バリ島はご存知の通り、熱帯気候で1年が「乾季」と「雨季」の2つの季節に分かれます。気温は1年を通して約30~35度の間。『毎日が日本の真夏日』だと思えば分かり易いでしょう。
四季のある日本からバリ島に行く際には、特に体が小さい幼児や就学前のお子様はまだ自分で体温を調節することに慣れていないので、親御さんが気をつけてあげることがとても大切です。
観光地で屋外を歩く場合には、必ず帽子を被るようにして頭への直射日光を防ぎましょう。
小さなお子さんは汗をかきやすいのでこまめに常温のお水で水分補給をしましょう。一度に沢山の汗をかいた時には体内の塩分も失われていますので、普通のお水よりも電解質の入っているスポーツ飲料などがお勧めです。
親御さんが抱っこをして移動する乳幼児も、体温が高くなりがちです。お子さんの背中に1枚大判ガーゼのハンカチを入れておくと、汗をかいた時にハンカチを抜くだけで少しさっぱりできます。これは赤ちゃんが寝入る際の寝汗対策にも有効です。
バリ島のような気温の高い場所でも、湿度の低い乾季には汗が直ぐに乾いてしまいます。見た目にはあまり汗をかいていないように見えても油断は禁物。お子さんだけでなく大人でも必ず水分補給をこまめに行うようにして下さい。
暑い場所から冷房が効いている場所に入ると涼しくて気持ち良いですが、急激な温度変化は人の体を疲れさせる原因になります。ホテルのお部屋は冷房で冷やし過ぎないように注意して下さい。エアコンのデジタル表示の温度をむやみに信用せず、自分の体感温度で室温を調節するようにしましょう。とくに就寝時は自宅と同じ位の室温にする事を心掛けてください。
冷房の効いたお部屋は乾燥します。お部屋の乾燥を和らげる為のアイディアとして、使った後でまだ湿気の残るバスルームのドアを開けっ放しにしたり、使って湿ったバスタオルをお部屋の中に広げて置いたりするとお部屋の中の乾燥を防ぐことが出来ますよ。
日本でも暑い時に利用するようになったコレ。バリ島南部のコンビ二でも気軽に買えるようになりましたので(地域や店舗によっては売っていない場合もありますが)、バリ島旅行中の暑い時に使ってみるのも良いですね。