皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
今回は、日本とはちょっと趣が異なるバリ島の市場について少しご案内したいと思います。
バリ島にはもう何回も来ています!! というリピーターの方も、
バリ島は今回が初めて! という方も、
お時間があるなら、是非お立ち寄り頂きたい場所のひとつが『パサール』
『パサール』は日本語で「市場(いちば)」という意味の言葉です。
日本語で「市場(いちば)」と言うと、
卸売市場など、専門の人が行く場所、というイメージだったり、
一般人はお断り、みたいな、特別な場所を想像される方が多いと思うのですが、
バリ島の「パサール」は、一般庶民が気軽にお買い物に行く場所なんですよ。
今日ご紹介するウブドのパサールは、昔からある「パサール・トラディショナル」。
(お隣の真新しい建物のパサールは、また別の機会にご紹介しますね)
早朝は肉や野菜等の生鮮食品も沢山売られていて、云わばウブドの台所ともいえる場所です。
さすがに私が訪ねた時間(午前11時過ぎ)ともなると生鮮食品は姿を消していましたが、
スパイス等の食料品や衣料品、雑貨、旅行客向けのお店は、一日中商売をしています。
今回は、パサールの中で売られている、生活必需品をご紹介しますね。
それでは、早速パサールの中へ入ってみましょう!!
まず、パサールの入り口。
どこが入り口なのか、全然分からない!!!
ガイドさんに聞くと入り口の場所を教えてくれますのでご安心を。
この写真の雑貨屋さんの向って左にある細い通路が、
パサールの建物の中に繋がる通路になっています。
知らないと、全然気が付かないような場所が入り口なんです。。。
建物に入って直ぐ、階段の踊り場の狭い場所を利用して、
お祈りに欠かせないお線香を売っていました。
お線香は毎日のお祈りに欠かせないもののひとつ。
それにしても、沢山の種類があるんですね。
通路に従って進んでいくと、次に遭遇したのは食品を売るお店の数々。
お野菜や煮干のような小魚が無造作に机に並べられて売られています。
このお店は、2メートル四方も無いような狭いお店ですが、
所狭しと色々な食材が並べられています。
写真の中心、ビニールの袋に入っている半円形の固形物は、
「グラメラ(赤い砂糖)」と呼ばれる、椰子の樹液を煮詰めて作ったお砂糖です。
日本では輸入品でしか手に入らないので高価ですが、
バリでは毎日の生活に必要な食材な'ので、無造作に売られています。
このお店では、後ろの棚には乾物が並べられ、
手前にはインドネシア料理とバリ料理には欠かせない、
大きな唐辛子や、赤たまねぎ、トマト、ライム等の食材が並んでいます。
ミカンがあるのは、ちょうど収穫のシーズンだからでしょうか。。。
別のお店では、常温でも大丈夫なニンニクや、赤たまねぎ、ジャガイモ、にんじん。。。
スーパーでパックに入って並んでいるものより新鮮に見えるのは、採れたてだから?
こちらは、瓶詰めのソースやタバコ等を売っているお店。
缶詰、瓶詰め、ドレッシングや食パン、トイレットペーパーに歯磨き粉まで。。。
何でも売ってるよろずや屋さん。
こちらはお菓子屋さん。日持ちするお菓子を中心に、
カラフルなパッケージに包まれたローカルのお菓子がずらりと並んでいます。
こちらは常温でも大丈夫なカップケーキ。ワルンと呼ばれる個人商店が買って行くようです。
至近距離から、色々なお店を見て回りましたので、
ちょっと角度を変えて上から眺めてみましょうか。。。
写真の左下に見えているのが、スパイスを売っていたお店。
その上、2階にあるのは、乾物やお菓子を売っていたお店です。
そして、別棟になりますが、1階よりも低い位置には、
肉や野菜など、気温が高くなる前に売られる生鮮品が並ぶ階があります。
生鮮食品のお店は、8時前には店じまいをしてしまうので、
朝市に興味のある方は、早朝6時位にお出掛けになることをお勧めします。
が、朝はローカルのお母さん達が真剣にお買い物をする時間なので、
想像以上に混雑していることもあります。
日本の市場と違って、足元が滑りやすくなっていることもあるので、
歩き易い履物で身軽な格好でお出掛け下さいね。
朝市の活気は、きっとバリ島旅行の良い思いでになることでしょう。。。
次回はパサールで売られている、旅行客向けの商品をご紹介します。
お楽しみに・・・。