皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、日本では既に一般的な「スーパー等のビニール袋は有料」ですが、
バリ島のコンビニや大型スーパーなどのお店でも、
今まで無料だったビニール袋が、4月1日から有料になりましたのでお知らせ致します。
日本人のゴミに関する意識の高さは世界でも有名で、
ゴミの分別に関しても、一般常識として小さい子供でも知っていますよね。
しかし、この「ゴミの分別」、バリ島(インドネシア全体)では、
まだまだローカルの人達の意識がとっても低いのが現状です。
バリ島では、「ゴミはゴミ箱に捨てましょう」と、幼稚園児に教えられますが、
「ゴミは分別してから、それぞれのゴミ箱に捨てましょう」とまでは教えていません。
大人に至っては、今でもなにも考えずにポイ捨てする姿を見かけます。
バリ島の、今からそれほど遠くない昔、1960年代から1970年代初め頃は、
村では女性も上半身裸で腰巻だけで過ごすのが普通で、
電気もろくに通っていなかった為、夜は真っ暗だったそうです。
神様へのお供え等も、そのまま放置していれば土に還るものだけが使われていたので、
放っておけば自然と無くなってくれた(=土に還った)から、
ポイ捨てしても気が咎めるようなことも無かったのでしょうね。
便利なプラスチック製の容器や袋に入った飲み物、食べ物が増えて、
ポイ捨てして、放置しておくだけでは、どんなに時間が経っても土に還らなくなって、
目に余る程のゴミの山がどんどん増えてしまったんです。。。
そんなこんなで、時代と共に自然環境を真剣に考え始めたこの島の人々は、
有料にすることでビニール袋そのものの消費が減るのでは、と、考えたのだと思います。
今年、2016年4月1日を境に、コンビニや大型スーパーのビニール袋が有料になり、
現在、一般的なビニール袋は1枚200ルピアで売られています。
(今のところ、袋の大小に関わらず1枚一律200ルピアのようです)
レジで「なんとか かんとか、 プラスティックバッグ?」と聞かれたら、
「ビニール袋はお使いになりますか?」と聞かれていると思って100%間違いないと思いますので、
使いたい場合は「イエス」、使わない場合は「ノー」と答えて下さいね。
「イエス」で答えたあなた、買い物が済んだらレシートを確認してください。
『 アルファベットの商品名 ・・・Rp.200 』 のように、200ルピアが加算されていたら、
『あぁ、これはビニール袋の値段ね』とご確認頂けるコトでしょう。
もちろん、1枚200ルピアなので、使った枚数分 X200ルピアですので、
使った枚数分お支払いいただく事になります。 どうぞご了承下さい。