皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、突然ですが・・・
今回はバリ島でATM機を利用した犯罪に遭わないように、
その手口と予防の為の注意点をお知らせしようと思います。
日本でも、海外でも、現地通貨の現金を引き出すのにとても便利なのがATM。
「PLUS(プラス」の表記がある銀行カードなら、海外でも現金の引き出しが出来ますが、
一般的にはクレジットカードを利用して現金を引き出す方が簡単です。
旅先で多額の現金を持ち歩くよりも、クレジットカードの方が簡単だし安全。
ただし、クレジットカードが安全なのは、正しい使い方をすれば、という前置きが必要ですが。。。
さて、最近、バリ島のATM機でも、旅行者を狙った犯罪が報告されています。
犯罪グループは、ATMにカードを入れると正常に作動しないように細工を施します。
何も知らずにATM機で現金を引き出そうとカードを使用した旅行者。
カードが機械に呑み込まれたまま、次の操作が出来なくて困り果てます。
そんな時、「どうかしましたか?」と、親切そうに声を掛けて来るのだそうです。
そして、「大丈夫。私がカードを取りだせるように手配して、後でご連絡しますよ。」
「取り出した後にお届けするので、連絡先を教えてください。」
「取り出す際にカードの暗証番号が必要なので、教えてください」
と、まぁ、親切そうに色々話しかけて、
最後には暗証番号まで聞き出してしまうのだそうです。
そして、カードは届けて貰える、と安心してその場をさった持ち主。
限度額全額の全てを引き出され、勿論カードも届かない、という結末になるそうです。
インドネシアの銀行でも、ATM機のボックスの中に、
「銀行員が個人の暗証番号をお聞きする事はありません。
絶対に他人に暗証番号を教えてはいけません」と書いたステッカーが貼ってあったりします。
日本に居たら、カードの暗証番号なんて簡単の見ず知らずの人に教えませんよね?
海外旅行中、優しくしてくれる人に頼りたくなる場面もあると思いますが、
ATM機を犯罪に使おうとしている犯人に上手く乗せられないように、
ATM機械をご利用になる際は、出来るだけ警備員が居るATM機(=細工出来ない)、
人気の多い場所にある機械(=細工がし難い場所)、を選ぶようにして下さいね。
そして、万が一誤操作など、理由が不明でもカードが機械に呑み込まれたまま、
出て来なくなってしまった場合の対処方法ですが、
ATM機やその周辺を見回して、後から捜索する際に探し易いように、
ATM機の番号など、周りに書いてある情報をメモに控えてください。
銀行がまだ開いている時間帯なら、直ぐに該当銀行のカスタマーサービスに電話をします。
もしも営業時間外であれば、カードはそのままにしておきましょう。
本物の銀行員が回収してくれれば、犯罪に遭わずに済みます。
海外で旅行者が現地でATM機を利用する場合、
現地語または英語で表示される操作方法はとても分かり難いものです。
そんな時には、専用車チャーターで担当するガイドさんに、操作方法を聞いてみるもの1つの方法。
暗証番号を聞いたり見たりは絶対にしなので、お客様は安心して操作が出来ます。
バリ王のガイドさん達は、何かとお手伝いしてくれる、とっても頼りになるガイドさんですよ!