皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、前回はパサール・ブルン(鳥市場)で売られていた、ヤドカリをご紹介しましたので、
今回は鳥市場の王道の「鳥」と、その他の小動物をご紹介したいと思います。
私がデンパサールの鳥市場「パサール・ブルン」で亀を買ったのは5年前。。。
久しぶりに行ってビックリ!!!
なんと、政府指定の観光地の看板が出来ているではないですか・・・。
政府指定の看板が出来たからか、道路も以前のぬかるみがアチコチある土の道路から、
綺麗に舗装されたアスファルトに変わっていました。
パサール・ブルンはデンパサールの大通りから路地に入った一角で、
丁度コの字の形をしている地区にあります。
入り口側の路地には、オートバイから駐輪料金を徴収するおじさんがいて、
オートバイ1台につき2,000ルピア集金しています。
この路地の奥には狭いですが駐車場があるので、運が良ければ車も停められます。
車は出発する時に駐車料金を支払います。
大通りから市場への路地を入ると、入って直ぐから生き物の匂いが漂ってきます。
鳥市場らしく、沢山の鳥かごが目に入ります。
お店の店先にも軒先にも、所狭しと並べられた鳥かごは、素材も様々、 値段もピンからキリまで。
愛鳥家は、鳥だけでなくカゴにもこだわるようで、高級なものは何万円もするものがあります。
鳥市場に入ってから一番初めに目に付いたのは日本のセキセイインコと同じ鳥。
私が子供の頃にはペットショップに必ず居た、見慣れた黄色や黄緑色の鳥達は、
日本でまだ売られているのでしょうか。
めじろもいました。
その他、色もカラフルで名前が分らない鳥も沢山。
インドネシアでは、鳥を選ぶ時は、見た目よりも鳴き声を重要視します。
バリ島では鳥の鳴き声コンテストもあるんですよ。
たかが鳥の鳴き声コンテストと侮るなかれ。
大人の男性が熱中し、コンテスト入賞者には賞金も出ます。
私は鳥に詳しくないのですが、結構目立っていたこの鳥。
七面鳥(ほろほろ鳥?)かな? 大きさは鶏より若干大きめです。
これは鳴き声コンテストには関係ないので、愛玩用かな。。。
左の白と黒の鳥はとっても綺麗な声で鳴いていました。
赤い目と、ピンクのくちばしが可愛らしい、右側のフルーの鳥はじっと黙ったまま。。。
店主のおじさんが大事そうにしていた黒にキラキラ光る青い色が美しい鳥。
この時は鳴いていませんでしたが、とても良い声をしているそうです。
カワセミみたいな色ですね。。。
黄色くて産毛が可愛らしい、アヒルのヒナ。
この位の大きさで、この見た目で成長が止まってくれるなら、
1羽くらい家で飼ってみたいな。。。 うるさいかな。。。
ここからは、愛玩用として飼育される小動物のご紹介です。
パサール・ブルンでは鳥の他に、日本と同じような小動物も売られています。
まずは飼育用小動物の代表格、モルモット。
実物を見ると「大きなねずみ」という印象が消えず。。。
本当はこの日、モルモットを買いに行く目的でパサール・ブルンに行ったのですが、
やっぱり実物のモルモットは可愛く思えず、飼う事を断念。
ハムスターもいました。ハムスターにも種類があるそうですね。
種類によって値段も違うそうです。
そういえば、日本でも雄雌の違いで値段が違っていたように記憶しています。
これはゴールデンハムスターと呼ばれる種類。
こちらのハムスターは、ゴールデンよりもやや小振り。
ハムスターは種類によって正確も違うんだそうです。
ハムスターの近くには、猫やサルが店先のケージに入れられて並んでいました。
強い直射日光をダンボールで除けただけのケージ。さぞかし暑いと思うのですが、
暑さのせいか、みんな大人しいです。。。
サル。 ケージから出されている1匹と、ケージに入れられている2匹。
どのサルも大事にしてくれる人が現れると良いですね。。。
これはちょっと判りづらいですが、ルアック(ジャコウネコ)です。
ケージの中の餌箱の中でお昼ね中のモモンガ。
(大きさは手のひらサイズなので恐らくモモンガ)
どちらかと言うと珍しいそうで、この1匹しか居ませんでした。
ぐっすり眠っている様子が可愛いですね。小指が他の指よりも平べったいのが興味深いです。
こちらが今回のパサール・ブルンで最後に見つけた変り種、イグアナ。
カラダの大きさは大人の掌に乗るくらいですが、尻尾が長いです。
強烈な緑色がとっても綺麗でした。
ここパサール・ブルン=鳥市場は、市場だけあって、他の市場には無い独得な匂いがします。
私が居る間、欧米人の家族が見学に来ていましたが、その他は全員ローカルだけ。
ちょっとレアな市場ですが、鳥に興味のある方には色んな鳥が集まっているので面白いと思いますよ。