紛失証明書を作成する為に警察官に聞かれる質問は以下の通りです。
名前(性別は警察官が記入してくれます)、生年月日と出生地、宗教、仕事、国籍、身分証明書番号、滞在先住所。
この身分証明書番号というのは、海外旅行に来ている観光客の場合はパスポート番号になります。
身分証明番号=パスポート番号が分からないと証明書を発行して貰えませんので、
パスポートの顔写真のページを写真で撮って携帯に保存しておくか、必ずメモに取っておきましょう。
それから滞在先住所も必要になるので、泊まっているホテルの名前と住所は分かるようにしておくと良いですね。
紛失してしまった物の特徴も説明して記載して貰わなくてはならないので、
メーカー名や色、その他特徴について覚えておいた方が良いです。
この日、私は個人的な書類を無くしてしまって警察署に届け出をする為に訪れた訳ですが、
担当して下さった警察官に
「これからもしかしたら旅行中に警察署に来なくちゃならない人がいた時に不安にならないように、
警察署の中を紹介したいので写真を撮っても良いですか」と、きちんとお断りをして写真を撮らせて頂きました。
快く写真を撮らせて頂き、更に「写真を載せるなら、ついでに伝えておいてほしい」と、
警察官の方から「これだけは守って欲しいから書いてね」と言われた事がありますので書きますね。
「バリ島には素敵なところが沢山あるよね。バリ島が魅力的だから世界中の人達がバリ島に来るんだ。
でもね、旅行中、特に夜ナイトクラブやバーに行く時には、携帯や貴重品は持って行かない方が良いんだよ。
必要な額の現金だけ持って出掛ければ、携帯を忘れたり盗まれる被害に遭う事も無いからね」
以前は紛失証明書の作成には書類作成費用を請求されていましたが、
今は全ての書類を諸費用無しで作成してくれるようになったようです。
私の紛失届も約30分程度で終了しました。もちろんお金は請求されませんでした。
警察官はカタコトの日本語は話せますし理解も出来ますが、
紛失物の特徴や詳しい内容になるとカタコトでは難しいので、
もしも警察署に行かなくてはならない状況になってしまったら、
日本語ガイドをチャーター扱いで雇って頂き、諸手続きに付き添って貰う事をお勧めします。
私が帰ろうとした時、一人の欧米人の青年がやってきました。。。
青年の話を聞きながら、笑顔でバグース(親指を立てる仕草はバグース(良いね)という意味)
をしてくれた優しい警察官。。。
出来ればお世話にならないのが一番です。。。