皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、今回は、初めてのバリ島旅行をご計画されている方に向けて、
ホテル内での電源についてのお話しをしたいと思います。
バリ島大好き!! のリピーターさん達には、「何を今更・・・」と思われる話題かもしれませんが、
ちょっとだけお付き合い下さいね。
皆さんがバリ島旅行に備えて購入したガイドブックには、
『電圧』について、多分こんな風に書かれているのではないでしょうか?
『バリ島の電圧は220V、周波数50Hz。プラグは丸ピンで2つのCタイプ。
日本で購入した電化製品を使用する場合には、変圧器と変換アダプターが必要』
日本製の一般的な電化製品は110V対応です。
220V対応のコンセント差込口に、110Vを差し込んでスイッチを入れるとどうなるか??
・・・バチッ、という音と共に、運が良くてもショート、
最悪では火事の原因に、または、ホテル中を停電させてしまう、大問題になる事も。
電気って、使い方を間違えるととっても怖いんです。
そこで、是非覚えておいて頂きたいのが、
「変圧器」と「変換アダプター」。
この「変圧器」と「変換アダプター」について、
勘違いされている方も中にはいらっしゃいますので、写真で説明します。
バリ島で「変圧器」と言われている物はコレ。その名の通り、電圧を変化させる機械です。
形状は小さな箱型で、インドネシア国内では、一般的に外側は赤い色をしています。
大きさは、上下と側面の大きさはA4サイズくらいで、幅は20センチ弱。意外と重いです。
ちょっと分かり難いかもしれませんが、下方にコンセント口が3つ見えています。
(物によってはコンセント口が2つしかない物も有ります)
一番左のコンセント口が日本の電化製品が使える110Vになっていますので、
110Vのところに差し込むと、110V対応の電化製品を使う事が出来る訳です。
ただし、使う物によっては変圧器を使っても壊れてしまう場合もありますので、
ご注意くださいね。
この『変圧器』は、ホテルによっては貸し出しを行なっている所もありますが、
数に限りがある為、事前にご確認頂き、必要であれば予約をした方がより安心です。
そして、これが「変換アダプター」と呼ばれているモノ。
日本製の電化製品のコンセントに、この『変換アダプター』を接続して、
インドネシアの「Cタイプ丸ピン2本」対応のコンセント口に、
そのまま差し込めるようにする物なんです。
ですので、「変換アダプター」だけでは、変圧することは出来ません。
「変換アダプター」は、バリ王でも保証金を頂いてレンタルを行なっています。
変換アダプターのレンタルには、保証金30,000ルピアをお預かり致しますが、
ご返却時に問題ない状態でお返し頂いた場合には、保証金の全額を返金していますので、
つまりは『タダで借りれちゃう』って事です。便利ですよぉ。
では実践編。
これは某ホテルで実際にお部屋の中にあるコンセント差込口の写真。
このタイプ、バスルームで使われているのですが、本来電気カミソリ専用で、
110Vと、240Vの両方が付いているタイプです。
例えば、日本のガラケーだったら、この110Vで充電する事が可能です。
こちらは、ベッドルームの壁につけてあるコンセントの差込口。250Vと書かれています。
このタイプは通常「マルチプルタイプ」と呼ばれるもので、
世界各国の経常が違うコンセントでも差し込めるもので、
最大電圧250Vまで対応出来ますが、110Vには使えません。
日本のスマホなどは、このマルチプルタイプでの充電が可能なものがほとんどです。
電化製品のどこを見れば、対応電圧が書いてあるか? については、
大抵充電器の本体には電圧の表示されていますので、旅行前に必ずチェックしてみて下さいね!!