皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、実は、今回は随分前から気になっていたラーメン屋さんがあったのですが、
なかなか行けないままになっていて、ようやく行く事が出来たので皆さんにご紹介したいと思います。
そのラーメン屋さんの名前は「RED DRAGOM レッド・ドラゴン」。
クタのデウィスリと言う通りにオープンしています。
デウィスリ通りは、地元ローカル向けの様々なレストランが沢山集まっている通りなんですよ。
そんな中、遠くからでも良く目立つ、真っ赤な看板が目印。
真っ赤な壁に白い文字で書かれている「RAMEN JEPANG」は、
インドネシア語で「日本のラーメン」という意味です。
このラーメン屋さんの営業時間は、お昼は12時から15時まで。
15時から一旦お休みしてしまい、再び営業が始まるのは、夕方18時から23時まで。
初めて行った時は14:30に着いたのですが、「今はお休みなんです」と言われてしまいました。
お昼のラストオーダーが14時らしいです。
初めて行った日は夕方から別の用事があったので、
仕方なくお店のメニューだけを見せて貰って出直すことにしました。
それから2週間。 日を改めて出直したのが昨日です。
今日こそは待ちに待った日本のラーメンが食べられる~。
ラーメン屋さんって、昼間よりも夜の方が雰囲気ありますよね。
ご注文はこちらでお伺いします、と言われたのは、壁に張り出されたメニューの前。
この大きなメニューを見て注文を決めるのですが、
ラーメンの他には「まぜそば」、「つけ麺」の文字。
聞き慣れない名前は、写真を見れば大体の感じが掴めます。
それでも、どれにすれば良いのか迷うことしばし。。。
結局、ブタが食べられない私の連れは、「チキンチャーシューラーメン」を。
私はお店のお勧めマークのついた「とんこつ坦々麺」を注文しました。
ラーメンを注文してふと振り返ると、
半オープンキッチンでは今まさにラーメンを用意している真っ最中。
用意されている麺を見て、「ちょっと小ぶりかな・・・?」と思いました。
ラーメンの注文を終えると、次は飲み物を聞かれます。
簡単なメニューがカウンターにあって、その先に飲み物が置かれています。
上を見ると、ローマ字で書かれた沢山のお品書き。
寿司ブッフェにはじまり、カキアゲ、テンプラ、ギョーザん、コロッケ・・・
でも目の前にはそれらしき食品は一切見当たりません。
「ギョーザ、あるんですか?」と尋ねると、
「今はまだ無いんですけど、来週から始める予定になってます」との事。
来週には寿司ブッフェがお目見えするのかもしれませんね。
飲み物を決めると、その場でお会計でした。
キャッシャーの前には、セルフサービスのお店でよく見掛けるトレーが沢山積んでありました。
セルフサービスの単品が売られるようになったら活躍するんでしょうね。
お会計を終えてから席を選びます。
このお店の象徴、ドラゴンが壁に大きく描かれていましたが、なぜか赤ではなくグレーのドラゴン。
1階席はこじんまりして、4人掛けのテーブルが4つだけ。
狭いせいか、エアコンが効いて熱いラーメンを食べても汗だくにならないで済みそうな室温。
2階にも席があると言うので、早速上がってることに。
2階の壁にも大きなグレーのドラゴン。 どちらかと言うとコミックタッチの可愛らしい龍です。
「レッド」はドラゴンが狙っている(ように見える)火の玉の事なのかな?
無機質なコンクリートの壁は、ラーメン屋よいうよりもカフェに居るような感じ。
待つこと約10分程度で、ラーメンが運ばれてきました。
こちらがチキンチャーシューラーメン。
ポコッと浮いてる茶色い塊が鶏肉で作ったチャーシュー(で良いのかな?)
チャーシューにはしっかり味が染みていて、中には少し塩辛く感じる塊もありました。
チキンのスープは思いのほかさっぱり、さらさらのスープ、
そしてこれがお店お勧めのしるしが付いていた、とんこつ坦々麺。
坦々麺なので、もっと具のひき肉部分が多いのを想像していましたが、案外少なかったです。
スープの味はまさにとんこつ。こってり、とろり。
そして、隠し味には極小サイズの海老が使えわれていて、海老の旨味がしっかり主張していました。
海老のシャリシャリとした歯ごたえも、なかなか不思議な感覚で美味でしたよ~。
気になる麺のタイプは、太くて縮れた麺。
ローカルのラーメン屋さんで出されているストレート麺とは違って、
しっかりとスープにからんでくれるので、美味しく頂けます。
そして、やっぱりインドネシア。ラーメン屋さんでもサンバル(香辛料)が出されました。
右の赤いのが唐辛子、にんにくなどを入れたサンバルで、左は細かい揚げ玉。
使われているのがスマートなどんぶりなので、女性でも一杯軽く食べられます。
底に向かってかなり角度のあるどんぶりなので、男性では物足りない量かもしれないですが、
これからアラカルトの単品が増えるそうなので、ラーメン一杯でお腹一杯になってしまうよりは、
お腹の具合にあわせて、いろいろ楽しめて良いかもしれませんね。
クタでラーメンが恋しくなったら、お試しになってみては如何でしょうか。