バリ島では日本と同様に、大型スーパーやコンビニなど、生活に必要で庶民にとって便利なお店が沢山出来ています。
とは言え、海外からの観光客のようなモダンな生活ばかりではなく、
21世紀になった今でも、しっかりとローカルの地域に密着した、庶民にとって便利なお店も健在です。
今回はバリ島の庶民の生活に密着した、ユニークなお店を街で見掛けましたのでご紹介したいと思います。
その、街で見掛けたユニークなお店というのがこちらです。。。
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屋根を付けた軽トラックの荷台に、満載の品物。。。
積んでいる商品が各種ばらばらなので、オートバイのなんでも屋さんとでも言えば良いでしょうか。
ニンジンやキャベツなどの野菜がひとつのビニール袋に入っています。
このお野菜の袋がひとつあれば、美味しい野菜炒めが出来そうです。
そして、通常バリの街中を走っているオートバイは2輪ですが、これは改造されていて3輪になっています。
沢山の荷物を積んでも倒れないようになっているんですね。
もうちょっと近付いてみました。。。
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トラックの荷台のような荷台に積まれているのはお野菜だけではなく、
一袋ずつ小分けになっているコーヒーなんかも見えます。
側面にもみかんやジャガイモがぶら下がっています。
すれ違う時とか、追い越されるときに危なくないのか、盗まれたりしないのか、ちょっと心配になります。
小さな荷台付きのオートバイですから、細い道でも入って行けるので、いつもこんな風に荷物をいっぱい載せて住宅地などに行くのでしょう。
子供が小さくて買い物に行く時間が取れなかったり、買い物に行くには不便なところに住んでいるローカルの人達は、
この移動式オートバイのお店が来るのを首を長くして待っているのでしょうね。
昔は日本でも良く似た光景がありました。
オートバイではなくミニバスでしたが。沢山の品物を載せて街中から離れた場所にやってくる。
おばあさんや小さな子供はこのミニバスが来るのを楽しみに待っていました。
バリ島はふとしたところで今はもう無くなってしまった、
昔の日本のほのぼのとした生活を思い出させてくれるのです。