現在、バリ島でも日常生活の中で外出をする時には、マスク着用が義務付けられています。
今までバリ島でマスクをしているのは、オートバイに乗る人や、工事現場の作業員、
または病院やクリニックの医療従事者くらいだったので、
工事現場や医療現場で使われる特殊なマスクの他は、
使い捨ての不織布で作られたマスクが主流でした。
ですから、
日本に昔からあるような布製のマスクはバリ島ではほとんど見かけたことがありませんでした。
でも、今回コロナの影響で公共の場ではマスクの着用が義務付けられたことにより、
今までマスクを着用したことが無かった人達もマスクが必要になり、
バリ島でもマスクの需要が一気に増えました。
そして、元々手先が器用なバリ人。
こんなビジネスチャンスは滅多に無い、とばかりに
バリ島でも沢山の人やお店がマスクの生産を始め「マスク産業」が立ち上がっています。
使い捨てマスクの値段は大体1枚数千ルピアですが、毎日となると結構な金額になるので、布製の洗って使えるマスクを使う人が増えていく中で、南国バリらしい、カラフルで可愛いマスクを見つけましたのでご紹介したいと思います!
今までバリ島でよく見かけていた布製マスクは無地がほとんどで、
中にはマスクで隠れる顔の下半分がマスクの表面にプリントされているようなモノが多かったのですが、
こんな明るい元気な色と可愛いプリント柄のマスクは初めて見ました。
(私が知らなかっただけかもしれませんが...)

バナナや、ジュルックニピスと呼ばれるライム、マンゴーそれぞれの色に合ったマスクの色の組み合わせ。着けたら元気になれそうな感じがします。

果物の女王と呼ばれているマンゴスチン、パイナップル、パイナップルやスイカ等のミックス柄。
色の組み合わせもすっごく可愛いです。
このプリント柄マスクを見て、思わずインスタ映えするユニコーンのおっきな浮き輪(フロート)を思い出す人は私だけでは無い筈。。。 ユニコーンと一緒にプリントされているトロピカルドリンクが何とも言えずバリっぽい。

そもそもマスクを着けている自分の顔って見えないじゃないですか。
だから、今まではマスクって全然気にしないで着けていたのです。
でも、こんな元気な色の果物柄のマスクだったら、私とすれ違った時にこのマスクを見た人がちょっとだけ楽しくなってくれるんじゃないかな、と思えたので、思わず買っちゃいました(笑)。
ライム柄と果物のミックス柄のマスクはそれぞれ1枚27,000ルピア。日本円で約200円ちょっとです。
生地にはストレッチ性はありませんが、顔の凹凸にフィットするように立体裁断になっていました。

マスクの内側に使われている布はどちらも同じベージュの無地でした。

本当はマスクを着用しないでよくなるのが一番なのですが、
着用義務がある間は、明るい気分になれるようなこのマスクを愛用したいと思います。
バリ好きの皆さんが着けているマスクはどんなマスクですか?