ホテルレポート
投稿日:2016年10月28日
カルティカプラザ通りは、バリ島の南部・クタ地区では空港に最も近く、ショッピングセンターや各種レストランと、沢山のホテルが立ち並ぶ場所にあります。世界各国からの観光客が多いこのカルティカプラザ通りに、新しく「フェイブホテル・クタ・カルティカプラザ」がオープンしましたのでご紹介致します。
フェイブホテルは鮮やかなショッキングピンクがトレードマークカラーのホテル。ホテルの看板などには必ずこのトレードマークカラーが使われています。
新しく出来たこのホテルの外観も、このショッキングピンクが映える色のグラデーションが施され、賑やかな通りの中でも目立ちます。でも、バリ島のメイン通りには大抵街路樹が植えてあるので、通りに面した場所にあるホテルは葉を茂らせた樹に隠されてしまって、ホテルの建物自体見え難いのも事実。特に屋根の上に掲げられているホテルの名前は、ある程度離れた場所からでないと見えません。
建物の下に見えている場所の奥にレセプションがあります。
通りに面した場所、この写真の向かって右に見える階段の上にあるのがレストラン『インパラ』です。宿泊客以外のお客様も多いそうです。
ホテルの建物の正面がカルティカプラザ通りです。写真の右手方向、ホテルから数百メートルのところに、ショッピングモールの「CENTROセントロ」があり、徒歩でのショッピングが楽しめます。
(画像の右側に見えている青い看板の左、赤い字で小さく「CENTRO」と書かれているのが見えるでしょうか)
カルティカプラザ通りに面したレストランは、フェイブホテル・クタ・カルティカプラザの朝食会場にもなっている『インパラ』と言う名前のレストラン。なんでも、この「インパラ」と言う名前は、50年代後半から60年代に人気のあった、アメリカのシボレーから発売された車の名前から取ったそうです。オーナーの趣味なんだそうですよ。
そのインパラが2階の壁に堂々と描かれていました。
クラシックカーの名前を取っただけあって、レストラン内も60年代風のレトロでカジュアルな雰囲気を意識して作られています。
特に通りに面して半オープンになっている部分は、アメリカのダイナー風な椅子が置かれて気軽に入れそうな雰囲気です。
朝食はブッフェ式。インターナショナルとインドネシア料理の両方が楽しめます。
ブッフェなので、お料理の量が少なくなるとスタッフが新しく足しに来ていました。
カルティカプラザ通りに面した場所に用意されているセルフサービスのコーヒーや紅茶、
各種のお食事。
ケーキやクロワッサンなど、数種類が用意されたパティスリーコーナーもありました。
インドネシア人の朝食としても人気の高いシリアルがここでも用意されていました。
お腹に優しいお粥は、インドネシア人にも人気の高い朝食メニューです。日本と違うのは、トッピングの具が沢山用意されていること。用意されたトッピング見ているだけでも楽しいですので、是非お試しください。
エッグステーションではお客様のお好みに合わせて卵料理をその場で作ってくれます。卵の個数も自分で決められますので、2個が多いと思う方は1個でリクエストして下さいね。
それぞれお好みに合わせて自分にあった分だけを盛るのが楽しいブッフェの朝食。盛り付けの一例はこんな感じ。
エッグステーションで作ってもらったオムレツです。しっかりめの固焼きオムレツでした。
さて、朝食をご紹介した後は、レストランの奥にあるホテルのレセプションに行って見ましょう。
ポップでサイケな雰囲気を漂わせたカラフルなアートが施されたレセプションの壁。普通の背丈の人が立ったままの目線では視界にあまり入りませんが、遠くから見た時は目印になり易く、近くで見上げた時にはそのカラフルさに圧倒されます。
レセプションを2階からみたところ。
ロビーに置かれた椅子もシンプルながら個性的で、レトロな雰囲気のあるものが置かれています。
それでは、次は早速お部屋に行って見ましょう。
お部屋は「スタンダードルーム」が100室あり、お部屋の床面積は21u。旅行者にも、そして、ビジネスにも使い勝手が良いように作られたミニマリズムのお部屋です。ハイスピードのインターネットアクセスも可能。
お部屋は写真のツインの他、ダブルベッドもあります。ツインのお部屋に用意されているシングルベッドの幅は100センチ、長さ200センチです。
ベッドの足元には壁に取り付けられた32インチのテレビがあり、その横に小さなライティングデスクが作り付けてあります。
セイフティボックスとスリッパもちゃんと用意されています。
機能性重視のバスルーム。ワンルームマンションのバスルームに似ていますね。
シンクの横に歯ブラシが用意されていますが、歯ブラシ以外は別途有料で購入するシステム。余分な備品を無くして、料金を抑えています。
購入出来る商品の一覧が張り出されています。櫛、かみそり、シャワーキャップの他、追加の歯ブラシ、ミネラルウォーター、スリッパまでそれぞれ料金が表示されていました。電気のコンセントはインドネシアのCタイプなので、日本のコンセントを使うならアダプターが必要です。
バスタブは無く、固定シャワーだけがあるシャワーブース。シャワーの隣の壁に取り付けてある容器に入っているのは、シャンプー、石鹸、コンディショナーが一緒になった3イン1の液体。「髪の毛と体は同じ液体で洗えない」と言う人は、ご自身で必要な物をご持参してください。
お部屋の次は、屋上にあるメインプールに行ってみます。
ビルの屋上にあるプールって、どんな感じなんでしょうか。。。
青いタイルがプールの水を綺麗な青色に見せています。プールは屋上にあるため、回りの景色は建物の屋根だけ。地上のプールとはちょっと違った雰囲気です。
小さいながらプールに入ったままで飲み物が楽しめるバーカウンターがありました。
周りに余計なものが見えないプールは広く感じますね。
ナント、屋上のプールには深さが60センチの子供専用プールもありました。お子様連れのお客様にとっては嬉しいプールです。
屋上には、プールだけでなく、パラソルのあるテーブル席や、今後イベントスペースとして利用出来る多目的スペース、カフェなどもあります。
この日はグループの朝食会場として多目的スペースが利用されていました。
ホテル内の4階には会議室が2部屋用意されています。この2部屋を繋げると、最大110名収容出来る会議室になるそうです。
次はフェイブホテル・クタ・カルティカプラザならではのこだわり、エレベーターの扉に描かれたアートをご覧下さい。
各階でアートが異なるエレベーターの扉。カラフルなポップアートです。日本人の感覚から見るとちょっとドギツイですが・・・。
アートはエレベーターの扉だけではありませんでした。なんと、壁にも・・・。
最後に、アートでちょっとユニークなトイレの案内看板をご紹介しましょう。
他ではちょっと見掛けない、ユニークなイラストで男性用・女性用が表示されています。
『フェイブホテル・クタ・カルティカプラザ』、如何でしたでしょうか。
新しい建物のモダンなスタイルとオーナーのこだわりの好みが垣間見える内装や、旅行者にもビジネスの為にでも使い易いお部屋とハイスピードのインターネットアクセス、徒歩で楽々ショッピングに行けてしまうロケーションなど、「ホテルは寝るだけだから、そんなにこだわらないけど、やっぱり綺麗で立地の良い所が良いな〜」とお考えの方なら、性別・年齢層問わずに最適なホテルだと言えるでしょう。立地とコスパから、『フェイブホテル・クタ・カルティカプラザ』、お勧めです。
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