バリ島には数えきれないほど沢山のバリヒンドゥー教のお寺があります。
バリ島専門のガイドブックなどでも、ウルワツ寺院やタナロット寺院など、風光明媚で有名なお寺が数多く紹介されていますね。
観光地としても有名な「バトゥカウ(バトゥカル)寺院」は、パワースポットとしても密かに有名ですが、このバトゥカウ寺院から程近い場所にはそれぞれある分野に対して特化した3つのお寺があり、バリヒンドゥー教徒には良く知られているのですが、日本人観光客にはまだあまり知られていません。
ですので、今回は特に健康に特化してお祈りをする寺院「Pura Luhur Tamba Waras タンボワラス寺院」をご紹介したいと思います。
(Tambaはそのまま読むとタンバですが、バリ語では最後のaをオと読むので、タンボと書いています)
タンボワラス寺院へと向かう細道は、観光地の舗装された道路とは趣の違う細い道ですが、きちんと舗装されています。
参拝者の為の参道の近くに、お寺の名前が書かれた石碑があります。
参道の入り口にはバリヒンドゥー教の立派な石像があります。
地べたに座り、一心にお祈りを捧げている人々を撮影するのは失礼なので遠慮させて頂きました。
こちらの写真はお祈りが終わった後の人々の姿です。
お祈りを捧げる際に使われるお供え物は、それぞれ手作りされています。
人々がお祈りを捧げるタンボワラス寺院は、長い歴史を感じさせる厳かな姿です。
タンボワラス寺院の境内から少し外れた場所には、2016年11月から公開された沐浴用の池があります。
寺院でのお祈りを捧げた後で沐浴をする人、沐浴だけを目的に訪れる人など、それぞれです。
タンボワラス寺院は、健康維持の祈願や病気からの回復など、癒しと治療を必要とする人々が訪れる寺院で、健康に対するパワーが強い寺院でもあります。そのため、この寺院でメディテーションをしたり、お祈りをしている最中に、不思議な経験をすることもあるそうです。
因みに、私自身がお祈りをしている時には不思議な体験はありませんでしたが、心が穏やかになりました。
この次にバリ島を訪れた時に、ご興味のある方はお出かけになられてみては如何でしょうか。