まずはじめに、今回のアグン山の噴火とそれに起因するバリ島国際空港の閉鎖を振り返ってみたいと思います。
(以下の情報とデータ引用はインドネシア火山地質災害対策局(PVMBG)のホームページと、インドネシア国家防災庁職員、広報担当のMR.ストポツイッタ―」から引用しています)
2018年6月29日午前3時から午後2時半までの11時間半、バリ島のングラ・ライ国際空港がアグン山の噴煙により一時的に閉鎖になりました。当初発表された空港閉鎖は、6月29日午前3時から午後7時まで16時間に及ぶものでしたが、同日正午過ぎに行われた空港運営の為の再検討会議により実際には午後2時半に空港閉鎖が解除されています。
そして、以下の画像が本日2018年6月30日午前1時過ぎのアグン山の様子です。 噴煙の灰色ではない白いガスがかすかに上がっていることが見て取れますが、バリ島南部の空港には全く影響を及ぼさない範囲です。
今回の噴火の際でも、バリ島南部のヌサドゥア、ジンバラン、クタ、スミニャック、サヌール、そしてウブド地区でも火山灰や地震といった影響は全く感じられませんでした。
6月29日に空港が再開されてから今に至るまで、乱れてしまったフライトスケジュールを正常に戻すために各航空会社が賢明に努力している最中です。
そんな中、明るいニュースとしてガルーダインドネシア航空は7月2日のバリ島からの帰国便であるGA880とGA882から、通常通りのスケジュールに戻って運行されています。さすが、インドネシアが世界に誇る航空会社・ガルーダインドネシア航空。多くの乗客の期待を裏切りませんでした。
バリ島は南半球の乾いた季節風が吹くこれからの時期がベストシーズン。キラキラと輝く太陽と真っ青な海、バリ人の優しくて可愛らしい笑顔が皆様のお越しをお待ちしています。