ヌサドゥアのビーチエリアに巨大な広さを誇るグランド・ハイアット・バリ。
その敷地面積は22ヘクタールと、東京ドーム約5つ分の大きさ(!)
そして総客室数648室と、バリ一多くの部屋を有する超大型リゾートです。
客室は東西南北に分かれた4つの「村」と呼ばれるブロックに分けられ、
全13カテゴリーのお部屋が広~い敷地内に配置されています。
5つのレストランに3つのバー、5つのスイミングプール。そして国際会議や豪華パーティーも行われる
全25室もある大中小のミーティングルームとボールルームなど、
バリ一大きなホテルということでその施設も半端ありません。
それでは早速ホテルの中を拝見しに行ってみましょう~。
ホテルに到着し、車から降りセキュリティーチェックを受けると、まず飛び込んでくるのがこの景色。
少し高台に建っているロビーからは海を臨むことが出来ます。
ロビー棟を下から見たところ。超大型ホテルなのに無機質な感じはなく、
自然溢れるロケーションが南国気分を盛り上げてくれます。
広い敷地なのに、よく手入れされたガーデンの美しさもホテルの自慢の一つ。
きっとガーデナーの方が毎日頑張って手入れしてくれているんでしょうね。
ロビーのある回廊の左端にあるのがゲストリレーションのデスク。
グランド・ハイアットには日本人のGROが2人、そして日本語が堪能なインドネシア人の
スタッフも2名いて、とても心強い。困った時はどうぞ日本語でお問い合わせ下さい。
そのゲストリレーションのデスクの左奥にあるのがレセプション。
周りを池で囲まれ、大型のホテルにありがちなワサワサした感じもなく、
バリ一大きなホテルとは思えないほど優雅な雰囲気も醸し出しています。
レセプションやロビーもホテル棟にありながら、池に囲まれているので、
独立した印象を受けます。
レセプションと反対側、ロビーの回廊を右に進んだ行き止まりにあるのがペソナ・ラウンジ。
大きな天然木のオブジェがお出迎え。
ロビーの隣に位置し、敷地内の高台から綺麗なガーデンとプールや海も臨め、大変気持ちのいいラウンジ。
風通しもいいので、アフタヌーンティーやお迎えが来る前のちょっとした休憩なんて時にも
活用出来そう。ライブ演奏があるカクテルタイムも雰囲気があってお薦めですよ。
それではレストランへご案内しましょう~。
まずロビーに一番近い場所にあるガーデンカフェ。朝食からランチ、ディナーまでと
深夜1:00までオープンしている万能型のレストラン。
ウェスタン&インターナショナル料理をご提供。朝食はビュッフェ形式になります。
広い店内はボックス席やテーブル席など、
どこか日本のファミレスを思い起こさせるようなホッとした雰囲気。
窓に囲まれた明るい店内。好きな場所を選んでのんびり食事したいですね~。
こちらはプールサイドにあるサルサ・ヴェルデ。
屋根の付いた半オープン・エアの席と屋外のテラス席があるイタリアンレストラン、サルサ・ヴェルデ。
ビーチやプールから一番近い場所にあるので、水着で利用するお客さんもいたりとカジュアルな雰囲気。
ランチ時は毎日大賑わいで、バーも併設しているので陽気なヨーロピアンに大人気のレストランです。
釜で焼き上げたピッツァや各種パスタが人気。
サルサ・バーは階段を上がった屋上部分の眺めのいい場所にあります。
リゾート内には他にも和食の南風(なんぷう)や、インドネシアのナイトマーケット(夜の市場)を模したパサール・センゴール、
伝統的なバリ料理を提供するウォーターコートなど、バラエティーに富んだ5つのレストランがあり、
長い滞在でも飽きることなく過ごせそう。
南風には本格的な鉄板焼きカウンターもあり、お寿司、刺身、炭焼きグリル、麺類と日本食が恋しくなった時には
大変重宝しそうなレストラン。シェフが毎日市場から買い付ける新鮮なシーフードを使った料理も是非滞在中に試してみたい。
パサール・センゴールは日替わりのバリ舞踊ショーも行われるエンターテインメント式のレストラン。
南部ビーチエリアでショーを観ながらディナーが食べれる場所は少ないので、これまた貴重です。
それではお部屋へとご案内しましょう~。
客室棟の外観。
まず紹介するのがホテルでもっとも多いタイプのお部屋、グランドルームです。
430室と、ホテルの部屋の約3分の2がこのタイプのお部屋です。
一番下のカテゴリーでも48㎡以上と広々とした広さ。ここ数年にリノベーションも済んだばかりなので、
まだ新しいホテルのお部屋のように綺麗です。
バルコニーの横に少し斜めに突き出したスペースには、ゴロンと寝転がれる
デイベットもあります。こういうスペースが室内にあるのは嬉しいですよね。
TVやミニバーなど基本的なアメニティーはすべて揃っているので、不便なことは一切ナシ。
バスルームはベッドルームとの仕切りが木製のブラインドになっていて、 好みによって開閉が可能。 若いカップルは開けてドキドキ感を楽しみ、 倦怠期に入ったカップルはしっかり窓を閉めておきましょう。(笑) |
バスタブとシャワーは分かれているので、日本人にとっては使いやすいタイプですね。 |
洗面スペースも結して広いとは言えませんが、 水周りが上手くまとまっているので、使い勝手が良さそうです。 |
セーフティーBOXはこちら。 クローゼットやラゲッジ・スペースも スタンダードのカテゴリーでもばっちり備わっています。 |
それでは上のカテゴリーのお部屋へご案内~。
こちらはグランド・クラブ・デラックス・ガーデンのお部屋。
"クラブ"の名前がお部屋のカテゴリーに付いているお部屋は、専用のクラブ・ラウンジが利用出来るタイプのお部屋です。
また"デラックス"の名前が付くように、グランドルームよりも更に広くなり、
テラス/バルコニー側にソファのある小さなリビングスペースがあります。
テラスへの扉には虫除けの"網戸"が付いていたのが珍しく、そして有効的!と思いました。
クラブ・カテゴリーのお部屋にはDVDも標準設備。
他のカテゴリーよりも充実したサービスを受けれます。
(クラブ・カテゴリー以外のお部屋のDVDプレーヤーの利用は有料にてレンタル可能です。)
バスルームはベッドルームに並行するように 縦長のスペースになっていて、奥にバスタブがあります。 デラックスの部屋は2人でも同時に使える ダブルシンクになってますね。 |
バスアメニティーはボックス仕様。 白を基調にシンプルにまとまっています。 |
洗面台の向かい側がクローゼット。 |
それではクラブ・カテゴリーのお客様専用のクラブ・ラウンジへご案内しましょう~。
「東の村」に位置するクラブ・ラウンジは周りに大きな池が張り巡らされ、まるで池に浮かんでいるよう。
クラブラウンジ「グランド・クラブ」のエントランス。
クラブカテゴリーのお客様はこちらでチェックイン、チェックアウトの手続きとなります。
(営業時間外の場合はロビーになります。)
クラブラウンジの営業時間は7:00~23:00まで。 クラブカテゴリーのお客様は朝食もこちら。 17:00~19:00はカナッペ、スイーツ、アルコールのサービス、 営業時間中はスナックとノンアルコールのドリンクサービスも受けれるという、大変お得なラウンジ。 |
常に用意されているスナックはこちら。ホテルの滞在中上手く利用しよう。 |
ラウンジの奥へ進むと、池に囲まれたスペースとはちょっと違う雰囲気の場所を発見。
オフホワイトに包まれたこのスペースは何...?と奥へ進むと。。
奥はライブラリーにもなっていて、ゆっくりお茶をしながら読書も出来るスペースになっていました。
日常の喧騒を忘れ、のんびり過ごしたいですね。
周りの池には鯉やアヒルも泳いでいたりと、 なんだかのどかでホッとする雰囲気。 庭園もどことなく和風スタイルで、和みますね~。 |
クラブラウンジのサービスはここだけに留まらず、外にもクラブカテゴリー向けのサービスがありました。
「クラブ専用」と書かれたこちらの門をくぐると...。 |
クラブカテゴリー専用のプールがありました。でもちょっと小さめ...?
ザブザブ泳ぎたい人はメインプールへ行きましょう~。
こちらは上品なエリアなんですよ~ってことで。(笑)
4階建てのホテル棟が4つのブロックに分かれていて、
敷地内にはこんなバリらしさ溢れる彫像もあちこちに。 |
それではグランド・ハイアットが皆様にお薦めするクリヤ・スパをご案内~。
クリヤ・スパは敷地内の一番メインゲートに近い場所にあるので、外部のお客様の利用や アクセスも簡単。こちらの回廊を通ってレセプションへ向かいます。 |
水の宮殿をイメージした広い敷地内にはトリートメント用の独立したヴィラが、なんと24棟もあります!
どこかのブティック系ヴィラ並みの規模です!
クリヤ・スパのプロダクトはすべて自社製のオリジナル・プロダクト。
パッケージもおしゃれで可愛らしいので、お土産にも最適。
休憩用のラウンジ。
スパの名前にもなっている「クリヤ」はサンスクリット語で、儀式(リチュアル)の意味。
各トリートメントは、「調和」「浄化」「エネルギー」「至福」をコンセプトにした
ヒーリング効果の高い特別なメニューをインド人のドクターが考案したもの。
それではトリートメントルームを見せてもらいましょう~。
今回見せて頂いたのはシロダーラ用のスパ・ヴィラ。シロダーラ専用のヴィラは4棟あるので、
人気のメニューも待たずに受けれるのが嬉しいですね。
生成とアイボリー・カラーのインテリアが素敵です。 |
ヴィラのガーデンには大きなバスタブとマッサージベッド、そしてプランジ・プールも
備わっていて、すごい贅沢な作りです。滞在中一度は試したいところ。
ではでは、更に敷地の奥へとご案内~。本当広いから見て周るのも大変だぁ~。
まずはスパの隣にあるテニスコート。暑い日中は避けてナイターの利用も可能です。
リゾート内にはスカッシュコートや宿泊者向けのフィットネスジム「ベイ・クラブ」もあります。
(テニス、スカッシュは有料です。料金はホテルにてお問い合わせ下さい。)
遊歩道を歩いていくと、お、海が見えてきた! 南国の陽射しと潮風が気持ちいぃ~。 |
ビーチ沿いの芝生の上にはこんな大きなチェスもありました。
グランド・ハイアットにプールは全部で5ヶ所。こちらはラグーンプールと呼ばれ、
ビーチに一番近く、ホテル内で一番大きなプール。
広いプールの周りにはたくさんのデッキチェアーも並んでいるので、焦って席を取りに行かなきゃ!
なんて心配も必要なし。ただし使い終わったタオルはちゃんとレンタルしたカウンターへ返しましょうね。
よく写真を見てみると、プールの中央でシンクロをやっている2人がいました!
足が見事に水面から出てます!すごいっ!(笑)
木が茂って作った葉っぱの屋根の下にテーブルが並び、プールバーも併設しているので、
遊び疲れた時はここでちょっとひと休み。
こちらは岩やジャングルを模したワイルドで遊び心たっぷりなリバープール。
洞窟や入り江などもあって、親子で遊べそうなプール。子供以上に大人が楽しんじゃったりして。
リバープールの奥には全長65mあるスライダーも。専任のスタッフが安全管理して
スタートの声掛けをしてくれるので、衝突の心配もありません。
プールだけじゃなく、ビーチにもたくさんのチェアーが並んでいます。
グランド・ハイアットのビーチの長さは650m!バリ・コレクションのある岬を挟んで南側に位置するので、
ヌサドゥアのビーチエリアでも水の透明度の良さはピカイチ。
リーフ内のビーチは波もなく穏やかなので、親子連れでも大丈夫。
沖には雨季になると良い波が立つサーフスポットがあるので、サーファーにも人気。
天気がいいと沖にぺニダ島の姿も見えます。
ヌサドゥアではモーター系のマリンスポーツは禁止されていますが、カタマランやカヌー等の
無動力系のマリンスポーツは勿論OK。マリンスポーツ・カウンターも朝8:00~夕方17:00まで
オープンしているので、是非チャレンジしてみよう。
バリでNo.1の大きさを誇り、ヌサドゥアのランドマーク的存在のグランド・ハイアット。
大型ホテルにありがちな無機質で機械的な印象もなく、バリ人の持つホスピタリティーで、
各国のお客様をもてなしているスタッフの中には1991年のオープン以来20年も働いている
ベテランスタッフもいたり、クラブラウンジなど上級者向けのきめ細かいサービスを提供したりと、
さすが世界のホテルチェーン、ハイアット!と頷いてしまいます。
またヌサドゥア地区で唯一のショッピング・モール、バリ・コレクションには日本でもお馴染みのそごうや
スターバックスコーヒー等も入っていて、ホテルから出てすぐ目の前、歩いてショッピングへ行ける立地というのも、
ホテルの外にはあまり目ぼしい見所のないヌサドゥア地区では、利便性の良さもポイントが高い。
自然豊かなガーデンや、青い海を正面に臨む絶好のロケーションはビーチリゾートに必要な要素を兼ね備えていて、
ホテルで全部済んじゃった!という施設の充実ぶりは、初めてのバリ旅行の方や親子連れまで、
幅広い層のお客様にお薦め致します。