわったレストランや、台湾人のセラピストが監修する中国医学を融合させたスパなど、
ホテルを形成するパーツがそれぞれ独立したコンセプトを持ち、ヴィラが競合するスミニャックエリアでは一線を画しています。
またわずか14棟のヴィラでありながら、専用のヨガスタジオを持っていたり、プールやライブラリーなどパブリックエリアが充実しているので、
スモールヴィラにありがちな窮屈感もありません。またレストランやスパのメニューも日本語で書かれてあったり、日本人スタッフも常駐していたり、
24時間対応可能なバトラーがいたりとスモールヴィラならではのきめ細かいケアも万全。
また竹や中国、日本風のテイストを取り入れたデザインやレイアウトも、日本人にはどことなくホッとさせる空間を作り出し、
気づけば心身共にリラックス、新たなパワーをリチャージしてもらえる、そんなお得感も味わえるプチ・ホリスティック・ヴィラリゾートです。