バリ島のウブド地区で中心地からチャンプアンへ向かう手前、
二つの川が合流する谷間にひっそりと佇んでいるお寺が「グヌン・ルバ寺院」です。
車1台がやっと通れるほどの細いくて急な坂道を下った先にこのお寺はあります。
車やオートバイが通れるように平らになった部分と、
ここを訪れる人々が転ばないように階段になった部分があります。

写真では分かり難いですが、かなり傾斜のある坂なんですよ。。。

グヌン・ルバ寺院へと進む途中には、川の守り神でしょうか。下に流れる川を見守るように建っています。

もう少し坂を下って左に曲がると、グヌン・ルバ寺院があります。
が、ヒンズー教徒がお祈りを捧げる為以外には中に入ることは出来ません。

この「NO ENTRANCE=立ち入り禁止」の細い鉄柵からカメラを中にいれて撮ったのがこの写真です。

遠目にも分かる精巧な素晴らしい彫刻が施された割れ門。
その右先には高いメルが見えています。
しんとした境内。静かな時間だけが流れていました。

立ち入り禁止の割れ門の前には、下へと降りる階段があります。
川岸にはとてもユーモラスでご利益のありそうな沢山の石像がありました。

赤い色の立て看板には、この地が聖地である事が書かれています。
バリの寺院に奉納されている彫刻とは趣の違った石像の数々に思わず微笑んでしまいます。

これはガネーシャ神でしょうか。。。

グヌン・ルバ寺院を訪れる方法は、車で来る他に川沿いをトレッキングして来る方法もあるようです、
数組のトレッキングをしている欧米人旅行者とすれ違いました。

南国の緑深い場所に苔むした石像。静かに寺院の見張り番をしているようにも見えます。

街の喧騒から離れて、ウブドの森の静寂と神秘さを同時に体感出来る場所です。
グヌン・ルバ寺院を訪れる時は、底がゴム製のスニーカーやサンダルがお勧めですよ。