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バリ島 手描きバティックを目の前で見学出来るお店。 トパティの「バリ・ビダダリ・バティック(天使のバティック」のご紹介です。

投稿日:2016年07月25日(月)

皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。

 

さて、バリ島内の観光は決めたものの、当日目的地に行くまでの途中で、

「あ、これ何だろう?」 「ちょっと気になる・・・」など、

通りすがりに気になるお店を発見することってありますよね!?

 

今回見学して来た、「バリ・ビダダリ・バティック(天使のバティック)」という名前のお店。

何年も前からその前を通る旅に「どんなバティックのお店なんだろう・・・?」と、

興味津々で場所だけは知っていたものの、どんなお店なのか入って見る機会がありませんでした。

が、先日とうとう機会があったので、皆さんにもお知らせしたいと思います。

 

「バリ・ビダダリ・バティック(天使のバティック)」の所在地は「トパティ」。

サヌール方面からウブド方面に向かう際に通る、

トパティと呼ばれる場所の大きな信号のある交差店をバトゥブラン方面に右折した地区。

進行方向の左手に見えてくる、屋根のついた看板が目印です。

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看板を目印にして中に入ると、まず広い駐車場があり、

その奥に邸宅のような横に長く広がった建物が見えます。 建物は平屋でした。

20160717_114607.jpg

 

屋根の端から垂れ下がっている観葉植物がカーテンのように涼しげに揺れています。

駐車場に面した広いスペースは壁が無いオープンスペース。

このひろーいスペースに、数名のスタッフが作業をしている姿を見ることが出来ます。

そう、手描きのバティックの作成に精を出しているんです。

 

「面白そう!!!!」 早速手描きバティックを描いているスタッフさんに近付いてみました。

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手描きバティックを描くスタッフは、左手でそうっと真っ白な生地を支えます。

スタッフは全員思い思いのスタイルで床に座っています。


20160717_111517.jpg

利き手の脇には、四角い木製の枠の中に小さいコンロが置かれ、

コンロの上には蜜蠟(みつろう)を溶かした容器からゆっくりと湯気が上がっています。

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小さな鍋の中で溶けている蜜蠟からは、蜜蠟独特の匂いが立ちあがり辺りに漂います。

飴色の液体を「チャンティン」と呼ばれるバティック描き専用の道具にすくい入れると、

蜜蠟が冷えて固まるまでの短い時間の中で、

白い木綿の生地の上に、ためらうことの無い蜜蠟の線が重ねられていきます。

 

20160717_111527.jpg

手前に2本見えているのが「チャンティン」です。

持ち手部分は軽い木製。そして、ジョウロの胴体ようになった部分に溶けた蜜蠟をすくい入れ、

蛇口のような口から溶けた蜜蠟が流れ出す仕組みです。

一旦すくい入れたら、後は時間との戦い(大げさな・・・)。

チャンティンの中で固まってしまった蜜蠟は、再び溶けている中に浸して繰り返して使います。

 

DSCF3072.jpg

世界文化遺産としてユネスコに認められたインドネシアのバティックは、

こんなに大きくて大胆なモチーフではありません。

あくまでも、手描きバティックを体験用として、サンプルで描かれたモチーフです。

 

さて、ここはお店も兼ねているそうなので、ワクワクしながらお店の方へ行って見ます。

ところが・・・

20160717_114431.jpg

「店内での喫煙、写真撮影、飲食お断り」のプレートが掛かっていました。。。

 

そこを何とかお願いして、やっと一枚だけ許可して貰った写真がこれです。

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手前には男性用のシャツ、奥には女性用のワンピースなど、入って直ぐの場所では衣料品が中心。

ここからは見えない右手側には、インドネシアのバティック生地が展示即売されていました。

この写真の左手方向に向かってお店は長く続いていて、

一番奥の方には先ほど見学したバティックの技法で作られた、

テーブルセンターやクッションカバーなどのインテリア雑貨と、

自分で手描きバティックを実際に体験したい人が購入する、

真っ白いTシャツの大人用サイズと子供用サイズが売られていました。

 

お土産物屋さんとしては魅力に欠ける、殺風景な店内でしたが、

リゾートとしてのバリ島で、バティックを描いているところを見学出来るのは

とても良い経験になると思います!!

お時間に余裕のある方は、お立ち寄りになってみては如何でしょうか。

 

この「バリ・ビダダリ・バティック」へは、

バリ王の日本語ガイド付き専用車チャーターでお出掛け頂けます。

是非お気軽にお問い合わせ下さい。

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