ウブドのカフェ、なおかつコーヒー飲むなら老舗のアンカサ!ってのが、もっぱらの定番なんですが(今も。)、
新しくイケてるカフェのラインナップに入れたい本格的なコーヒー専門店が、
ウブドの目抜き通りラヤウブド通りとハノマン通りの交わるT字の交差点近くに、
2012年10月にオープンしました。
こちらアノマリ・コーヒーは地元ジャカルタに本店を構えるインドネシアのコーヒー・チェーン店。
インドネシア産のコーヒー豆を厳選して、自ら焙煎もしてる本格的なお店なんです。
バリでは現在スミニャックのカユアヤ通り(旧オべロイ通り)沿いにもあり、こちらウブド店が2号店です。
インドネシアのコーヒーというとこってりドヨーンとしたバリ・コピ、
あの粉状のパサパサ感がたまらない、でもあえて言うとちょっとくどい、沈殿しないコーヒーパウダーが飲みづらい、
頼んでもないのに砂糖がどっぷり入ってて、甘くてウへ...(-д-;)なんてこともざらにあるけど、ここアノマリコーヒーのコーヒーは、
そんな偏見や先入観も覆してくれる飲みやすいコーヒーが常時用意されていて(店名もカフェではなく、コーヒーだし。)、
コーヒー通の人も安心して通えるお店なんです。
ウブド王宮から東に300mほど進んだラヤウブド通り沿いにあります。
お店の外にもベンチやカウンター席があり、ショッピングの途中にちょっと立ち寄っても、
中に入ってゆっくりカフェもOK。
店内はインドネシアというより、どことなくニューヨークのような斬新さとモダンさを
兼ね備えたようなお洒落なデザイン。
店内は無料Wi-Fiの利用も可能です。
気軽に入れる雰囲気とスタイリッシュな店内は、ツーリストだけじゃなく、
長期滞在の欧米人にも人気。
オーダーと支払いは入ってすぐのこちらのキャッシャーでどうぞ。 |
ショーケースの中には美味しそうなケーキがズラリ!
オーダーすると「名前は?」と聞かれます。
一瞬「え...?」ってなるけど、恥ずかしがらずに伝えましょう。
レシートを見ると、しっかり名前も書かれてますよ。
ただしバリ人のヒアリングなので、聞き間違いもあるので、お許しを。(笑)
オーダーしたものはここで待って受け取ります。
スタバ・スタイルですね。
時間の掛かるものは後で席まで持って来てくれます。
階段の下のスペースは隠れ家気分も味わえちゃう かまくら風のスペースも。 |
ウブド店には2階席もあります。
比較的ガラーンとしたスペースには壁沿いや通り沿いに席もあるので、
風通しがよくエアコンいらず。
2階からの眺めは高い建物の少ないウブドでは貴重。
王宮や市場に向かうラヤウブド通りは一日中賑やか。
一日ウブドで観光や買い物を考えている人はここで一服しながら、
スケジュールを立て直すのもいいかも。
キッチンは2階にあって、ガラス張りなので調理してるところが見える作り。
一段上がった小上がりのようなスペースはクッションや座卓もあるので、
ショッピングや観光で疲れた時に足を伸ばませてGood!
ランダムに置かれたテーブルや、打ちっぱなしのコンクリートやレンガを合わせたような壁、
新鋭アーティストが書いたような絵など、手掛けたオーナーのセンスの良さが伺えます。
天井を見上げると、アーティスティックなイラストと 天井からニョキニョキ生えたようなLEDライトがユニーク。 |
レーズンロール14000ルピア、アイスアメリカーノ30000ルピア。 |
カフェラテ30000ルピア、チーズケーキ33000ルピア、ブラックフォレストケーキ33000ルピア。
値段はバリ価格というより、日本に近いですね。
パンやスイーツ系のみで、ガッツリ系はないかと思ったら、ありました。
鰹節がたっぷり乗ってて、なんだか和風?皿うどん??と思ったら、カラマリのスパゲッティ―でした。
鰹節が邪魔してるけど、下にプリプリのイカリングが入ってます。
カラマリスパゲッティ―55000ルピア、アイスカプチーノ34000ルピア。
やっぱり値段は日本価格。(´д`*)ノ
「コピ アスリ インドネシア」とあるように"インドネシアの本物のコーヒー"を売りにしたコーヒー専門店、アノマリ・コーヒー。
スマトラ、ジャワ、トラジャ、そしてバリではキンタマーニと、考えてみればコーヒー産出国で、世界の生産国第4位のインドネシア。
ウブド店は見つけやすく、どこに行くにも便利なラヤウブド通り沿いに面しているので、
ウブドに行った際は是非立ち寄ってみて下さいね。