2009年9月にオープンしたザ・ロイヤル・サントリアンはタンジュンブノアのビーチフロントに位置する ヴィラ・リゾート。
ブノア地区に数あるホテルの中でもお部屋がヴィラのみで構成されているのは、今現在ここだけで、
大型ホテル内にビルディング・タイプとヴィラ・タイプのお部屋が混在している場合は、
高層階の部屋からヴィラの部屋が覗かれちゃうんじゃないか?という心配もありますが、
ここはまったく心配ご無用です。
約2.5ヘクタールの敷地内に整然と並ぶ全20棟のヴィラはすべてプライベート・プール付き。
各部屋とも300㎡の広さを誇り、快適な滞在が約束されます。
サントリアンという名前はあまり日本では馴染みないかもしれませんが、サヌールにグリヤ・サントリアン、
プリ・サントリアンという2つのホテルを1970年代にオープンさせた、いわば地元バリの元祖ホテル・チェーン。
長年のホテルでの経験とノウハウを携え、2000年代にオープンした第3のホテル、ロイヤル・サントリアンは
同グループ内でも"ラグジュアリー"ブランドに位置し、限定されたヴィラの中で贅沢なサービスと
優雅な時間を提供してくれます。
Jl.Pratama(プラタマ通り)のこのサインが目印。
石灰岩を積み上げた美しいエントランス。
ロビーに到着~。重厚感がありますが、気品と老舗ブランドならではの余裕が感じられます。
レセプション棟からの眺め。ビーチへと続くまっすぐな道の先にはメインプールとブノアの紺碧の海が広がっています。
プール側から見たレセプション棟。ジョグロ風の建物ですが、現代風にアレンジされています。
ロイヤル・サントリアンが他のサントリアンと違うところは、12才以下のお子様の宿泊が不可という
チャイルド・ポリシーを持っているところ。
子供たちのキャッキャッという笑い声とは無縁のまさに大人のリゾート。
思う存分、お2人だけの時間をお楽しみ下さい。
それでは早速ヴィラへとご案内~。
今回見せてもらったのはデラックス・プール・ヴィラ。全部で17棟あります。
ちなみにビーチフロントの限定3棟はロイヤル・プール・ヴィラと一つ上のカテゴリーになりますが、
お部屋の広さは同じです。デラックスとロイヤルの違いはジャグジーが付くことと、
ビューの違いです。
プライバシーに守られたヴィラのエントランス。 「DON'T DISTURB 」の際には 入口部分にチェーンを張りましょう。 |
各部屋とも8×4mの泳げるプールが付いています。 |
半屋外のガゼボには大人2人でもゆうに寝転がれるサイズのデイベッドとダイニング・テーブルが。 毎日サーブされるアフタヌーンティーはヴィラでもレストランでも選択可能。 (アフタヌーンティー毎日15:00~17:00) |
キングサイズのベッドはハネムーナーにもお薦め。
ベージュとブラウンのファブリックが柔らかな印象を与えます。
ベッドのリネンはシルク地の肌ざわりの良いものを使用。 まさにロイヤル仕様。 |
各部屋にはDVD、CDも完備。 もちろんインターネットも無料Wi-Fiです。 |
これまた重厚感あるミニバー内の ドリンクはなんとビールも無料! 毎日補充されるのもポイント高し!です。 フルーツもお好みのものを用意してくれるとのことなので、 是非リクエストを! |
広いクローゼットの中はセーフティー・ボックスやバスローブなど一式揃ってます。 |
明るい陽射しの差し込むバスルーム。 屋内と屋外に2箇所シャワールームもあります。 |
専用のボックスに入ったオリジナルのアメニティー。 大人の雰囲気です。 |
洗面台はダブル・シンクなので、 外出前の忙しい時などもお2人同時にご利用頂けます。 |
コンプリメンタリーの ミネラルウォーターも黒いカバーでシックな雰囲気。 |
それではパブリック・エリアへ行ってみましょう。
海へと延びる直線的なインフィニティー・プール。35×10mの中央にはぶくぶく溢れるジャグジーも設置。
目の前のビーチではマリンスポーツも盛ん。
青空に深紅のパラソルが映えてとても綺麗です。
プールの隣にあるレストラン、「オールスパイス」。朝食はビュッフェではなく、一人ずつ丁寧にサービスされます。 ロイヤル・ブレックファストとジャパニーズ・ブレックファストのセットメニューが人気だとか。 食事のメインはインドネシアンかと思いきや、ウェスタン&ジャパニーズとのことで、 何気に日本食のメニューが多いのにも驚き。 豪華なビーチフロントのレストランでジャパニーズ・フュージョン。こんなところに穴場を発見! おしゃれして出かけたいですね。 |
ダイニングテーブルの上のテーブルウェアも上品です。 まさにロイヤル。 |
ワイン通には堪らない大型のワインセラーも完備。 今日はどのワインにしようかな~? |
夜は大人気になるマティーニ・バー。 お昼はカフェとしても利用出来そう。 |
ウェスタン&ジャパニーズをテーマにしているので、鉄板焼きとお寿司のコーナーも。 元リッツ・カールトン(現アヤナ・リゾート)の日本食レストラン「本膳」やジャカルタの料亭で 13年間も日本食のシェフとして活躍しているブディヨノ氏の腕をお試しあれ! |
レストランの隣にはセレクト・ショップも。 日焼け止めやサングラス、ジュエリーも販売しています。 |
限定2室のみのスパ・ザ・ロイヤル。 要予約です! |
バリ島内でエンジンを使ったマリンスポーツが可能な唯一のエリア、タンジュン・ブノア。
目の前ではマリンジェットやバナナボート、パラセイリングなど見ているだけでも
飽きない光景が広がっています。
是非南の島ならではのマリンスポーツにもトライしてみましょう~。
ホテルの前はプライベート・ビーチが広がる。
特別な旅のディナーにはこんな豪華なテントで
ロマンティック・ディナーはいかがでしょう?
目の前は海。そしてロマンティックな空間でのお2人だけの時間。
まさに非日常の世界が待っています。
ビーチの遊歩道沿いには大きなデイベッドが。 椰子の木陰で読書をしたり、日がなのんびり過ごしたい。 |
バリらしさを得意とするサントリアンの中で、ラグジュアリーを追求して完成したロイヤル・サントリアン。
現代風にアレンジされたバリニーズ・トラディショナルなヴィラは、コテコテ感を排除し、
洗練された大人のリゾートへと昇華されていました。
ビーチリゾートでなかなかここまで上品で優雅なホテルは少なく、また日本食をモチーフにしたメニューが多いのも
私たち日本人には嬉しいですね。
タンジュン・ブノアの開放的な空気と強い南国の陽射しに、ゆとりを持ったスペースを各所に配置し、
気取り過ぎないビーチリゾートとして、今後もっと人気が出ていきそうな予感です。