バリ島は11月に入ってからも毎日良く晴れて、とっても暑いです。
この暑さ、乾期の時のカラッとした風が吹いている時の暑さと違い、
雨期ならではの湿度を含んだ暑さなので、風が吹いてきても肌の上には暑さが残る感じです。
さて、今回は良く晴れたある日のレギャンビーチで見つけた、
ビーチサイドのワルンをご紹介したいと思います♪
レギャンビーチに建っている大きな割れ門。
まさにバリらしい、大きくて立派な割れ門です。
割れ門を通り抜けると、目の前には真っ青な海。。。
まだ海外からの観光客がいないレギャンビーチはとても静かで、波の音がいつもよりも大きく聞こえてきます。
レギャンビーチをはじめ、バリ島のビーチにはビーチサイドの立地が自慢のレストランなどが沢山あるのですが、バリ人や他島からの観光客、そして在住の外国人達がビーチサイドでのんびり寛ぐ時に利用するのは、地元の人が営む小さなワルンです。
外観は決してオシャレでもなく、簡素な造りで必要最低限のモノしかありませんが、このワルン、結構便利なんですよ。
ガラスがはめ込まれたケースに並べられているのは、カップヌードルやインスタントラーメンとタバコです。
ビーチでダラダラ過ごしている時に、ちょっとお腹が空いたなぁ~と思ったら、カップヌードルやインスタントラーメンを作って貰って食べれるんです。カップヌードルなら3分、インスタントラーメンでも5分あれば出来上がるので、小腹が空いた時には超便利。
ショーケースにこれだけインスタントラーメンが並んでいて、パッケージの色も褪せていないことから、毎日それなりに注文があって売れているんだろうな、と推測できます。
そして、ワルンで欠かせないのが、ローカルならではのお菓子類です。
普通にコンビニなどでも買える袋菓子等ではない、手作りのお菓子や軽食が並べられています。
ワルンのおばちゃんのイチオシが、下の写真に写っている乾燥バナナ。時計回りでちょうど12時のところにある茶色い物体が乾燥バナナです。「すっごく甘くて、美味しいのよ~」
乾燥バナナ以外のモノは、塩味やチリ味を聞かせたピリ辛のモノが多いです。ビールのおつまみにピッタリ!
こちらは手作りのお菓子とおやつ。右側の真ん中にあるのは一番の売れ筋「リソラス」と呼ばれる揚げ物で、1パック2個入りのお値段は5,000ルピア。日本円で50円弱。
左側の上段のゴマ団子とアン団子の詰め合わせは甘くて女性や子供達に人気、その下は肉団子詰め。この肉団子もワルンの人気商品だそうでお値段は1パック3つ入りで12,000ルピア。約100円弱という安さです。
椰子の実のジュースもビーチのワルンでは欠かせない名物。ヤシの木から採ってきたばかりの新鮮な実にはたっぷりと果汁が詰まっています。
木陰に置かれた、洒落っ気の無いプラスティックの椅子に座って
ビールやミネラルウォーターを飲みながら気楽にビーチを眺めてぼーっと出来るローカルのワルン。
大抵のワルンでは、日本語が少し話せるローカルが話しかけてきたりしますから、
海を眺めながら静かに一人の時間を過ごしたい、という場合には絶対的に不向きですが、誰かとたわいない話をしながら、なんとなく暇な時間を過ごしてみる、というリアルな体験は出来るのでローカルの人達とのリアルなコミュニケーションを自己責任でチャレンジしてみたい方にはお勧めです。
ローカルのワルンで大金を使う場面は滅多にないので、必要な現金だけをポケットに入れて手ぶらで行く方が気が楽ですよ!
ビーチに手ぶらで行ける距離に沢山のホテルが有る、と言うのも、バリ島ならではの醍醐味かもしれませんね。