カユアヤ通り(旧オベロイ通り)とチャンプルン・タンドゥ通り(旧アビマンユ通り)を結ぶ
細い路地のサリ・デウィ通り沿いに位置するジ・エリシアン。
世界各国のおしゃれなホテルが加盟しているデザインホテルズに、バリでは7軒あるホテルの内の一つとして加盟し、スミニャックでは早い時期からiPodやアップルTVをスタンダードな設備として 取り入れた先見性のあるヴィラ系ホテルです。
それでは早速ホテルの中を拝見しに行ってみましょう~。
通り沿いの真っ白なこの看板が目印。 デザインホテルズのマークも付いてます。 |
セキュリティーゲートから中へ進もうとすると、左右の竹が内側により添って 自然のトンネルが出来てました。 |
ロビーに到着しました~。
車寄せには「エリシアン」のロゴが着いたピカピカの専用車が停まってました。
ちなみにエリシアンの意味は「理想郷」、ギリシャ神話では「祝福された人々が死後に住む楽土」の意味。
...生きてるうちに来られて幸せっ!
ロビーは木目とエリシアンのテーマカラーであるグリーンを上手く取り入れた
半オープンエアーのおしゃれな作り。
レセプションはロビー脇にありました。
これまた樹木の年輪や木目をしっかり生かした斬新なデザインのカウンターが目を引きます。
レセプションのカウンターの上にはエリシアンの代名詞ともいうべきiPadが置かれていました。 リクエストに応じて無料でレンタルすることが出来ます。(台数に限りがあります。) |
レセプション脇にはこじんまりとしたブティックもありました。
サマードレスやバッグなど現地で入手するのもいいですね。
ウェルカムドリンクは生姜とライム、レモングラス、ソーダをミックスした "ジンジャー・レモングラス・レモネード"。長旅の疲れを吹き飛ばしてくれる喉ごし爽やかなスッキリした味です。 |
ロビーの前に停められていたロゴ入りの自転車。
こちらは宿泊中のお客様なら無料でレンタルすることが出来ます。
ロビーから奥へ進むとスパとライブラリーを結ぶフローリングのスペースに
プールを見下ろすラウンジスペースがありました。
各国の小説や雑誌を取り揃えたライブラリー。
日本語対応可能な無料で使えるパソコンもありました。 Webカメラ付きなので、日本とのスカイプもOK。 またホテル内ならどこでも無料Wi-Fiの利用が可能です。 |
ロビーから階段を下りていくとパブリックプールに面したレストラン「ラッシュ・バンブー」があります。
調理しているところも見れるオープンキッチンを採用。
朝食はレストラン、もしくはヴィラの中から選ぶことが出来ます。 |
ラッシュ・バンブー・レストランに面したスイミングプール。
長さ25m、横幅8mとしっかり泳げる大きさ。
ブティック・ホテルでありながら、施設も充実してるのが嬉しい。
プールサイドにある大型のカバナは全部で5基。 早いもの順です。 最近天蓋とマットのリネンの色が変わり、白黒の格子柄→真っ白→白と青地のストライプとモデルチェンジをし、これが3代目。 |
プールサイドのデッキチェアーも整然と並んで スマートに決まっています。 |
プールに面したレストランとロビーの入る建物。
1階がレストラン、2階にロビー、ライブラリー、スパがあります。
建築デザインはマレーシア在住のイギリス人デザイナー、ブライアン・クァークが手がけたもの。
スミニャックにあるとは思えないほど 植物が生育したホテルの敷地内。 街中のロケーションながら、マイナスイオンがたっぷり。メインロードからも 少し入った場所に位置しているため、車の騒音なども聞こえず、思った以上に静か。 |
ヴィラへの入口。ヴィラは1ベッドルームが26棟、2ベッドルームが1棟の全27棟。 今回ご紹介するのは1ベッドルーム・ヴィラです。 それでは早速中を見せてもらいましょう~。 |
中へ入るとプライベートプール付きのヴィラがお出迎え。
プールのサイズは8m×3mと、充分泳げる大きさ。 |
ヴィラの中はリビングルームとベッドルームが分かれた作り。 コーナーに設けられたソファの後ろの窓はすべて開放することも可能なので、 気分や好みに応じてセミオープンにすることも出来ます。 |
そのソファと対角にある場所にはダイニング・スペースと小さなパントリー。 |
テーブルの上にはウェルカムフルーツとエリシアン特製のチョコレート・クッキー。
ミニバーはパントリーの下に。 ミニバーというより冷蔵庫といった感じの大きなサイズ。 ちなみにミニバー内の飲み物類は有料です。 |
ちょっとした時についついつまんでしまいそうなスナック類も用意されてました。 でも食べたらお支払いを忘れずに。ミネラルウォーターとコーヒー&紅茶類は無料になります。 |
ガラガラ~っと扉を開けると 湯沸しポットやサイフォン、フォークやスプーンといった食器類が収納されていました。 |
食器棚を開けると中には虫除けスプレーや 就寝用の防虫グッズが。 ここまで揃ってるところはなかなかありません。 |
リビングルームの角にはパソコンを置くのにもぴったりな書斎用デスク。
机の上にはi Podのドッキング・スピーカーを各部屋に標準設置。 自分のiPodでも、もしくは持参して来てなくてもレセプションで借りてきてお部屋の中で好きなBGMを楽しみましょう~。 |
リビングルームの隣にベッドルーム。1ベッドルームのうち2棟にツインベッドのお部屋もあります。
ベッドの正面にはエリシアンのテーマカラーであるグルーンのファブリックを一面にあしらった壁と その真ん中にすっぽりとTVが設置されています。 部屋のTVはホテルでセレクトした映画が100本以上入ったアップルTVを採用。 |
その壁の後ろにはセーフティーボックスも置かれたクローゼット。 |
シンプル且つスタイリッシュにまとまった洗面スペースはこちら。 |
アメニティーはフランスのロクシタン社製のものを使用。 女性にはたまりません! |
何気なく置かれているもの一つ一つにセンスの良さを感じます。 |
1ベッドルームは日本人がイメージするバスタブらしいバスタブはなく、広いシャワースペースがあるのみです。 頑張れば膝下くらいまではお湯は貯められるかも...? |
バスルームにあるもう一つのワードローブ・スペース。 |
スミニャックの繁華街まですぐという立地の良さにありながら、一本路地に入った場所にあるため、
ホテル内には静かな雰囲気が漂った大人の楽園といった趣のジ・エリシアン。
スタイリッシュでミニマリズムなデザインでありながら、奇をてらった演出はなく、返って自然な心地よさや
快適な滞在を提供してくれるように計算されたデザインが、リラックス度を上げ、休日を過ごすにはピッタリ。
i PodやアップルTVなど今では当たり前になったアイテムも2005年のオープン時より取り入れ、
流行に敏感な旅行者や、アクティブにナイトライフを楽しみたい方にお薦めする隠れ家系ヴィラ・ホテルです。