ホテルレポート
投稿日:2022年4月1日
2019年にヌサドゥア地区の崖の上にオープンした「ジ アプルヴァ ケンピンスキー バリ」。
ヨーロッパ最古の高級ホテルグループとして知られ、世界30か国80軒以上のホテルを運営するケンピンスキーが、
インドネシアで2番目にオープンさせた高級ホテルです。
オープン当初から話題のこちらの5つ星ホテルを体験してきましたので、その様子をご紹介します!
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ロビーへ入る前に、PeduliLindungiアプリでチェックインを行います。
ロビーの入口では、真っ赤なインドネシアの民族衣装を着たスタッフさんがお出迎えしてくださいました。
2022年、ケンピンスキーでは、インドネシアの7 つの主要地域を紹介するキャンペーン
『‘Unity in Diversity’ ダイバーシティー(多様性)の集結』を行っていて、2月・3月はスマトラということで、
こちらはスマトラの伝統衣装なのだそう。
素敵です!
ケンピンスキーバリはロビーが特徴的!
14世紀に繁栄したマジャパヒト王朝の王宮をイメージした造りで、見上げるほどの高さがある開放的なロビーです。
この繊細なレリーフは、なんと職人によって手彫りで作られたもので、重厚感のある雰囲気とインドネシアの伝統的な芸術が
融合された見事な空間になっています。
ロビーを抜けると、リゾート全体とその向こうに美しい真っ青なインド洋を望む絶景が広がっています!
この景色は圧巻です。
今回は、「クリフプライベートプール・オーシャンジュニアスイート」へ宿泊させていただきました。
ケンピンスキーの建物は、ロビーのある建物を真ん中にしたコの字型になっていて、
「クリフプライベートプール・オーシャンジュニアスイート」はロビーのある建物の6階〜10階にあり、
正面にインド洋を望むオーシャンビューのお部屋です。
今回チェックインは18時頃でしたので、お部屋はターンダウンサービスをしてくださった後で、カーテンは閉めて
くださっていました。
灯りが落とされていて、素敵な雰囲気です。
お部屋の広さは100u。
入ってすぐ正面に広々としたベッドルーム、窓側にリビングスペースがあります。
シックで落ち着いた色合いのインテリアで高級感があります。
お部屋に入ってすぐ右側にはウォークインクローゼット。
クローゼットの向かい側には、セーフティボックスとスーツケースを置き場がありました。
クローゼットの反対側には、バスルーム、トイレがあります。
シンクは使い勝手の良いダブルシンク。
シンク真ん中のアメニティボックスには、ボディローション、歯ブラシ、髭剃り、コーム、爪やすり、そして、サニタリーバッグが
用意されていました。
奥には独立したトイレとシャワーブースがあります。
トイレはウォシュレットです!広々として圧迫感を感じない空間となっています。
シャワーは固定式とハンドシャワーの2種類。
シャワーブースの前には大きなバスタブがあります。
バスタブ前に置かれた棚の引き出しに、ドライヤーが入っています。
リビングテーブルには、ウエルカムフルーツとインドネシアの伝統的なスイーツが用意されていました!
英語ですが、それぞれのスイーツの説明が添えられていました。
インドネシアのスイーツは、一口サイズで色々な種類が食べられるセットが嬉しく、どれも美味しかったです!
日中のお部屋からの眺めがこちらです。
クリフのお部屋は海に向かって正面にあるので、リゾートと奥にインド洋の景色を楽しむことができます。
(お部屋の位置によって景色は異なります)
こちらがリゾートとインド洋の景色を眺めながら楽しめる、お部屋のプライベートプール!
ベッドルームとバスルームのどちらからも出入りをすることが出来ます。
プールで泳いだ後、そのままバスルームへ行きシャワーを浴びる事が出来るのでとても便利です。
プライベートプール付きのお部屋というと、ヴィラタイプのお部屋が主流ですが、こちらのお部屋のようにビルディングに
あるお部屋でプール付きのお部屋は、バリ島でも珍しいです。
左右のお部屋とは高い壁で仕切られていて、お互い見えないようになっています。
(ロビー棟の通路や上のお部屋からは見えることがあります)
お部屋には、感染対策キットが用意されていました。
除菌ウエットシート、マスク、手指消毒スプレーです。滞在中や外出等の際に使えるグッズは嬉しいサービスですね。
ジュニアスイート、スイートのお部屋に宿泊すると、朝食はメインレストランの「パラレストラン」か、専用のクリフラウンジで
食べることが出来ます。
今回2泊させていただきましたので、「パラレストラン」とクリフラウンジをどちらも体験しました。
リゾートの真ん中にあるレストランです。
こちらがレストランの入口。
入口の機械で検温と消毒を行います。
朝食は6時30分〜10時30分まで、現在は朝食と夕方17時〜22時までのバー、そして、日曜のサンデーブランチのみの
営業となっていました。(2022年2月時点)
朝食はビュッフェで、定番のエッグステーションやウインナー、サラダなどのインターナショナル料理、ナシゴレン、バクソなどの
インドネシア料理、巻きずしや天ぷら等の日本食、韓国料理、インド料理、そして、デニッシュやパン、インドネシアの
伝統的なスイーツまで、種類が豊富でした!
海外でも日本食があるのは、ちょっとお腹を休めたい時等に嬉しいですね。
インドネシアのチリソース、サンバルの種類が豊富!
『‘Unity in Diversity’ ダイバーシティー(多様性)の集結』で2月・3月に紹介されているスマトラ地区のサンバルが
上段に並べられていました。
その他にも、バリ島のサンバル、サンバルマタや、サンバルトラシなど、色々な種類を試すことが出来るのは面白いです。
インドネシアの伝統漢方のジャムウのドリンクもありました。
感染症対策から、ビュッフェのお料理は自分で取るスタイルから、スタッフの方が取ってくださるスタイルへ変わっていました。
パラレストランは一面ガラス張りのレストランで、明るい雰囲気の中お食事をお楽しみいただけるレストランです。
ジュニアスイート、スイートルーム宿泊者限定のクリフラウンジは、ロビーと同じ建物の9階と10階にあります。
営業時間は6時30分〜21時までで、朝食は6時30分〜12時、アフタヌーンティーが15時〜17時、
営業時間内は9階で終日ソフトドリンクやジュース、コーヒー、紅茶がお楽しみいただけます。
※17時〜19時のイブニングカクテルは、現在パラルーフトップバーで提供されています。
お食事は10階で提供されていて、高級感のある屋内のエリアとオーシャンビューの中お食事が楽しめる屋外のお席があります。
屋外のお席は2か所あり、喫煙と禁煙のエリアに分かれていました。
パラレストランと比べて、より落ち着いた雰囲気の中でゆったり食事を楽しむことができます。
朝食はビュッフェと一部アラカルトでの注文が可能です。
ビュッフェはパラレストランよりも品数は少ない印象ですが、よりゆったりと高級感のある配置となっていて、
飲茶やお刺身もありました。
こちらも全てスタッフの方がお料理を取ってくださるスタイルとなっています。
アラカルトメニューは、各テーブルにあるQRコードより確認することができました。
卵料理はこちらから選んで注文することができ、その他にはシェフのスペシャルメニューや、パンケーキ、ワッフルなどの
スイーツ系もありました。
私はセールススタッフさんおすすめの、ロブスター入りスクランブルエッグの「Egg Langoustine」をいただきました。
ロブスターのうまみたっぷり、少しピリ辛ですがふわふわでとても美味しかったです。
クリフラウンジの朝食と同じエリアで、15時〜17時の間にお楽しみいただけるアフタヌーンティーです。
スコーンやクッキー、フィンガーサンドイッチ、ミニケーキ、そして、インドネシアのスイーツ“エスチャンプル”等がありました。
私はスタッフさんおすすめのエスチャンプルをオーダーし、景色の良い屋外のお席でいただきました。
エスチャンプルはインドネシア版のかき氷で、ゼリーやフルーツ、ココナッツの実等にコンデンスミルクと
をかけた具だくさんのかき氷です。
暑いバリ島にピッタリのスイーツで、とても美味しかったです。
ジ アプルヴァ ケンピンスキー バリはロビーがリゾートの一番高いところにあり、客室やプール、レストラン等のある地上へは
エレベーターを利用します。
エレベーターホールからも、リゾートとインド洋の絶景が楽しめます。何度見てもため息が出るほどの絶景です!
エレベーターへ向かう通路からは、ロビー棟にある段々状に配置された客室が並ぶ様子も見る事が出来ます。
ロビー棟の真ん中には地上とを繋ぐ250段の階段があり、これはブサキ寺院をイメージして造られたものなのだそう。
下から見上げると圧巻の光景です。
体力に自信のある方はこの階段を登る方もいると聞き、私も下から登ってみました。
登り始めは、余裕で登れそう!と思いましたが、だんだんときつくなり、途中で休憩をしながらなんとか登りました。
休憩しながら、振り返ってリゾートを眺める景色も素晴らしかったです。
結構急な階段なので、登る方は気を付けて登りましょう。
また、ロビーへと続く階段の下には、深さの違う2つのキッズプールがあり、お子様が大好きなスライダーが設置されているんです!
ビーチ側からもリゾートの全景を見る事が出来ます。
メインプールは60メートルの長さ!
所々にプールチェアもあり、プールサイドでリラックスして楽しむことが出来ます。
また、プールの前には芝生を挟んでビーチが広がっています。
メインプールの横には「リーフビーチクラブ」があり、こちらには42メートルのインフィニティプールがあります。
ビーチフロントの絶好のロケーションで、タパスをはじめとした軽食から、ハンバーガー、ピザ、パスタなどのランチメニュー、
グリルメニューなどをお楽しみいただけます!
夕食はバリ島で唯一の水中レストラン「コーラル」でいただきましたので、その様子は別レポートにて詳しくご紹介します!
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ジ アプルヴァケンピンスキー バリは、バリ島らしいインテリアや建物で造られたいわゆる「ザ・バリ島」といったホテルでは
ありませんが、モダンな雰囲気とインドネシアの伝統的な芸術が融合された素晴らしいロビーをはじめ、ブサキ寺院や棚田から
インスピレーションを得た階段や建物など、リゾート内では至るところでバリやインドネシアの文化を存分に体験して
いただけるリゾートです。
特に、今年2022年に行われているインドネシアの7つの主要地域を紹介するキャンペーン、
『‘Unity in Diversity’ ダイバーシティー(多様性)の集結』はインドネシア各地の文化や食事等を体験できる
珍しいキャンペーンで、よりインドネシアを感じていただけると思います!
また、シンプルで高級感のあるインテリアと使い勝手の良い造りのお部屋は、どの年代の方にもマッチし、
キッズクラブやキッズプールもあるのでお子様連れのファミリーにも快適にお楽しみいただけます。
プライベートプール付きのお部屋に宿泊したいけれど、ヴィラタイプは屋外のリビングで虫も多くちょっと苦手・・
という方には、プライベートプールが付いたジュニアスイートやスイートルームがおすすめ。
ホテルタイプのお部屋でプライベートプール付きのお部屋はとても珍しく、ヴィラタイプのお部屋が苦手な方にも
安心してご宿泊いただけると思います。
スイートルーム宿泊者限定のクリフラウンジの利用も可能で、朝食からアフタヌーンティー、イブニングカクテル、
専用プールなど、ワンランク上のリゾート体験もお楽しみいただけます。
専用ラウンジはお子様入場不可のホテルも多いですが、こちらのクリフラウンジはお子様の入場が可能なのも
嬉しいポイントです!
(ジャグジー等、一部年齢制限のある施設もあります)
ホテルの周りにはレストランやお店等はありませんが、その分ホテル内を満喫していただけるよう
レストランやアクティビティも充実しています。
日本人スタッフの方がいらっしゃいますので、言葉の面でも安心してご滞在いただけると思います。
※こちらに記載の情報は2022年2月11日の情報です。記載内容は変更となる場合があります。
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