Jl.Pantai Kuta(パンタイ・クタ通り)をビーチ沿いに北上して、
突き当たりを曲がってすぐのJl.Melasti(ムラスティ通り)に
位置するレギャンビーチ・ホテル。
オープンは1974年と、なんとバリ王と同じ年に誕生した歴史あるホテルです。
37年前にオープンしたホテルというと「古いんじゃな~い?」と思う人もいるかと思いますが、
今回大規模なリノベーションを終えたとのことで、早速拝見に行って来ました。
Jl.Melastiのこの看板が目印。ビビッドな黄色のカラーが目立ちます。 |
ホテル入口からロビーへと続く道。両サイドの緑が水に映えて涼しげな印象です。
すっきりとしたロビー。日本人ゲストリレーションも常駐しているので言葉の心配も必要なしです。
ロビー周りの池も清涼感たっぷり。 |
名前の通りレギャンビーチをすぐ目の前に臨む絶好のロケーションに位置し、
ホテルの施設がしっかり揃っているにも関わらず、比較的リーズナブルな
値段設定で、常に満員御礼状態の人気ホテル。
クタやレギャンへのショッピングにも徒歩圏内、そして目の前が豪快な波が
押し寄せるバリ一賑やかなレギャンビーチとあって、なかなかこのエリアには
同規模、同クラスのホテルが少ないので、常に混んでいるというのも
なるほど~と納得です。
オーストラリアやヨーロッパからの長期ステイのお客様が多く、
また日本人のお客様にもサーファーの方や、ショッピングにも便利!と
若い女性のお客様からの人気が高いホテルです。
全218室の部屋は7つのカテゴリーに分かれていて、ご利用される方の年齢や
用途に合わせて選ぶことが出来ます。
それでは早速お部屋を拝見しに行ってみましょう。
ホテルの入口から入ってすぐのところにあるビルディング棟。
濃厚な緑の植物に包まれて、バリ様式の建物ということが分からないくらいです。(笑)
ちなみに4F建て。
ここにスーペリア・ルーム、ハンディキャップ・ルーム、スーペリアとデラックスのファミリールーム、
ホテルの部屋の約半分、全100室のお部屋が入っています。
ホテル入口とロビーの間に位置して、目の前には駐車場があるので、こちらからビーチを
望むことは出来ませんが、歩いてコンビニやレストラン、ショッピングへ行くには大変便利です。
ただ目の前を通る車の往来にはご注意を。
こちらは一番下のカテゴリー、スーペリアルーム。お部屋はコンパクト過ぎるくらいコンパクトですが、
室内にソファも置いてあったりと快適性は優れています。
そしてなんと言っても下のカテゴリーでも天蓋が付いているというのが嬉しいところ。
(ハンディキャップ・ルーム、ファミリールームには天蓋はありません。)
ベッドのリネンはレギャンビーチのテーマカラーである黄色と、ケチャの衣装にも
使われる白と黒の市松模様。
どこかで見たことあるかも?と思ったら、ウブドにあるマヤ・ウブドと、チャンディダサにある
チャンディ・ビーチコテージと同じ柄だったんですね。
同マネジメントということで、こんなところにも共通点がありました。
1階のお部屋だとテラスがあり、ソファでゆったりと寛ぐことが出来ます。
(お部屋によっては景色のないお部屋になる場合があります。)
ミニバーはこんな感じ。かなり大きいサイズなので、外で買ってきた飲み物も こちらで冷やすことが出来そう。ミニバー上のコーヒー&紅茶は無料です。 |
ベッドの足元には壁に納められたフラットTV、そしてリノベーション後は
全てのカテゴリーに完備されるようになったDVD/CDプレーヤー。
床もタイル張りだったのが大理石状の一枚床になったので高級感がアップ。
鍵も磁気式のカードタイプになっていました。
バスルームはトイレ、バスタブが一体型となったユニット式。 ちょっと狭いかな。。? |
それではコテージタイプのお部屋の拝見に行ってみましょう。
コテージ棟への入口はこちら。入口の門に部屋番号が書かれているので、迷いやすい人は 確認しましょう~。
ロビーからビーチ側へと広がる広いガーデンの中にコテージとヴィラが点在しています。
ロビー周辺にあるのがデラックス・ガーデンコテージ、ビーチの近くにあるのが
デラックス・ビーチコテージと2つのカテゴリーに分かれ、全部で109棟あります。
コテージは1棟に2部屋、もしくは3部屋で構成されています。
1つの屋根に3部屋で構成されているコテージは室内にコネクティング・ドアが付いているので、
家族やグループで丸ごと貸し切ることも可能です。
デラックス・ガーデンコテージの室内。ツインベッドでも天蓋付きなので、
同性同士のお客様も嬉しいですね。
コテージもユニット式のバスルームです。 |
コロンとした可愛らしい洗面台。 |
クローゼットの中にはセーフティーボックスやスリッパ、傘、ビーチサンダルが用意されています。 |
広い敷地内には自然の生き物たちもたくさん。 こちらの池では一日に2回、魚への餌やりをしているので見学することも可能です。 |
こちらの木の上にたくさんお皿が置いてあるスペースは何?と思ったら、 ここはリスの餌付けスペースとのこと。リスは餌の時間を覚えてるらしく、 その時間になるとたくさんのリスが既に待っているとのこと。 想像してみると、なんかおかしいですね。(笑) |
それでは一番上のカテゴリー、デラックス・プールヴィラのお部屋拝見に行ってみましょう~。
全部で9棟あるプールヴィラはコテージと違い、すべて独立した壁と扉によって隔離されたプライベートな空間。 誰にも邪魔されず2人だけの時間を楽しみたい。。という方にはこちらがおすすめ。 |
伝統的なアランアランの屋根に包まれたデラックス・プールヴィラの外観。
1棟ずつ独立した形になっています。
ヴィラのテラスにはテーマカラーの 黄色のクッション付きのソファ。 |
各部屋に備わったプールは7m×2.5m、水深1.4m。ヴィラは壁で囲まれているので、
誰の目も気にせず裸でドボン!なんてのも、もちろんOK!屋外のシャワーもある。
コテージよりもさらに広くなったベッドルーム。外からの光も差し込んで、明るい印象を受ける。
デラックス・プールヴィラにお泊りのお客様だけへのギフト、 ビーチで大活躍しそうなホテルのロゴ入りサロン。 |
これまたデラックス・プールヴィラ限定のアメニティー、"浴衣"。
他のカテゴリーのお部屋に用意はないですが、あしからず。
バスルームには独立したシャワーブースが。レインシャワーとハンドシャワーの 2つがあり、プールサイドのシャワーも含めるとヴィラ内に全部で4つのシャワーがあることに! 全部使えるかな。。? |
そしてこちらも新しくなったジャグジーとシャワー付きの大きなバスタブ。
バスルームはリノベーション後、以前の2倍の広さになったとのことで、使いやすさも格段にアップ!
そして洗面台もダブル・シンクと、お2人での同時利用も可と、 ハイカテゴリーならではの優越感。 |
30年以上経過した老舗ホテルとあって、敷地内に育った椰子の木や植物も ぐんぐん育って見上げるほどの高さに。木々が作る木陰が気持ちいい。 |
敷地内にプールは2箇所。こちらがメインプール。広いです!
メインプールとビーチの間には以前芝生の広場にデッキチェアーがあちこちに 置かれていたのが、アスファルトにより舗装され、きっちりと区画整理された スペースにデッキチェアー用のスペースとオーシャン・テラス・レストランが新設。 地面のボコボコ感が解消され、ホテル内の散策もより快適になった。 |
少し高台になった場所に日焼け用のデッキチェアー・スペースも新設。 実際はすごい数のチェアーが並んでいて、ねじのはずれた欧米人たちがゴロゴロと日光浴を楽しんでいました。(笑) |
ビーチはすぐ目の前!やっぱりリゾート、プールもビーチも両方楽しみたいっ!!
という人には絶好のロケーション~。
こちらがもう一つのプール。各プールには水深が浅くなったキッズプールとジャグジーも。
大人も子供も楽しめるリゾートです。
こちらのプールにはプールバーも設置。
写真を撮ろうとカメラを向けたら、ニコッとこのポーズ。
ナイス・スマイル!Terima kasih!
プールサイドにはダイビング・センターも。こちらもセクシーなお姉さんがニコっと。
予約しちゃおうかな。。って気分になっちゃう?
ビーチのすぐ前にはサーフショップも併設。毎週2回ビギナー向けのサーフィン・レッスンも
無料で開催。干満の時間によってスケジュールも変わるので、ホテルでチェック!
その他にもバリニーズ・ダンスやフルーツ・カービング、木彫りの教室、エッグ・ペインティングなど
日替わりアクティビティーも開催中。
また毎月第一金曜日には宿泊のお客様を募って「ビーチクリーン」も実施。
ビーチフロントのホテルとあって、周囲の環境への配慮と尊敬の気持ちも忘れていません。
クタのホテルはホテルとビーチの間に通りを挟んでいますが、ちょうどこのレギャンビーチ・ホテルから
北は車両通行禁止の遊歩道になっているので、ビーチへのアクセスもより安全で便利に。
またこの遊歩道を挟むことで、バリ島一強烈な"物売りおばちゃん"たちの強力な物売り攻撃を
防ぐことも出来ます。(笑)
ホテル内にレストランは3箇所。こちらは朝食会場にもなるバレ・バンジャール・レストラン。
昔ながらの伝統的なバリ風のレストランです。
こちらはビーチを正面に臨むGino's Pasta&Pizza Corner。お昼の営業では名前の通り パスタやピザなどイタリアンをメインとしたカジュアル・レストラン。
そして同じレストランですが、夜になると名前がLais Restaurantになり、インドネシアンを メインとしたレストランへ様変わりします。
同じレストランなのに昼と夜で別の名前、また提供してる料理の種類も違うというのもユニークですね。
もう一つのレストランがオーシャンテラス・レストラン。 ドイツ人のシェフが就任し、上質なシーフードやインターナショナルを お召し上がり頂けます。真っ赤なパラソルが眩しい。 |
また毎週土曜日の夜にはレゴンダンスやラーマヤナ物語をテーマにしたビュッフェ・ディナーも開催。
(スケジュールは予告なく変更になる場合があるので、ホテルにてご確認下さい。)
ビーチに一番近い場所にあるOle Ocean View Patioではサンセット・ハイティーと称した
アフタヌーンティーをご提供。クタのビーチに沈むドラマティックな太陽を眺めながら
ハイティーやカクテルで、旅の想い出を語らうのもいいかも。
ビーチ沿いのホテルなのに木々や南国の花々が健康的に育ち、まるで大きな庭園の中にあるホテルみたい。 |
オープン後30年という月日が経過しながらも、ただの老舗ホテルという枠に留まることなく、
お客様のニーズに応えながら定期的なリノベーションを行うなどし、常に快適で居心地の良い ホテル空間を作り提供してきたレギャンビーチ・ホテル。
明るく開放的なガーデンやプールを囲むようにレストランやコテージが点在しているので、
肩肘を張ることなく、のんびりとリラックスしたリゾートライフが体験できます。
またバリのランドマークでもあるクタ&レギャンビーチに位置し、ショッピングにも便利な立地と、
デラックスなのにカジュアルという相対的なものが上手く噛み合っている大変お得感のあるホテルです。