皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、今回は、知る人ぞ知る、プティテンゲット通りの曲がり角にある、
日本食レストラン「ダハナ」のご紹介です。
「ダハナ」が最初にオープンしたのは、今から18年位前くらいになります。
元々個人の邸宅だった場所を改装してオープンしたレストランで、
広い庭の真ん中にあるキラキラと水を湛えたプールを中心に、
それを取り囲むように植えられた色とりどりの南国の樹木と花が生い茂り、
そこにいるだけでも癒される、素敵なレストランの誕生でした。
お料理も飲み物の料金が抑え目で、雰囲気が良くて居心地も良いレストランは、
オープン当初は特に宣伝もしないのに、口コミだけで在住の日本人から人気に火がつき、
ローカルと在住の欧米人にも人気が広まって、ディナー時には予約をしないと席が取れないほどに。
そのうちにガイドブックにも必ず載るようになった、という、叩上げの人気を持つこのレストラン。
「ダハナ」は元個人の邸宅だった場所を上手に活かしたレストランで、
ダハナの他にも、炉端焼きが売りの「雷神・ライジン」と、
お寿司がメインの「花神・カジン」と言うレストランと一緒に、
3件がひとつの邸宅の中でそれぞれ独立したレストランとして営業する珍しい形態なんです。
バリでユニークなレストランは数多くありますが、
こんな風に複数のお店が一つ屋根の下、合同で別々に営業しているのは他には無いと思います。
改装中は数ヶ月間閉店していましたが、最近改装が終わってリニューアルオープンしましたので、
ちょっとだけご紹介したいと思います。
ダハナの入り口は向かって右側。「NOW OPEN」の左側に見える、花柄の暖簾をくぐります。
雷神の入り口は花柄の暖簾の左。涼しげな格子戸です。
そして、花神の入り口は、道路側から上がる細い階段。2階が花神の店舗です。
右の花柄の暖簾、格子戸、そして階段がそれぞれのレストランへの入り口。
3件のレストランが無理なく合体した、ユニークな店舗。
花柄の暖簾をくぐると、目の前にはプルーの水が涼しげなプールが。
その奥のやさしい明かりが灯るランプの下に見えるのが、ダハナの客席です。
このプール、オープン当初から若干形は変わりましたが、健在でした。
連日満員御礼の続く中、「このプールを潰して客席にするのかな?」と邪推したこともありましたが、
そこはオーナー。そんな野暮なことはしませんでした。 やっぱりさすがです。
プールの奥から見ると、1階がお隣の雷神。その上には花神が見えます。
3店舗それぞれに灯っている、優しいランプの光の感じが、
異なるレストランを無理なく繋げている唯一の共通点のように見えました。
ダハナのプールに一番近いお席。他の席から離れて、プライベート感がありますが、
この日、ほぼ満席でしたが、お食事の方はこの席には通されていませんでした。
ダハナの店内の一部。 落ち着いた木製のインテリアが大人の雰囲気です。
改装後は木のテーブルと椅子になっていました。
この椅子、木製でクッションも無いのですが、実際に座ってみると楽なんです。
食事と会話を楽しむにはちょうど良い大きさのテーブルを椅子です。
お料理はほぼ以前と変わらず。写真の入ったメニューもあります。
気になるお値段も、以前と変わらずとっても良心的。
とても素敵なレストランなので、今回写真はあえて控えます。
是非実際に訪れて、ご自身の目と舌でお試しになってみてください。
バリ島にお越しになられてプティテンゲット通りの近くで日本食が食べたくなったら、
是非ご自身で訪れてみてくださいね。