こんにちは。バリニー王の嫁、キタです。
さて、本日はバリ通の方なら勿論、 バリ島にまだ行った事がない人でも知っている
『バリ舞踊』を鑑賞する際に役立つ情報について少しご紹介しようと思います。
バリ舞踊の特徴は、その艶やかな衣装と独特のメイク。
可憐な少女が、爽やかで、艶やかなお色気を醸し出す、独特なきらびやかな衣装。
アイシャドーに赤系とブルー系の色を使い、遠くから見ても踊り手の表情が判るように
男女共にノーズシャドウとチーク、そしてアイラインバッチリのメリハリメイクは
煌びやかな衣装と共にバリ舞踊に無くてはならないものと言えるでしょう。
バリ舞踊は、一般的にその踊りによって演じられる時間が違います。
「歓迎の踊り」であれば、比較的短くて30分位。
踊り手を変えながら、いくつかの踊りが続く場合は
全ての踊りが終るまで、総時間で約2時間~2時間半くらい掛ることもあります。
バリ舞踊は夜7時くらいの開演が多いようです。
全ての演目が終るまでに2時間半掛るとして、終了時間は夜9時半・・・。
この時間まで夕食を摂らないでいると、当然お腹が空きます。
そして、バリ舞踊はガムランの生演奏で音が大きく響く為
会場となる場所はほとんどが屋外か、雨を避ける屋根があるだけの
半屋外的な場所が一般的。 冷房完備の完全な屋内、という会場はありません。
鑑賞する場所にあるイスは、基本的に早い者勝ち! の席順。
イスはプラスチックの1人掛け(背もたれのあるもの)が主流ですが、
座り心地の良いソファーなどではありません。
座り心地の良くないイスでも、屋外で多少暑くても
踊り手達が見せる、小刻みに動く訓練された指先や
なめらかな首の動き、優雅な腕の運び、爪先から感じられる緊張感
こぼれんばかりに見開かれた、良く動く黒い瞳の見つめる先・・・等々、
夢中になってしまうと、あっと言う間に時間は経ってしまいます。
・・・大人の場合は、ですが。
勿論、小さなお子様連れの方も、バリ舞踊の鑑賞に沢山来ていらっしゃいます。
ただし、最後まで鑑賞されている方は少ないみたい。。。
お子様がグズリ始めたら、皆さんそっと席を立ってお帰りになります。
と言うわけで、バリ舞踊を鑑賞する際に気に留めておく事を以下にまとめてみましょう。
・開演時間が夜なので、軽く腹ごしらえをしておく、または夕食を早めに済ませておく
・トイレには必ず先に行っておく
・虫除けは必ず持って行き、こまめに塗る
・風が吹かなくて暑いときの為に、扇子があると便利
・飲み水は必ず持っていく (結構ノドが乾くんです)
・お尻が痛くならないように、クッションの代わりになるようなものがあると尚良し
・夜風で冷えないよう、軽く羽織るもの(スカーフ等でも良し)があると便利
・行きと帰りの足(チャーターの車を用意しておく、ホテルから向かえに来てもらう、等)は
必ず確保しておく事。 流しの白タク等は交渉となり、高額になる場合があります
他にもご自分で必要なモノを追加したりして
快適にバリ舞踊鑑賞が出来る様に、準備をしてみて下さいね。