【バリ島の物価の目安は?】
バリ島旅行の予算感を細かく解説
【バリ島の物価の目安は?】
バリ島旅行の予算感を細かく解説
リーズナブルに旅行ができるというイメージのバリ島。
確かにバリ島の物価は安いのですが、あらかじめ旅の予算を立てるためにも、しっかりとチェックしておきたいところです。
また、チップの有無や渡すタイミング、使えるクレジットカードのことなど、バリ島でのお金事情について知りたいことは多くあるかと思います。そこで、この記事では、ショッピングや食事などのお値段の相場や、バリ島でのお金にまつわる情報をご紹介します。
目次
インドネシアの島ということもあり、バリ島の物価は日本と比べると安いです。
バリ島の通貨はルピアといい、1ルピアあたり、0.008円ほど。単位が日本円と大きく変わってくるので、なんとなくのイメージを掴んでおく必要があります。
以下では、バリ島で使われている通貨から、旅行中に必要なものの価格の相場について見ていきます。
まずは最初に、バリ島で使われている通貨についてご紹介します。バリ島で使われている通貨はインドネシアのルピアです。
紙幣は1,000ルピア、2,000ルピア、5,000ルピア、10,000ルピア、20,000ルピア、50,000ルピア、100,000ルピアがあり、硬貨は100ルピア、200ルピア、500ルピア、1,000ルピアのコインがあります。
現在のルピアと日本円のレートは1ルピア=0.008円/1円=124.6ルピア(2020年2月19日時点)です。
桁数の違いから日本円からルピアに両替をすると、日本のお財布では入りきらなくなることも。また、お金がたくさんあるような錯覚を起こしてしまい、必要のないものまで買いすぎることがあるので注意したいものです。
また、レストランのメニューやショップの金額表示で数字の後ろにKの文字が書いてあることがあることに気づくのですが、Kとはゼロ3桁分を指しており、40Kは40,000ルピアということになります。桁数の多い通貨ならではの工夫といえます。
ルピアはその桁の多さから、慣れるまではちょっと難しいと感じてしまいます。しかし、計算を相手まかせにしていると、後になって損していることに気づくという事態もありますので、がんばってその場で計算するようにしましょう。
※以下の記事で紹介している日本円は1円=125ルピアで計算しています。
バリ島での移動にはタクシーやバスを利用することになります。タクシーにはローカルタクシーや、大手の「ブルーバードタクシー」などがあります。メーター制であるブルーバードタクシーは初乗りが7,000ルピア(約56円)。以降、1qごとに6,500ルピア(約52円)が加算されます。渋滞に嵌ってしまって停車している場合にもメーターは作動しており1分間で750ルピア(約6円)が加算されます。待機料金は1時間ごとに45,000ルピア(約360円)となります。そして深夜料金はありません。また、電話でタクシーをオーダーした場合の最低支払料金は行先の距離に関わらず30,000ルピア(約240円)掛かります。
ローカルのタクシーは乗り慣れていないと値段交渉が難しく、予想外に高い金額を請求してくる場合もあるので注意が必要です。
現在、バリ島でもタクシーの配車アプリが充実しブルーバードタクシーは「My Blue Taxi」があります。他、料金が事前に確認出来るタイプのタクシーであれば「Grab Taxi」「Uber」などで呼ぶことができます。ただし、「Grab Taxi」「Uber」などアプリでオーダーするタイプのタクシーは呼ぶことが出来ない場所も多くありますので、地理関係がよく分からない旅行者には使い難いという声もあります。
また、路線バスを利用する場合には「クラクラバス」が便利です。清潔感もあり車内でWiFiが使えたり充電が出来るなどの設備を備えているので観光客が利用しやすくなっています。DFSバスターミナルを中心として、クタやデンパサール、ヌサドゥア、ウブドなど、主な観光エリアを巡っています。
料金は20,000ルピア(約160円)ですが、DFSバスターミナルからサヌールを経由したウブド間のみ80,000ルピア(約640円)です。
※クラクラバスは現在休止中です。
バリ島では地元の人も行く庶民的な食堂(ワルン)からホテルのダイニングまで、幅広いグルメスポットに出会えます。
以下、料理の値段の目安をご紹介します。あくまでも目安ですので、ご自身で注文する前にしっかり確認してください。
・ファーストフード(定価)
マクドナルドのビックマック 35,000ルピア(約280円)
ダブルチーズバーガー 34,000ルピア(約272円)
STARBUCKS RESERVE DEWATAのブラックコーヒー(トールサイズ)52,000ルピア(416円)
・ローカルのワルン、カフェ(場所、客層など、お店によって大きく異なります)
バリ・コーヒー 3,000ルピア(24円)
ナシ・チャンプル 15,000ルピア(120円)
ナシ・ゴレン 15,000ルピア(120円)
・街のレストラン
ナシ・ゴレン 45,000ルピア(約360円)
和食レストランで寿司1人前 150,000ルピア(約1,200円)
・ホテルのダイニング
メイン1品 150,000〜550,000ルピア(約1,200円〜4,400円)
日用品は日本よりも圧倒的にリーズナブルです。こちらも、値段は目安ですので、ショッピングの際にはお店でご確認ください。
日用品の相場
水…3,000ルピア(約24円)
ビール(ビンタンビール)…2,200ルピア(約176円)
歯ブラシ…4,000ルピア(約32円)
歯磨粉…12,000ルピア(約96円)
日焼け止め…日本製245,000ルピア(約1,960円)、インドネシア製50,000ルピア(約400円)
虫よけスプレー…12,500ルピア(約100円)
せっけん…15,000ルピア(約120円)
ちなみに、値段のついていない市場などでのお買物によく使う文章としては
Berapa harganya ?(ブラパ ハルガニャ?)「いくらですか?」
bisa sedikit kurang ?(ビサ クラン?)「安くしてもらえますか?」
などがあります。観光地ではほぼ英語が使われ、時として日本語が通じる場合もありますが、インドネシア語を覚えていくと、もっと旅が楽しくなるでしょう。
バリ島には世界遺産に登録されている遺跡や地元の信仰を集める寺院など、観光的な見所も数多くあります。また、伝統のマッサージを体験したり、オプショナルツアーにも参加したりしたいところです。それぞれの相場をご紹介します。
主なスポットの入場料(2020年2月19日時点)
・ゴアガシャ遺跡…50,000ルピア(約400円)
・モンキーフォレスト…80,000ルピア(約640円)、子ども60,000ルピア(約480円)
・ティルタエンプル寺院…50,000ルピア(約400円)
・ネカ美術館…75,000ルピア(約600円)、12歳以下は無料
・ウブド王宮(サレン・アグン宮殿)…無料(舞踊鑑賞は別途料金が必要)
・ウルン・ダヌバトゥール寺院…35,000ルピア(約280円)参拝用のサロンとスレンダン20,000ルピア(約160円)別途必要
スパの相場
バリ島に行ったらぜひ受けたいのが丁寧に体をほぐしてくれるバリニーズエステやマッサージです。種類も街中のリーズナブルなところから、人気のスパや、ホテル内のラグジュアリーなサロンまでさまざまです。それぞれ支払う金額に相当するサービスが受けられるとお考えください。
・街中のスパ…1時間1,000円程度
・少し大きな街スパ…2〜3時間で5,000〜10,000円程度
現地発着ツアー
バリ島を満喫するなら、オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。日本語ガイドが付いているので、バリ島が初めてという方も、小さなお子様連れの方も安心です。
人気のツアーとしては
・専任の日本語ガイドが付く専用車チャーター4時間4名5,000円〜
・サーフィンの初心者コース(半日のグループレッスン・日本語)…3,900円程度
・豊富なスパメニューから選べるスパトリートメント…2時間6,000円〜
などがあります。
チップの有無や、カード手数料などバリ島旅行ならではの知っておきたいお金にまつわるルールがあります。そこで、バリ島のお金に関する情報をまとめて紹介します。
「必ず払わなくてはいけない」というほど厳格ではありませんが、ホテルやレストラン、タクシー、マッサージ・スパ、ゴルフ場などで気持ちの良いサービスを受けたときは、感謝の気持ちを込めてチップを渡すといいでしょう
・ホテルのピローチップ…20,000ルピア(約160円)程度
・ホテルのポーター…荷物を運んでもらった場合は10,000ルピア(約80円)〜20,000ルピア(約160円)程度
・ホテルのルームサービス…ルームサービスや、お願いごとをした場合は10,000ルピア(約80円)〜20,000(約160円)ルピア
・マッサージ・スパ…受けたサービスに合わせて20,000ルピア(約160円)〜50,000ルピア(約400円)
・レストラン・カフェ…食事代の5〜10%
タクシー…10,000ルピア(約80円)以下の細かいお釣りはそのままチップに。
ただし、料金にサービス料が含まれている場合は、チップを渡す必要はありません。レシートをご確認ください。
両替は空港、ホテル、街中の両替所、街中の銀行などで行うことができます。
最もレートがよいのは街中の両替所ですが、詐欺まがいのぼったくりで正しい金額よりも少ない金額を渡される場合もあるので、必ずその場で金額を確認するようにしましょう。特に、看板などに表示されているレートが良すぎるところは要注意です。
両替は政府公認の両替所で行うと安心です。政府公認の両替所の大手としてはセントラルクタ(Central Kuta Money Exchange)やBMC(PT. Bali Maspintjinra)などがあります。セントラルクタはインドネシア中央銀行が運営し、クタやデンパサール、ウブド、ヌサドゥアなど観光客が訪れる主なエリアに支店があります。
デンパサール(ングラライ)国際空港はレートが良いとは言えませんが、バリ島の着いて直ぐにルピアが必要な場合には便利です。日本で両替するよりもデンパサール国際空港のレートのほうが良いので、バリ島に到着してから両替するのがおすすめです。ただし、空港の両替所のレートは街中の両替所よりは悪いので、空港での両替は必要最低限にとどめたほうがいいかもしれません。
ホテルは空港と街中の中間くらいのレートと思っているといいでしょう。宿泊している場所で両替ができるので便利です。
バリ島でも主なホテルやショップ、レストランではクレジットカードの使用ができますが、小さなワルンや地元の人ご用達のお店では使えないことがほとんどです。また、主要ホテルでは全ブランドのカードが使えることが多いのですが、街のレストランやショップではVISAやMasterのみというところが多くあります。
また、日本ではカードの手数料はお店が払いますが、バリ島では客側が払うことがほとんどです。カードの支払の際には、商品の値段に手数料が上乗せされることになります。
現地で使うお金というわけではありませんが、旅全体のことを考える上で気になるのはもちろん、航空券やツアーの料金です。
バリ島への旅行は、自分でホテルと航空券を手配する場合と、ツアーに申し込む方法がありますが、どちらも幅広い選択肢の中から選ぶことができます。
ツアー料金はシーズンにもよりますが4万円台〜。滞在期間やホテルのランクも幅広くあり、なかにはバリ島とシンガポールなど、他都市と周遊できるツアーもあります。
飛行機は東京(成田・羽田)や関西(大阪)からガルーダ・インドネシア航空の直行便がバリ島のデンパサール空港へ就航しています。航空券はシーズンによってはガルーダ航空が5万円台〜見つかる事もあります。
1泊3000円台のリーズナブルなホテルや、ショッピングスポットと近接した便利な立地の大型ホテル、自然と溶け合うような穏やかな時間を送れるラグジュアリーな高級リゾートまでさまざまあります。
・クタ
中型〜大型ホテルの多いエリアです。ショッピングモールと隣接しているホテルやスタイリッシュなブティックホテル、高級ヴィラなど、さまざまなタイプのホテルに出会えます。料金も幅広く1泊4000円〜4万円台程度で見つけることができます。
・ウブド
美しい緑の中で癒しの時を送れるウブドには、個性豊かな高級リゾートが多くあります。6000円〜10万円台まで見つけることができます。
・スミニャック
おしゃれなエリアのスミニャックにはビーチ沿いのおしゃれなリゾートホテルから、買物に便利な立地のホテル、プライベートプールのあるヴィラなど、さまざまな宿泊場所があります。価格はだいたい1泊4000円〜9万円台と見ておくといいでしょう。
・ヌサドゥア
ホテルエリアに入る時からセキュリティのチェックを受けないと入れない高級リゾートエリアのヌサドゥアは大型リゾートや高級ヴィラなどがあり、宿泊費は1泊1万円台〜9万円台程度。2万円台、3万円台がメインとなります。
一年中人気のバリ島ですが、年末年始やゴールデンウィーク、夏休み、冬休みをはずした季節は、航空券もツアー代も下がる傾向にあります。具体的には学生の春休みに当たる2〜3月、大型連休を除いた4〜6月、10〜12月頃が比較的安い時期と言えます。もし、その頃に休みが取得できるようでしたら、狙ってみると良いでしょう。
食費や日用品の安いバリ島では、ぜいたく気分を味わいつつもリーズナブルな旅をすることが可能です。現地で使う小遣いはできるだけ節約して、その分、ホテルにお金をかけてゆったり過ごすこともできます。賢くやりくりして楽しい旅をお送りください。
※弊社営業時間外で出発前日・当日の緊急時はマイページ内「出発のご案内書」に記載の「緊急連絡先」へご連絡ください。
【東京支店・大阪支店】受付時間/平日(第3水曜を除く) 10時〜17時45分 土曜(第3を除く) 10時〜16時30分
定休日/第3水曜・第3土曜・日曜・祝日・年末年始
【名古屋支店】受付時間/平日(第3水曜を除く) 10時〜17時45分 定休日/第3水曜・土曜・日曜・祝日・年末年始
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