皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
皆さんがバリ島に遊びに来る前には、
ガイドブックを見ながら旅行中の予定を立てていらっしゃることと思います。
多くのガイドブックでコト細かく紹介されているのは、
主に海外からのお客様が主流のホテルやヴィラが多い地区ですが、
今回ご紹介するチャンディダサは、バリ島の東部に位置しています。
バリ島の地図で見ると、右側の尖がっているところのちょっと下です。
ガイドブックでは、有名なホテルを除いては紹介されることの少ない地区です。
ここはチャンディダサの観光名所」という看板が揚げてある場所ですが、
観光客が少ないので、土曜日の午後でもこんなに静か。
誰もお客さんのいない屋台村。 昼間なので暑いです・・・
きっと夕方以降にならないとお客さんが来ないのかもしれませんね。。。
この日のチャンディダサの海は、とっても綺麗なブルーのグラデーション。
真っ青な海に浮かぶ、小さな岩の島。 地図上に記載されている島の名前は、
向って左からバトゥ・ダレム、バトゥ・マインパン、バトゥ・カユバトゥ、バトゥ・ムチャンガー。
海に向ってひっそりと建つお寺。
海の安全と、海の側に住む人々の安全をお祈りするのでしょうね。
さて、帰ろうかな、と先ほどの静かな屋台村に通り掛かると、
バイクに二人乗りしている若い女性が、ニコニコしながら帰って行くの見掛けました。
後ろに座っていた女性の手には、なにやらピンク色の液体が入ったコップのようなものが。
気になって女性が出てきた屋台に立ち寄って、
「さっきの人が買っていったものと同じモノ下さい」と注文してみると・・・
出てきたのは、どぎついピンク色をした「エスチャンプール・ブアー」と呼ばれるおやつ。
カキ氷に果物とコンデンスミルクが掛かった、ローカルの人が大好きなおやつでした。
奥の緑色のものはアボガドジュース。
緑色に混じっている茶色い色は、チョコレート味のコンデンスミルクです。
「エスチャンプール・ブアー」の中身はと言うと・・・
黄色と緑がアボガド、濃いピンクはドラゴンフルーツ、赤はスイカ。
果物の他には、粒の大きな氷とコンデンスミルクが入っているだけなので、
味はとっても甘かったですが、暑い日差しを避けながらなので、美味しく頂きました。
美味しく頂きましたが、ローカルの屋台で使われている氷は質が良くないものが多く、
食事につかられる食器や食材も、衛生的とは言い難いところが多いので、
お腹に自信あり!と言う方以外にはお勧め出来ません。悪しからずご了承下さいね。
チャンディダサのビーチは黒砂なので、
外国人観光客で賑わうクタやヌサドゥアの白砂のビーチとは趣が異なります。
賑やかでどんどん進化している南部に比べると、
ここは昔のバリの雰囲気が残る、ちょっと懐かしい感じのする場所です。
日数の少ない旅行では難しいかもしれませんが、
長期滞在の場合は、ちょっと足を延ばしてみても良いかもしれませんよ。