皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、今回はまだ日本人の方は恐らく誰も行ったことが無い(であろう)滝をご紹介したいと思います。
この滝は、南部エリアからウブド方面に行くときに通る、スカワティという地区にある、
「トゥグヌンガン」という名前の滝。
ローカルや欧米人の観光客には人気が出てきているようなのですが、
今まで日本人のお客様はまだ見掛けたことがありません。。。
私の行くタイミングが他の日本人観光客の時間に合わないだけなのかもしれませんが・・・。
滝までは駐車場のエリアから500メートルと看板には書いてあります。
が、行きの500メートルは下り坂と下りの階段なので、おのずと帰りは上り坂・・・。
近くのカフェの店員に「階段は何段?」と尋ねたら、「150段位だと思うけど」との事。
滝の紹介として、こんなバナーが道端に貼り出してあります。
乾季で川に澄んだ水が流れる時の滝が向かって左側。一般的な滝の様子ですね。
この滝の良いところは、滝つぼで水遊びが出来る事。
水遊びの後は、湧き水でシャワー代わりの水浴びが出来るんです。
自然の湧き水シャワーの写真が中央。
そして、あまり行きたいとは思えない、雨季の時期の滝が向かって右側。
「まるで椰子砂糖みたい」な茶色の泥水で、水の量も増すので、滝の様子も違っています。
滝に向かう歩道の脇には、幾つかのカフェやお土産物屋さんが軒を連ねています。
それぞれのお店では、焼きとうもろこしや椰子の実のジュースを売っていたり、
水着や南の島に似合うドレスなどを売っています。
駐車場の前に小奇麗なカフェがありますが、もっと先に行くほうが、
カフェからの景色が良いのでお勧めです。
お店とカフェが途切れた先には、 滝へと向かう長い階段が続きます。
その階段の脇に立てられた看板には、滝壺でやって良い事といけない事が書かれています。
やって良い事の一番上には、「泳ぐこと」が。
但し、「子供は5歳以上で保護者か必ず一緒に付き添っていること」とあります。
そして、やってはいけない事の一番上には「飛び込むこと」と書かれていて、
「水深が最大になった場合を除く」と追記されています。
こういう場所のルールはちゃんと守って安全に遊びたいものです。
さて、滝の姿を遠くから眺めるとこんな感じ。
とても野性味のある滝で、サイズも十分大きいんですよ。
階段が辛いな・・・と思う方は、対岸からでも十分に綺麗な滝をご覧になれます。
ズームで近寄ってみます。
滝が落ちている上の方の岩畳には、別のルートで行けるそうです。
後ろに階段が見えているのが分りますか?
この滝壺の近くには、特別に監視員などはいないので、すべて自己責任です。
若い人だけでなく、大人(熟年)の女性が堂々とビキニで水遊びを楽しんでいる様子は、
遠くから見ているととても微笑ましいです。。。
この日の水深は、欧米人の大人の膝くらい。日によって水深も変わるのでしょうね。
観光地には行ってみたいけど、日本人の居ないところが良いなぁ・・・という時に、
このトゥグヌンガンの滝はおススメです。
この滝は案外分りにくい場所にあるので、道に迷わないように気をつけてくださいね。