2002年にクタの中心地にオープンし、今年の8月で10年目を迎えるヴィラ・デ・ダウン。
オープン当時はわずか2棟の2ベッドルーム・ヴィラしかなかったそうですが、
現在は1~3ベッドルームまで揃う全12棟のヴィラになっていました。
Jl.Legian(レギャン通り)というバリ一賑やかな目抜き通り、バリ爆弾テロのモニュメントからも
わずかな距離にあるヴィラ・デ・ダウン。
Jl.Legianから約50mの路地を奥に入ったところに位置するこのヴィラは、とても便利な立地にも
関わらず、とても静かで、平穏な空気が流れていました。
こちらがレセプションです。 |
到着時はここがクタのど真ん中ということを忘れるくらい静かで、ウブドのヴィラへ来たかのような印象を受けました。
それはきっとバリ人の持つホスピタリティーのよさを各スタッフが持っていて、嫌らしくないサービスや
快く挨拶が出来るところから、好印象を持ちました。
(ホテル到着早々、横柄な態度を取られたり、怠けた態度をしているホテルスタッフも
よく目にしますので、それとは好対照でした。)
個人的な印象ですがカユマニスやコマネカのスタッフのような印象を受けました。
ロビーのすぐ右隣に位置するスパ 「DALA SPA」のロビー。 オープン後数々の賞を受賞しているとのことで トロフィーや賞状もたくさん飾ってありました。 |
その横に位置するレストラン。レストランはここ1箇所です。
インドネシア語で「葉」を意味するダウン。 草木に包まれたホテル敷地内はメインテナンスも行き届いており、 植物も健康的に育っていました。 オープンして約10年が経とうとしているホテルですが、 リノベーションも定期的に行っているとのことで、 管理が行き届いており、古く鬱蒼とした印象はまったくありませんでした。 |
レストランのインテリア。 |
レストランの横(中?)には小さいライブラリーがあり、 ここにあるDVDは貸し出し無料とのことでした。(全室DVDプレーヤー付き。) また一台だけインターネット可能なPCも設置されています。 またヴィラ内でもWi-fiの利用も可能です。(共に無料。) |
よく手入れの行き届いたホテルの敷地内。 |
今回見せて頂いたのは1ベッドルーム・デラックス・プールヴィラです。
カテゴリー的にいうと、下から2番目ですが、1ベッドルーム・プールヴィラとの大きな違いは、
部屋にキッチンとリビングが付いているところです。
ゆったりと大きくレイアウトされているので、手狭感もなく、ゆったりとヴィラでお過ごし頂けます。
ダイニング・テーブルもあるキッチン。 部屋に備え付けのミニバーも無料です。 ミニバーというより冷蔵庫?? 毎日補充されるのもポイントが高いです。 |
キッチンの隣には室内リビングがあります。 ここでライブラリーから借りてきたDVD鑑賞はいかがでしょう? 半屋外、蚊や虫が気になるというお客様にも ポイント高いかと思います。 |
大きな天蓋付きのベッド。 |
Villa De Daunのロゴが付いたアメニティー。 |
こちらはボディローションとハンドソープ。 |
庭にはしっかり泳げるサイズのプールと東屋が。 |
東屋の反対には開放的なアウトサイドのバスタブが。 引き戸を開けるとバスルームです。 室内には独立したシャワーブース、トイレ、洗面台があります。 |
テラスのテーブル。 ヴィラでルームサービスを頼むゲストが多いそうです。 |
次に紹介するのは弊社でも取り扱いのあるホテル併設のスパ、DALA SPAです。
ちなみに「ダラ」の意味はサンスクリット語で「葉」の意味。
ヴィラ同様共通するのはやはり「葉」です。
スパのロビー。 |
スパで使われるオイル。 |
ちなみにこちらは日本名で「みどり」 |
テーマカラーはもちろん"緑"です。 ちなみに写真には写っていませんがツインのお部屋です。 (部屋の中央に鏡があったので、片方だけ撮ってしまいました。) |
隣のお部屋は「アイリス」=あやめです。 |
こちらのテーマカラーは"青"でした。 写真右奥に写っていますが、 ロッカー、セーフティーボックスもあるので、 荷物を持ってきて、直接お部屋で着替えることも可能です。 そして奥にバスタブ、手前にシャワーもありました。 |
天井にはゴージャスなシャンデリア。 |
ダラ・スパはどちらかというと「アジアのリゾートスパ」というより、
ゴージャスなヨーロピアン・スタイルのスパといった感じです。
各部屋のインテリアがかなり凝っていて、バリらしさは感じられませんが、
高級感、非日常度などは満足度が高いと思います。
混んでいない時はお部屋を見せてもらってから、好みの部屋を選んでから
トリートメントを受けてみるのもいいかもしれません。
こちらはフット・マッサージを受けるスペース。 テーマカラーは"紫"です。 |
こちらもツイン仕様の部屋ですが、真ん中の引き戸を閉めることで シングルとしても使用できるトリートメントルーム、「カサブランカ」。 テーマカラーは"黄色"です。 |
全12棟とこじんまりとしていながらもスパ、レストラン、ライブラリー等
パブリック・エリアも充実していたヴィラ・デ・ダウン。
印象に残ったのはやはりスタッフの対応の良さや、メインテナンスの
行き届いている敷地内と、ハード面、ソフト面の両極がうまく交わっているところでした。
変に気をてらったことがなく、シンプルに滞在を楽しみたいという方や
ハネムーナー、女性同士のお客様にお薦めしたいホテルです。