バリ島で車に乗っている時に、ふと窓の外を見て、
何故か道路沿いにカラフルなパラソルが立っているのを見掛けた方は多い事でしょう。
私もどんなものか知るまでは、道路沿いのパラソルが不思議でたまりませんでした。。。
実は、このパラソルの下で完全なローカルだけが利用する
お弁当やお菓子などが売られているんです。
パラソルは目印であると共に、売り子であるおばさんやおじさんの日除けになっています。
どんなものが売られているかと言うと・・・
食べやすくカットされた果物(スイカ、パパイヤ、メロン)とか、
ちょっと小腹が空いた時に食べるお菓子とか、揚げせんべいとかです。
本物のバナナの葉っぱの包みは「ナシジンゴ」と呼ばれています。
実は、この包みの中身はおかずの入ったご飯なんです。
つまようじで留められているバナナの葉の包みを開くと・・・
こんな風におかずとご飯の間にもバナナの葉っぱの仕切りが入っているんですよ。
ご飯と一緒に入っているおかずは、豚肉の炒め物一切れと卵焼き一切れ、具の無い焼きそば、
そしてバリ料理には欠かない香辛料のサンバル。
食べる時には間に入っている仕切りの葉っぱは取り除きます。
仕切りを取り除くとこんな感じ。。。
この「ナシジンゴ」はご飯の量もおかずも沢山あるわけではないですが、
ローカルの人達の食事として売られています。
...はい。私も朝ご飯の代わりに一食食べました。
そして、夕方からお腹を壊しました。。。とほほ。
在住の長い私でも、ナシジンゴを食べてお腹を壊す確率は五分五分。
限られた時間でバリ島に遊びに来ている皆様にはぜーったいにお勧めしません。
道路沿いにカラフルなパラソルを見掛けたら、
「あそこではローカルの人が買うご飯やお菓子が売られているんだなぁ」と思って頂くだけで十分です。
決して売られている物にチャレンジしようとは思わないでくださいね。。。