バリ島のチャングーエリアは、欧米人に大人気の地区です。
チャングーはスミニャック地区から車で約20分(渋滞していると1時間以上掛かる場合もありますが・・・)。
チャングーに向かう道路も、チャングーと呼ばれる地区内の道路でも、道幅は車2台がすれ違う事が出来る位の幅しかないのがほとんどなので、行動的な欧米人は自分でオートバイに乗って移動しています。(バリ島で自分で運転してオートバイに乗るのは非常に危ないので、日本人の皆さんには絶対におススメ致しません)
お洒落なレストランやブティック等が集まるチャングーエリアに、数年前にオープンしている「Vincent Nigita Patisserie ヴィンセント ニギタ パティスリー」というパティスリーが今密かに人気を呼んでいる、と言うのを聞き付けましたので行ってみる事にしました。
『パティスリーとは、フランスやベルギーにあるケーキや洋菓子を専門に扱うベーカリーの一種である。 両国においては、パティシエの資格をもつ職人がいるベーカリーのみに、パティスリーの呼称が法的に認められる。 英語のペイストリーとは同語源。(ウィキペディアより)』
チャングーのパンタイブラワ通りから1本脇道にズレた場所にある「Vincent Nigita Patisserie ヴィンセント ニギタ パティスリー」。
写真では大きな建物に見えますが、割とこじんまりとした戸建てのお店なので、うっかりすると見過ごしてしまいそうです。
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欧米人の集まるチャングーエリアにある外国人のお店はやっぱりお洒落。
重いガラスのドアを開くと、店内にセンス良く並べられたチョコレートや、
曇り一つなく磨かれたショーケースの中には、お洒落で魅力的なスイーツが並んでいます。
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マカロン1個で30,000ルピアが安いか高いか、はさておき、(私はマカロンがそれほど好きではないので)
スタッフの可愛らしい女性がおススメするケーキを選んで、2階のカフェスペースへ。
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店内にあるドアを開けると、2階のカフェに繋がる階段が現れます。この階段にもオーナーのこだわりを感じる事が出来ます。
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バリ島のカフェで、こんな雰囲気のある階段は今まで見た事がありません。。。
でも、1階の明るい店内から真っ暗な階段に目が慣れるまでに暫く時間が掛かって苦労しました(苦笑)
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階段を上がり、右側にある重たいドアを押してカフェに入ると・・・
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ここはパリのカフェ、と言われてもうなづけそうな洗練されたお洒落さの店内です。
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カフェは2階なので、冷房の効いた店内から田んぼの景色が眺められる贅沢さ。
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早速先ほど1階の店内で選んだケーキとカフェで注文したお茶が運ばれてきました。
シェフのこだわりを感じる見た目も美しいケーキ。。。
見た目にはとっても甘そうですが、想像していたほど甘さが重く無く、食べやすいお味です。
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多くのヨーロッパ人が日本の和や禅を好む理由がなんとなく分かるような気がする、日本の急須と湯飲みに良く似たデザインのティーポットとティーグラス。
そんな和風の小物が映える、オリジナリティ溢れるカフェの店内の様子もご覧下さい。
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間違いなく特注で作られた天井のアーチと、所々にあしらわれている曲線美が見事でした。
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私にとっては初めて訪れたカフェですが、美味しいケーキとお茶で午後のひと時を過ごすローカルの人達が何組もいました。
眺めの良い窓側の席に座ったのですが、西に傾き始めた午後3時過ぎの陽射しは結構暑かったので、お席は西陽が当たらない場所を選ぶことをお勧め致します。
さて、次回はこのお店の人気の自家製手作りジャムやクッキーなどをご紹介させて頂きます。お楽しみに!!