皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、ブログでは都会的で小奇麗なスーパーもご紹介していますが、
私個人的には、バリに昔からある、地元のヒトで賑わう活気のある市場「パサール」が大好きです。
どんな町や村にも、かならずパサールがあります。
私が20年前にバリ島に初めて来た時と、今のパサールでは、
それぞれ建物が綺麗になっていたり、お店の中が綺麗になっていたり、色々と変化はしていますが、
基本的にローカルの元気はヒトで毎日賑わっていることは変わらず、
定価も付いていない状態なので、値段交渉もしなければなりません。
どんなにバリ島に長く住んでいても、インドネシア語が上手に話せても、
パサールでバリ人と同じ値段で買えるまでになるには、
顔を覚えて貰える位まで通っても無理だと思います。。。
デンパサールの大きなパサールは、小さな個人商店が集まって1つの大きな市場を形成しています。
今回地図で見て訪れてみたギャニャールと言う町のパサールも、
小さな個人商店が集まってひとつの市場を作っている様子は、規模の差こそあれ同じです。
どこのパサールに行っても、まず目に入ってくるのがお供え物(チャナンサリ)を売っているお店。
テーブルを出しただけだったり、地べたにゴザを引いただけだったりの簡単なお店ですが、
カラフルなお供え物と、その傍に用意された花から漂って来る良い香りは、
今、日本から遠く離れた南国のバリ島に居ることを、嗅覚と視覚で実感させてくれます。
パサールの入り口手前で、蒸かした芋やバナナを売っている屋台。
庶民の食生活を垣間見ることが出来るお店。
パサールでお店番をしているのはほとんどが女性で、男性が店番している姿はあまり見掛けません。
バリ人は女性も働き者なんです。
これは子供用の施設、と言うほど大袈裟なものではないですが、
言うなれば超ミニサイズのローカル版メリーゴーランド。
インドネシア語で「オドンオドン」と呼びます。
小さな子供用の乗り物が台の上に付いていて、
子供を乗せて台の上を円を描くようにをグルグル回ります。
グルグルするのは大体2-3分間で、料金は1回5,000ルピア。日本円で50円弱です。
「オドンオドン」は、5年前位から街のあちこちで見掛けるようになった子供専用の遊具。
最近では賑やかなローカルのスーパーやパサールに必ずと言って良いほど置いてあります。
夜には沢山のカラフルな豆電球が点灯してキラキラと輝く姿は、
そこだけ夢の国の乗り物が飛び出してきたみたいに綺麗なんですよ。。。
パサール内で珍しく働く男性の姿を見掛けました。植木屋さんです。
今まさに荷物の植木をリヤカーから下しているところ。
・・・。 リヤカー、日本ではまだ見掛けることがあるのでしょうか?
下ろした植木を見栄えが良く、見易いように並べています。
庭に直植えするような植物から木から、日本の盆栽に似ている鉢植えまで、
バリ人でなく、インドネシア人で盆栽が好き、という男性は結構多いですね。
このようにバリの人達の生活を垣間見ることができるパサールを覗いてみるのも
旅行の貴重な体験になるかもしれませんね。