皆様こんにちは!
今回は10月26日に弊社の社員がバリ島よりガルーダインドネシア航空利用で日本へ一時帰国をした際の、バリ島出発から日本到着、そして、14日間の隔離期間中についての情報をご紹介します。
ガルーダインドネシア航空は現在、バリ島―日本の直行便を運休としていますので、バリ島よりジャカルタ経由で羽田へ帰国した際の情報です。
現在、ガルーダインドネシア航空を利用して、日本国籍保有者がバリ島から日本へ帰国する際に必要な書類は、医療機関が発行した「COVID-19が陰性であるという健康証明書」で、最長14日間有効の迅速抗体検査(ラピッドテスト)、または、PCR検査、どちらかの陰性結果のある英文健康証明書です。
バリ島出発の前日に迅速抗体検査(ラピッドテスト)を受け、無事に陰性結果のある健康証明書を受け取ることができました。
<バリ島出発当日>
国内線ターミナルの建物への入口で、セキュリティによるチケットの確認があります。
建物に入ると、まずは、COVID-19の陰性証明書のチェックカウンターがあり、ここでCOVID-19の陰性証明書の原本を確認され、確認済みのスタンプを押してもらいました。
カウンターには透明のアクリル板が設置され、スタッフの方マスクやフェイスシールド、ヘアキャップ、手袋使用で対応していました。
この辺りにサーモグラフィーがあり、自動で体温チェックが行われていました。
その後、荷物のX線検査を通過し、チェックインカウンターへ。
チェックインカウンターでは、パスポート、Eチケット、先ほど確認済みのスタンプを押してもらった陰性証明書を出し、チェックインの手続きをしました。各カウンターには、アクリル板が設置されていて、チェックインカウンターのスタッフさんもマスクと手袋着用で対応していました。
出発ゲートは2階にあり、2階へ上る前にセキュリティチェック・荷物検査を通過します。
出発フロアにあるお土産店やカフェ等のお店は7割ほどはオープンしていて、空港利用客も予想よりも多く感じました。
19時発の便でしたが、45分前には搭乗が始まりました。入口のスタッフさんはフェイスシールドとマスク、手袋を着用して対応していました。
搭乗率は3割ほどで、両側3席で3席に1人ずつといったアサインにしているようでした。
機内食は通常通りホットミールが提供されました。
ジャカルタ到着後は、機内でしばらく待機をしたりといった特別な対応はなく、すぐに降機することができました。
乗り継ぎの為、出発ロビーのある2階へ移動する間に、チェックポイントが設置されていました。ここでは、サーモグラフィーによる体温チェックと、健康状態申告書の提出が終わっているかの確認をされます。ガルーダインドネシア航空の利用者は、それぞれがアプリ「e HAC」をダウンロードして提出が必要と案内がありましたが、乗り継ぎの場合も提出が必要か確認したところ、乗り継ぎの場合は提出不要とのことでした。
空港内のエレベーターは、手を使わなくていいように、足で操作ができるような造りになっています。
出発ロビーは、お土産店やコンビニはほぼ閉まっていましたが、飲食店は営業しているところもあり、予想していたよりもたくさんのお店が営業しているなという印象でした。ただ、フロア全体で空港利用客が少なく、照明もかなり落とされていました。
国際線の出国審査場は、到着ロビーから来ると一番奥にあります。
ここでセキュリティチェック、出国審査を行いますが、ここでは特に陰性証明書の確認はありませんでした。
出発フロアのお土産店、免税店、レストラン、カフェ等は、半分以上が営業をしていないようでした。
待合スペースの座席には、ソーシャルディスタンスを保つための印がつけられていました。
いよいよ羽田便へ搭乗します。
乗客はエコノミークラスが20人程でした。座席も隣同士にならないように、1列2席や4席を1人で使うようにになっていました。
出発後に通常と同じ軽食サービスがありました。
朝食も和食か洋食かを選べ、ドリンクサービスも変わらず提供されました。
朝食後、日本到着時のPCR検査や入国後の隔離について、インドネシア語と英語でアナウンスがありました。
「検疫の手順(表裏)」と「入国される方へ検疫所よりお知らせ(表裏)」、「質問票(表裏)」の3種類の書類と税関申告書を受け取り、到着までに記入するように指示がありました。
(検疫の手順 表)
(検疫の手順 裏)
(入国される方へ検疫所からお知らせ 表)
(入国される方へ検疫所からお知らせ 裏)
(質問票 表)
(質問表 裏)
羽田空港へ到着し、そのまま座席で待機するように指示がありました。羽田空港の地上スタッフさんが一人ひとりの座席をまわり書類の簡単な確認をし、20分程で降機可能となりました。
(PCR検査場の前から撮影は不可となっていましたので、文章のみで説明させていただきます)
まず、PCR検査場で唾液採取の簡単な説明と検体番号の書かれたシールの貼ってある小さなボトルを受け取り、一人用の簡易ブースで唾液をボトルに出します。検査場には一人用のブースがたくさん並んでいて、それぞれのブースに唾液採取の説明・方法、そして、唾液を出しやすくするためにレモンや梅干しの写真が貼られていました。
唾液の入れたボトルを提出し、次は書類審査のポイントへ移動しました。ここでは、機内で記入した質問票を担当者が確認しながら、隔離中の連絡先、隔離中の滞在先までの移動方法を口頭で確認していきました。
ここまで降機してから20分程で終了しました。指定の待合スペースへ移動し、PCR検査の結果を待ちました。
待合スペースで40分程待ち、検査結果が出た順にカウンターで検査結果を教えてもらいました。ここで、PCR検査陰性のシールと、「Covid-19 指定地域 滞在歴あり」のカードをもらい入国審査へ移動しました。
入国審査は変わらず、顔認証ゲートで自動化されていて、入国スタンプが必要な人はカウンターへ行って押してもらうスタイルでした。
預け荷物のターンテーブルには空港スタッフさんが待機していて、荷物はすでに各乗客毎に全てカートに乗せて置いてくださっていました。
その後、税関へ。税関チェックには、スタッフさんのいるテーブルのところに厚い透明のビニール製の仕切りがされていました。
<隔離期間中>
隔離期間は、日本到着日の翌日から14日間となります。
隔離中は、公共交通機関の利用ができませんので、羽田空港へは家族に車で迎えにきてもらいました。私は10月26日に入国したので、27日から14日間の隔離ということで11月9日まで実家で隔離期間を過ごしました。
10月30日に実家のある市の保健所からメールで連絡があり、帰国後の健康観察のため、11月9日まで毎日体温と咳等の症状の有無を毎日昼12時までにメールで連絡をするように、とのことでした。隔離期間中は体温や体調の変化もなく、11月10日に無事に隔離期間が終了しました。