皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、皆さんがバリに来た時に色々なところへご案内しているガイドさん。
ガイドさんの多くは男性で、ほとんど全員と言って良いくらい、
大きな石が付いたごっつい指輪をしています。
私も不思議に思っていました。 「男性でどうして指輪? 大きくて邪魔じゃないの?」
先日、デンパサールのパサール・ブルン(鳥市場)に出掛けた時、
なんと、このでっかい指輪を売っているお店があるではないですか!
ちょっと気になったので、ついでに覘いてみましたのでご紹介致します。
女性の指輪と比べると、なんともまぁ大きな石が付いています。
特に日本の女性用のアクセサリーは繊細なデザインが多いので、
こんな大胆(大雑把とも言える)なデザインは逆に新鮮に見えますね
ショーケースを眺めていると、「石だけでも売ってるよ~」と、店主が声を掛けてくれました。
売られている石のほとんどが、一般的に言う貴石ではない石のようですが、
インドネシア人や特にバリ人にとっては意味の深い石があるそうです。
ショーケースの中には、オニキスやタイガーアイなど、
誰でも知っている一般的な石も売られていました。
男性用の指輪は、既に出来上がっている物を購入するのと、
その他に、指輪の台座と自分が持っている石を合わせて仕上げてもらうという、
二通りの方法があるようです。
男性用でも、台座の形や素材、色も沢山種類があるようです。
台座で一番高価なのはプラチナや金ですが、ここは鳥市場にあるお店。
そんなに高価なものは売られていません。
それにしても、指輪は大きなサイズばかり。。。
指輪に混ざってちょっと不思議なモノが・・・
右上の黒いリング状の物は、サンゴの死骸を利用して作られたブレスレット。
15~17年位前にヨーロッパでブームになった後、見掛けなくなったものです。
左の上には鹿の骨、左の下にはアンモナイトの化石のようなものが。。。
不思議な品々に出会うのも、ローカル市場の楽しみ方の1つでもあります。
市場では値段はあって無いようなもの。
値段が表示されているもの以外、買い物をする際には必ず値段交渉が必要になります。
値段交渉の方法として、予め自分の購入金額をはっきり頭の中に描いておいて、
交渉の最後には目標の値段に近付くような交渉が出来ると満足出来ます。
逆に、購入するつもりが無いのなら、「見るだけです」と言って不要な冷やかしは止めましょう。
男性ガイドさんがごっつい指輪をしていたら、
「その指輪には何か意味があるのですか?」と気軽に聞いて見て下さい。
もしかしたら、ガイドさんから面白い話が聞けるかも知れませんよ!