アジアのスパ・リゾートの先駆者的存在でタイやモルディブなどにラグジュアリー・リゾートを運営するバンヤンツリー・グループ。
インドネシアではビンタン島に続き、バリ島南端の崖の上に2009年12月にオープンしたのが、バンヤンツリー・ウンガサン。
数々のアワードを受賞するバンヤンツリー・スパも併設し、美と癒しのリゾートとして、ハネムーナーやセレブから絶大な支持を集めている人気リゾートです。
それではホテル内を拝見しに行ってみましょう~。
ゲートをくぐり、この坂を上るとロビーです。
ロビーに到着しました~。目の前にはホテルのシンボル、バンヤンツリー(菩提樹)が。
これからどんどん大きくなっていくのが楽しみ。
最近オープンのホテルでは珍しく広いロビーで、とっても開放的です。
中央の大きなガラス鉢から水が湧き出しています。
天井には大きな提灯風のランプが。昼は白色ですが、夜は黄色く光るそうです。 |
リゾートの一番高いところに位置するロビーからはヴィラの屋根と海が臨めます。
そしてバンヤンツリーと言えば世界的に有名なのがスパ。外部からのお客様もアクセスしやすいようにと、
直接スパのロビーへと繋がる入口がホテルロビーの隣にありました。
スパのトリートメントルームへと続く回廊。 |
バンヤンツリー・スパのテラピストは全てバンヤンツリー・スパ・アカデミーで専門の教育を受けた熟練スタッフ。
どこのスパ、リゾートで施術を受けても同一のサービスを受けれるようにと、
高いクオリティーをキープして、アジアン・スパのパイオニアとして第一線で業界を牽引する超一流スパです。
トリートメントルームは全部で9室。こちらはスパで一番大きなロイヤル・スイート。
値段云々ではなく、トリートメントに合わせたお部屋にアサインされます
ロイヤル・スイートの室内には寝た状態でシャワーを受けれるレインミストの装置も。
屋外にはシャワーと休憩用のサンデッキもありました。
東洋医学に自然治癒力を生かしたホリスティックな手法を基にしたメニューの数々は
アジアのみならず、世界的評価も高い一流のトリートメントのみをご用意しています。
やはりバンヤンツリー。 スパ・プロダクトは全て自社製のオリジナル。 マッサージオイルやアロマといったトリートメントに使うものだけでなく、アロマポットなどどれもクオリティーの高いものばかり。 |
スパ・エリアには知る人ぞ知るもう一つのプールがありました。
手前にヨガ・スタジオを併設したジムもあります。(ご利用時間:7:00~22:00)
そして上のプールサイドにあるレストランがこちら、タマリンド。
スパ・エリアに併設しているのでヘルシーフード、スパ・キュイジーヌを提供しています。
ちなみにランチのみの営業になります。
オレンジ色のナプキンを留める陶器のホルダーもバンヤンツリーのロゴ入りです。 |
それではリゾートの中心へとカートで案内してもらいましょう~。
すごく傾斜がきついというわけではないので、頑張れば歩いてリゾート内を見て周ることは
出来るんですけど、なにせとっても広いので、移動の際にはカートを呼んで送ってもらうのが一番早くて簡単です。
24時間対応可能なバトラーやルームサービスがあるので、上手く活用しましょう。
ということでリゾートのほぼ中心のエリアに到着~。
こちらにはメイン・レストランのバンブー、パブリックプール、プールバー、キッズクラブ、ライブラリー、ブティックなどが集まっています。
まずこちらがバンヤンツリー・オリジナルの商品を扱うギフトショップ兼ブティック。
人気のスパ製品やリゾートウェアなど、たくさんのお土産品が並んでいます。
隣にはお部屋への貸し出しも可能なDVDソフトを用意したライブラリーもあります。
そしてその隣にキッズクラブ。
4才~12才までのお子様がご利用可能です。
デラックス系のホテルと比べて、やや大人っぽく、そしてどことなく落ち着き感のあるキッズクラブですね~。
棚の中のおもちゃも綺麗に整頓されていて、どこか上品に見えます。
きっと壊しちゃいけない、ドキドキ。。みたいな印象を大人だと受けますが、
子供ならギャーギャー、それあたちの~!でもいいんでしょうね。(笑)
パソコンやDVDも用意されていて、体育会系の子からちょっと理系の子まで幅広く対応してくれそうです。
キッズクラブご利用時間:9:30~17:00
そしてこちらがメイン・レストランのバンブー。インドネシアンを中心としたインターナショナル料理を提供。
朝、昼、夜とオープンしている大型のレストランで、エアコンの効いたインドアの席と、
屋根付きのテラス席に分かれています。
ちなみに朝食のビュッフェはアラカルトメニューからも注文可能で、和食の定食なんて嬉しいメニューも用意されてます。
こちらはプールに面したテラス席。 時折吹く風が気持ちいぃ~。 |
そしてこちらがパブリックプール。L字型になっていて、長方形の突き出ている部分が25x12mの大人用プール、
横に付いている浅い15x8.5mの部分がキッズプールになっています。
キッズプールには白い小船というか大きな葉っぱのようなチェアーが浮かんでいて、ちょっとメルヘンチックです。
そしてプールに隣接するプールバー。
水着でも着替えずにオーダー出来る気軽さが嬉しい。
ちなみにバーですけど、夜は閉まってますのでご注意を。
プールバーから海側にせり出したテラス席。 ここからもヴィラの屋根越しに海が見えます。 |
それでは早速お部屋の拝見に行ってみましょう~。
お部屋はすべてプライベート・プールの付いたヴィラ・タイプのお部屋で1ベッドルームから3ベッドルームまで、
全73棟が海へと続く断崖の傾斜上に建ち並んでいます。
今回見せて頂いたのは1ベッドルーム・プールヴィラです。
では中へご案内~。
まずヴィラに入るとドーンと大きなソファのあるリビングルーム。
そしてその後ろに円形のダイニングテーブルとパントリー。まずこのリビングが広いのなんのって。
1ベッドルームのヴィラでは他のホテルと比べても、かなり広く感じます。
リビングの天井は高く、ぶら下がるライトもその周りの細かな彫刻もとっても立派です。 |
リビングとダイニングのスペースの間の書斎デスク。 ここからは外の景色とTVも観えるようになっていて、導線の良さがお客様の目線に合っていて、 やっぱ研究しているな~、さすがバンヤンツリーと思ってしまいます。 |
ミニバーはこちら。ちなみに有料です。 |
ミニバーの上にはバンヤンツリーの豪華なロゴ入りのボックスに入ったスナック類。 ちなみにこちらもコーヒー、紅茶以外は有料です。 |
奥に進んでいくとベッドルーム。そして目の前はプールと、お部屋から
すぐにアクセス出来るつくりになっています。もちろんここにも大きなTVがありで、
その後ろにベッドルーム並みに広いインドアのバスルーム。そしてバスタブの足元にはやはりTV...!!!!!
リビング、ベッドルーム、そしてバスルームと1ベッドルームのヴィラに3つのTV。
いや~なんとも贅沢ですねぇ~。
バスアメニティーのボトルもバンヤンツリーのロゴ入り。 黒いフォルムが大人っぽくてカッコいいです。 |
洗面台もシンプルでスタイリッシュな感じ。 シャワーは屋内と屋外に2つ、ちなみにトイレも2つありました。 |
各ヴィラにはすべてプライベート・プール付き。
1ベッドルームのサイズは10x4m。充分泳げるサイズです。
そしてプールの横には温度調節も可能なジャグジーと屋根付きの円形の大きなソファ。 あ~、もうヴィラから出たくない~ってほど完璧に必要なものが揃っています。 |
それでは更に敷地を下って、海に一番近いところまで移動してみましょう。
こちらはホテル内で一番海に近い場所に立つジュマナ・レストラン。 アジアンテイストを取り入れたシーフード料理がメインです。 |
通常ディナーのみのオープンですが、ちょっとちょっと、これはランチでオープンしなきゃ勿体ないでしょ!?
な景色がバーン!!と目の前に飛び込んできます。
海抜70mのところに建つガラス張りのレストラン。 ただ言葉もなく、美しい~と言いたくなります。 あ、言葉が出てた?(笑) |
外からの眺めももちろん絶景ですが、屋内も白とオフホワイトのインテリアが綺麗で、
どちらの席にしようか迷ってしまいます。
ちなみにこの日はウェディング・パーティーがあるとかで、特別のセットアップでした。
屋内の階段を上ったところにはバーがあります。
屋外のテラス席もあって、一番海よりの席がサンセットを見る絶景ポイントです。
バリと言うより地中海のどこかと言いたくなるくらい、白が目に眩しいジュマナのアウトサイド席。
ちなみにここでは結婚式のセレモニーを行ったりもします。
青い海とのコントラストが素敵ですね~。
それではここから更に下ってプライベート・ビーチへ行ってみましょう。
ビーチへは電動カートを使って。オープン当時にはまだ完成していなかった ビーチロードも完成して、アクセスしやすくなりました。 |
カートが行けるのは途中の東屋まで。そこからは階段で降りて行きます。
今のところビーチに大掛かりな施設はなく簡易シャワーとトイレのみ。
今後に期待したいところです。
ドリンクはオーダーすれば持って来てくれるそうです。
階段を降りていくとこの看板。バンヤンツリー宿泊のお客様しかアクセス出来ない秘密のビーチです。 |
ホテルをビーチから見たところ。右側の白と薄いブルーのガラスの建物がジュマナです。
ビーチには朝8:00~18:00の間、スタッフが常駐しています。
ビーチ利用のお客様にはチェアーに座った瞬間、冷たいミネラルウォーターとおしぼりがサーブされ、
とっても気持ちいいです。
周りは高い崖で囲まれているので宿泊客以外はアクセス出来ないビーチ。
その辺鄙感がよりリゾート度をぐっと盛り上げてくれます。
青い海と白い砂浜。実はバリでは結構このロケーションを探すことが難しかったりします。
バリの最南端、ウンガサンの断崖絶壁の上に建つバンヤンツリー・ウンガサン。
クタやレギャン、ヌサドゥアなどの中心地から離れた辺境の地に立つからこそ
充実したファシリティーが、訪れるお客様に究極のリラクゼーションを与え、
気さくなスタッフたちがリゾート内で過ごす時間を優雅に演出してくれます。
世界的に評判の高いバンヤンツリー・スパも滞在中に一度は体験してみたいですよね。
エキゾチックな香りのする空間で、自分自身へのご褒美を上げるのには最高なリゾートの一つです。