皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、今回はローカルっ子から聞いた、最近のレギャンでの話題をお知らせします。
皆さんにお見せ出来る、実物の写真があれば良かったのですが、
撮れなかったので、今回の写真はバリ島のイメージ写真だけです。 ゴメンナサイ・・・。
皆さん、突然ですが、質問です。「オレンジ色の装束」って言われたら、何を想像しますか?
アジア方面が好きな方や、実際に見たことのある方など、
恐らく、多くの方が、ある特定の宗教を思い出すのではないかと思います。
どうやら、あのオレンジ色の装束を身に纏った人物が、
レギャン地区のローカルレストランやバーで詐欺まがいの行為を行なっている、と言うのが
今、ローカルっ子の間で話題になっているそうです。
オレンジ色の装束を身に纏った人物は、
無言でお客様が沢山居るレストランやバーに入って来て、
飲食を楽しんでいる最中のお客様の前に静かに立ち(勿論、断りも無く)、
おもむろにお経を唱え始めたり、自分が持っているブレスレットを渡したりするんですって。
お経が終ると、唱えたお経へのお布施(見返り)を要求してくるそうですが、
普通、お布施の金額って、それぞれの気持ちだから値段って無いはずですよね?
でもこの人物は、青い5万ルピア札を出されても受け取らないんですって。
最低赤い10万ルピア札じゃないとダメらしい。。。
更に、タダだと思ってブレスレットを受け取ってしまった人には、
30万ルピア(またはそれ以上)も請求するらしいんです。
ある特定の宗教者に見えるような目立つ装いをして、
お金の為に何の関係もない外国人旅行者をターゲットにするなんて、
なんて罰当たりな行為なんでしょう。
バリ島はバリヒンズー教の教えが活きている島で、
心優しく、信心深い人々が穏やかに暮らしています。
自分の宗教と他人の宗教が違うからといって、差別することも決してありません。
人々の心と生活に宗教がしっかりと根付いているこの島で、
特定の宗教を想像させる装束をして、旅行者をカモにしている輩がいるなんて、
本当に腹が立って仕方が有りません。
皆さん、バリ島に来て、レギャン地区のレストランやバーで飲食している時に、
もしもオレンジ色の装束を身に付けた人物が自分の目の前に立ったら、
「NO THANK YOU (ノーサンキュー)」と、大きな声で、ハッキリきっぱり断って下さいね。
バリ島に来る全ての旅行者が、嫌な思いをしないで、バリ島旅行を楽しんで頂けます様に・・・