皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、皆さんは既にバリ島に来たことがありますか?
既にバリ島に来た事がある方は、
滞在中の移動時、この青い看板を結構見掛けませんでしたか?
あちこちにあって目立つ看板なので、「何の看板かなぁ~?」と、
疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこの看板、24時間営業の薬局、「キミアファルマ」という薬局の看板なんです。
青い看板が目印の「キミアファルマ」は、インドネシア全国に展開している、
インドネシア国内で一番大きな薬局チェーン店です。
医師から貰った処方箋のお薬を買える他、
家庭で必要な常備薬、一般医薬品などが数多く取り揃えられています。
旅行中でちょっとしたキズの為の絆創膏など、薬局に行きたいな、という場面に備えて、
今回は普通の旅行者にも役に立つ、ローカル薬局をご紹介致します。
キミアファルマの看板は、大きな幹線道路沿いにあり、結構目立ちます。
24時間営業が普通なので、ローカルの人にとっては夜中でも空いているので便利です。
これは薬局の店構え。これはデンパサールにある本店なので立派な構えです。
BUKAは「開く」、JAMは「時間(何時など)」と言う意味のインドネシア語で、
「BUKA 24 JAM」では「24時間営業」という意味になります。
ガラスの開き戸は手動。 自動ドアではありませんのでご自身で開けて下さいね。
では、薬局の中に入って見ましょう。
まず中に入って直ぐに目に入るのが、正面にある大きなカウンターです。
カウンターの奥は薬の棚。処方箋で買う薬が、棚にびっしりと並べられています。
このカウンターで、医師の処方箋を出して薬を買ったり、自分に必要な薬を頼んだりします。
本当なら医師の処方箋が無いと買えない決まりになっている薬でも、
正しい薬の名前と容量が分っていれば処方箋無しでも売ってくれます。 厳しい日本とは違いますね。
次は薬局内の一般医薬品のコーナーです。
ローカル用の赤ちゃん用品、哺乳瓶なども薬局で売っています。
薬局ですが、電池も売っていました。
電池、かみそり、歯ブラシ、そしてマスクを同じ場所で売っています。。。
陳列台に一緒に並べる品揃えの統一性は、一切関係無いようですね(苦笑)
むちうちなど、首の治療に必要な首用コルセットの種類が多いのは、
昼夜問わずオートバイで移動することが多いバリ島の交通事情にも関係がありそうです。。。
インドネシアではオートバイに乗る時、ヘルメットの着用が義務付けられていますが、
バイクの事故が少なくないのも事実。
ヘルメットを被った状態で急ブレーキで止まったら、首にかなりの負担が掛かってしまうので、
むちうちになってしまう人が多いのかもしれません。
首の他にも、体の部位専用の各種サポーターの品揃えは日本ほど多くはないですが、
それでも必要最低限の種類が取り揃えられています。
インドネシアはバイクで移動する以外にスポーツが盛んですから、
体の各部位の治療にはサポーターが必需品なのかもしれません。
こちらの絆創膏(バンドエイド) は、インドネシアで一番有名な「ハンサプラスト」です。
日本の最先端の絆創膏に比べると、テープの素材に布が使われているというレトロ感がある絆創膏。
「えっ、今の時代、絆創膏のテープが布テープなの???」と、驚かれた方も多いでしょう。
そうなんです。インドネシアではまだ絆創膏の布製のテープが主流。
日進月歩の医療業界、布テープとはかなり時代遅れの感じもしますが・・・。
布製テープは粘着力も強いので、時代に関係なく売れ続けるロングセラー商品です。
旅行時の急な体調変化の時に欲しくなる「体温計」。
ホテルによっては貸してくれるところもありますが、薬局に行けば自分で買うことも出来ます!
そして、これはカラフルなパッケージが勢ぞろいの虫除け。
この棚に置かれているのは全てローションタイプで、直接お肌に塗るタイプです。
これは何だと思いますか? 正解はウェットティッシュです。
赤ちゃん用品として売られていますが、勿論大人も使えます。
かなり香りが強いので、初めて使うとビックリするかもしれません・・・。
24時間営業のローカル薬局・キミアファルマ、如何でしたでしょうか。
キミアファルマは、幹線道路沿いや、クタ、レギャン、スミニャック、
サヌール、ヌサドゥア、ジンバラン、ウブド等、ほとんどの街中に支店がありますので、
万が一の時に備えて、この青い看板を覚えておいて下さいね。