皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
前回に続いて、今回は『バグース・アグロ・プラガ』の
オーガニックファームをご紹介したいと思います。
ご存知の通り、バリ島は赤道直下の熱帯気候なので、
年間を通しての平均気温は大体26~29度くらい。
バリ島南部では、年間の最低気温の平均でも23度を下回る事はほとんどありません。
が、これがバリ島北部の高原地帯では、最低気温は20度を下回る事も度々。
南部からわざわざ涼を求めてローカルの人が出掛ける程、空気も風も涼しいんですよ。
こちらは「ストロベリーファーム」。イチゴの栽培場です。
生育の適温が17~20度のイチゴは、涼しい高原にぴったり。
ここでは、わざわざジャワ島のバンドゥンからイチゴ栽培の専門家を呼んできて、
オーガニックのイチゴ栽培に力を入れているんですって。
手前から奥に掛けて見えている、丸い袋状のものでイチゴを育てています。
こちらは「ジュルック・ジュパン」 日本のミカンだそうです。
こちらはキャベツ。虫食いの穴がたくさん開いていますが、
「虫が食べるのは安全な野菜っていうことなのよ」と、リゾートのマネージャーのスリカシさん。
確かに、虫が食べない野菜は安全じゃないですよね。。。
これはバリのコーヒーの木です。
「このコーヒーの木はまだしっかり育っていないの。実も沢山付いていないでしょ。
これからもっと勉強して、しっかりした木に育てていかなくちゃ」とスリカシさん。
スリカシさんがここの野菜の話をする時の顔は、
子供の話をするお母さんのような表情になります。
コーヒーの木が育てられているすぐ隣には、コーヒー専用の焙煎小屋があります。
レンガを積んだ素朴なカマド。ここで焙煎されたコーヒーは、
バグース・アグロ・プラガのレストランでお食事をした方の食後に、ここで出されることがあるそうです。
この女性がリゾートマネージャーのスリカシさん。オーガニック栽培のバラのハウスの中で。
ここで育てられているバラは、リゾートを飾る為に使われる他、近くの市場へ出荷したりするそうです。
皆さん、この畑はどんな野菜の畑がお分かりになりますか?
実は、この野菜が土から生えているところは、私はこの日生まれて初めて見たんです。。。
その野菜とは、アスパラガス。 もみの木の葉のような細かい葉をつけているのが親株で、
親株だけを残しておいて、そこから新しく伸びてきたものを収穫するんですって。
初めて見るものって、感動しますよね。
まさかここでアスパラガスで感動出来るなんて思っていませんでした(笑)
自然ってスゴイなぁ、と関心することしきり。
これはブロッコリー。この時はまだ小さくて収穫出来る大きさではなかったですが、
ブロッコリーって、こんな大きな葉の中に育っているんですね。これも初めて見ました。
パイナップル。食用と言うよりは観賞用のようですが、
実際にパイナップルが土から生えているのを見るのは新鮮です。
この不思議な花は、「カユ・プティ」、インドネシア語で「白い木」と呼ばれるユーカリの木の花だそうです。
ユーカリの木からは、薬になるオイルが取れるんですって。
こちらは『バグース・アグロ・プラガ』のレストラン。
高台に立てられているので、ここからの見晴らしは最高です。
視界180度にバリの高原が広がります。 電線の無い風景って、バリでも少なくなりました。。。
今回はバグース・アグロ・プラガのオーガニックファームと、
ここで大切に育てられている野菜をご紹介しました。
次回は、このオーガニック野菜と使った『バグース・アグロ・プラガ』の名物料理、
『スチームボート』をご紹介します。 どうぞお楽しみに!!
「バグース・アグロ・プラガに行ってみたい!」という方は、
バリ王までお気軽にお問い合わせ下さい。