皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、今回はクサンバの塩田の隣にある、完全ローカルの港で見掛けた、
日本ではあまり見掛けない風景をご紹介したいと思います。
真っ青に晴れ渡る空と、穏やかな海。。。
水平線の向こう側に浮かぶペニダ島の輪郭もハッキリ見えています。
肌をジリジリと焦がす日差しなど気になら無い様子で、
男の子が2人、ビーチに釣り竿を固定して、釣りをしてました。
遠目でも、2人はとても仲が良さそうに見えたので、兄弟かもしれません。
釣り竿の先には、どんな魚が掛かるのか?? 夕方まではこのままなんでしょうね。。。
男の子達の居た右側から視線を左側に逸らすと、
ビーチに程近い場所に、一艘のボートが停泊していました。
このボートに向かって、沢山の男の人達が荷物を運び込んでいるのが見えます。
肉眼だとちょっと見え難いので、カメラのズームで拡大してみます。
ほほう。。。 担いだり頭に載せて運んでいたのは、
窓枠や角材、タイルなど、どうやら建築素材を積み込んでいるようです。
しかし、なんと言ってもこの炎天下に、足元は砂と海。
乾いた砂は熱を持って、裸足で歩くと痛いほどの温度になっています。
こんな中、重い荷物を運ぶのは男性にとっても重労働に違いありません。
すれ違ったときに聞こえてのは、お隣の島、ジャワ島のジャワ語と発音。
バリ島の人ではないようでした。
離島のぺニダ島での建物に使う資材は、こうやってバリの本島からボートで運ぶのですね。
海岸はあまりにも暑いので、早々と駐車場に停めてある車に戻ると、
とっても気になる看板を発見!
マンタとジンベイサメのイラストが描かれた看板。
「この種類に属するものを捕獲したり利用したりしてはいけません」と大きく書き込まれています。
マンタの大きさは人間と、ジンベイサメはバスと大きさを比較しているところが面白い。
捕獲したり利用してはダメ、と強く警告している、ということは、
このバリの海にマンタとジンベイサメが居る、ということ???
マンタは、ダイビングポイントで「マンタポイント」という名前のポイントがあるので、
運がよければマンタに遭遇することは可能なのですが、
ジンベイサメがいる事は初めて耳にした(目にした)ので、
早速バリ王が提携している、サヌールのエナダイブに電話して確認してみました。
すると・・・
私「バリ島でマンタポイントはありますけど、ジンベイサメが見られる場所もあるんですか?」
エナダイブ・アユさん「はい。ジンベイサメは、ペニダ島の近くに出るンですよ!!!
私達の釣りガイドが、2016年にお客様を乗せてペニダ島の近くに行った時、
ボートのスグ近くに現れたのをビデオに収めています。
エナダイブのフェイスブックから入って、ビデオを探して見て下さい。ジンベイサメがご覧頂けます!」
と、嬉しい回答を頂いたので、早速フェイスブックで探して見ましたが・・・
結局ビデオは見つからず。とほほ。
バリの海には、ダイバー垂涎のマンタ、マンボウ、海亀、そしてジンベイサメまでいるんですね。
地元の漁師さん達が、あの看板に書かれていることをきちんと守ってくれていると良いのですが。
漁師さんたちは、ジンベイサメを間近で見たことあるのかな・・・ 羨ましい。
バリの海が、いつまでもマンタやジンベイサメを見ることが出来る豊かな海であって欲しい、
クサンバのビーチでそう強く願う、真夏日の真昼でした。