皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、今回はバリ島東部最大の街、ゲルゲル王朝時代の王宮が残る、
スマラプラ(クルンクン)のローカルマーケット(市場)に行ってきましたのでご紹介しますね。
ガイドブックにはスマラプラと書かれていますが、
道路標識にはクルンクンと書かれたものが目立ちます。
「クルンクンは布の生産地。独自の布の生産が今も続いているんだよ」と、
クルンクン出身のガイドさんから聞いた時から、
布好きな私は興味深々。行きたくて行きたくて、でも時間が取れなくて・・・(涙)
先日、ようやく行く時間を取る事が出来たので行ってみました!!!
南部エリアから車で約1時間で、クルンクンに到着!
クルンクンの観光地としてとても有名なクルタ・ゴサ(スマラプラ王宮跡)は、
バリ島の東部で最も重要な文化遺産です。
このクルタ・ゴサの正面に位置しているのがクルンクンの市場です。
クルタ・ゴサで見ることが出来る、平面的な様式が特長のカマサンスタイルの絵。
市場の入り口手前のお店でお土産物として売っていました。
市場の入り口を示す看板ゲート。
この日は日曜日でしたが、外国人観光客の姿は見掛けませんでした。
入り口ゲートを入って直ぐのお店には、お供え物を入れるためのカラフルなかごが沢山並んでいます。
カゴ屋さんの先は、アクセサリー屋さん。
このアクセサリーは、バリ舞踊の為のものだそうです。さすがに大振りでド派手ですね。。。
左側にはなんだか色んなモノを売っているお店が。。。
この日はニュピの数日前だった事もあり、ミニサイズのオゴオゴが店先で売られていました。
お祖父さんに連れられているローカルの子供もミニオゴオゴに興味津々・・・
自分と同じ背丈のオゴオゴから、なかなか離れようとしませんでした(笑)。
こちらがメインの生地市場。市場の建物の中で冷房は効いていませんが、思ったよりも暑くなかったです。
お店の軒先から下げられているカラフルな生地に目を奪われます。。。
南国の暑い日差しに映える色、色、色。
クルンクンやお隣のシドメンで織られたカラフルな生地は、日本で言う「絣」と同じです。
お値段はピンからキリまで。 模様もそれぞれ違います。
バリ人がお祈りの時に着用するのは、長さが2メートルあれば十分。
ここでは生地がメーター売りされているので、雑貨やインテリア用等にも使う事が出来ます。
ほとんどの生地幅は1メーターです。
本当にカラフルな布たち。今の流行なんですって。
地味なモノを身に付けると、年よりも老けて見えちゃうんだそうです。。。
こんな風に、洋服にして見本を飾っているお店もあります。
洋裁がお好きな方には是非お立ち寄り頂きたい場所です。
この日に購入した布を自宅で洗ってみました・・・。
想像通り、色落ちしましたが、布自体の色が薄くなるようなことはなかったです。
もしもご購入されたら、ご自宅にお持ち帰りになるまでに、白い物と一緒にしない方が良さそうです。
そして、お洗濯は必ず他の物とは別に洗って下さいね。
布を選ぶ時のお店の人からのアドバイスは、
「コレ、と気に入ったモノが見付かったら、ソレに決めて、他に目移りしない事」だそうです。
「目移りすると、いつまでも決められなくなっちゃうわよ」・・・その通りだと思いました。
皆さんも是非お出掛けになって見て下さいね!!!
スマラプラ(クルンクン)の市場へ行くには、バリ王の日本語ガイド付き専用車チャーターが便利です。
皆さんがお気に入りの布に会えますように!