皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
前回に引き続き、インドネシア国中の住居が集められた、
文化的テーマパーク「タマンヌサ」の後編をお届け致します。
これは前編の最後にご紹介した、カリマンタン島西部の住居。
両手にお皿を持ったまま踊るのが特徴的なご当地の踊りは、
お客様の来場に合わせて踊ってくれているようでした。
こちらは、スマトラ島西部の、ミナンカバウの住居です。
スマトラ島は、インドネシアの地図を広げた時に一番左端にある大きな島で、
インドネシア料理の中でも有名な、小皿で出てくる『パダン料理』の発祥の地。
こちらはジャワ島東部の住居。
こまかい彫刻が沢山施されています。 どことなく日本の家屋に近いものを感じませんか?
こちらはジョグジャカルタの住居。
先のジャワ島東部の住居よりも、更に細かく施された優美とも言える彫刻が目を引きます。
彫刻の美しさに負けない、美しくしとやかな女性が手描きバティックを実演していました。
ジョグジャカルタの住居の内部です。
実際に生活が営まれていた家を解体して持って来ているんだなぁ、と感じました。
ジョグジャカルタの家の中って、本当にこんな感じの家が多いんです。
こちらはジャワ島中部の住居の入り口。 ジョグジャカルタに比べて彫刻が少なめです。
こちらはジャワ島西部のバンテンの住居。
バンテンは、インドネシアの首都、ジャカルタのお隣の州です。
このくらいになると、日本の家屋にとても良く似ていませんか?
インドネシアの特徴ある住居の並ぶ最後に、
「プチナアン」と言う呼び名が付けられた『中国風』の住居がありました。
インドネシア国内でも中華系の人は多いので、こんな中国風な住居も見られるのですね。
なんだか日本にある中華街の一角みたいでした。
このテーマパークの最後には、インドネシア国の独立記念日の様子を再現した銅像が。
スカルノハッタ大統領の銅像は、本物の約2倍の大きさはあるでしょうか。とても立派な銅像でした。
タマンヌサのご紹介の最後に、バリの住居をご紹介します。
実際にはタマンヌサの前半で見る事が出来るこのバリの住居は、
一般のバリ人の住居、というよりも、バリの住居の特徴を現した住居、と言った方が適切ですね。
至るところで竹が使われています。 他の島の住居に比べて、優しい感じを受けます。
お客様の来場に合わせて、弾いてくれるリンディック(ティンクリック)。
コロンコロンとした竹の奏でる素朴な音を聞くと、心がホッと穏やかになります。
さて、前編、後編に分けて、タマンヌサの広大な敷地にある、
全67棟の内のほんの一部をご紹介させて頂きましたが、如何でしたか?
ほぼ全ての住居は内部まで公開されているので、
実際に使われている家具なども見る事が出来ます。
建築や彫刻、独特な模様、そして、家具等に興味のある方には、
是非ご自身で実際に訪ねて頂きたい場所です。
この「タマンヌサ」には、バリ王の『日本語ガイドつき専用車チャーター』のご利用が便利です。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。