皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
今回は、バリ島東部のとてものどかな田園風景が広がっている里、
「シドゥメン」をご紹介したいと思います。
シドゥメンは、手相占い師として有名な日本人女性が暮らしている場所として、
各種ガイドブックでも紹介されているので、
地名だけは聞いたことがある、という方も多いのではないでしょうか。
実は、私も随分昔にシドゥメンの街を通ったことがあったので、
土地の名前と場所は知っていたのですが、実際にどんなところなのか知りませんでした。
実際に訪れて見ると・・・ 本当に心が癒される風景の多い里でした。
緑の山に抱かれるようにして広がる田んぼ。
人々が深く腰を折りながら作業を続ける、緩やかなカーブがついた田んぼには、
トラクターが入れるような畦道は無いようです。。。
日本の田んぼは広大な広さでまっすぐな直線を描いているのに比べると、
田んぼの大きさも遥かに小さく、所々に不規則なカーブがついているシドゥメンの田んぼは、
たとえトラクターが入れたとしても、人力での農作業の方が向いているのかもしれません。。。
シドゥメンに広がる、緑の絨毯。。。
電線が1本もない風景を見ると、時間が穏やかに過ぎているような感覚になります。
幹線道路から離れた、一本道では、
お寺のお祭りの為の飾り・ペンジョールが風に揺れています。
椰子の葉と竹を使って、今でも手作りされる事が多いペンジョール。
ペンジョール作りには、大人だけでなく子供も参加していました。
大人に教えて貰いながら、楽しそうにお手伝いをする子供達。
大きなスーパーもレストランも無いし、WiFiも繋がらないけれど、
地元の人は大人も子供も皆楽しそうで、穏やかなのどかさを感じます。
バリ島の観光地化された場所に飽きてしまった、と言うリピーターの皆様。
昔懐かしい、バリの風景がそのままにある、
シドゥメンに一度お出掛けになってみては如何でしょうか。