皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
前回は、日本とはちょっと趣が異なるウブドの市場について少しご案内しましたので、
今回もまた日本とはかなり趣の異なる、ちょっとディープな場所をご案内したいと思います。
バリ島にはもう何回も来ています!! というリピーターの方も、
バリ島は今回が初めて! という方も、
興味とお時間があるなら、バリ島に住む人々が通う場所、
地元の生活に密着した場所に訪れてみては如何でしょうか。
実は、私も初めて訪れたナイトマーケット『パサール・クレネン』。
『パサール』は日本語で「市場(いちば)」という意味の言葉で、
この『パサール・クレネン』は、夜に開かれる市場として地元でも有名です。
『パサール・クレネン』は、バリ島の中心地、デンパサール市内にあり、
午後3時過ぎ頃から営業し始めますが、ローカルの人達で混んでくるのは日が暮れてから。
市場の前の道路は、地元の人々の足であるオートバイで埋まっています。
では、早速『ナイトマーケット『パサール・クレネン』へ入ってみましょう!!
『パサール・クレネン』は、衣類や日用品が手頃な値段で売られているので、
決して高給取りではない庶民にとっても、足を運び易い場所です。
「パサール=市場」とは呼ばれていても、女性だけでなく男性の姿も多いんですよ。
あっと目を奪われるほど、カラフルな下着がズラッと並んでいます。
お店の中を通るのか、市場の通路なのか。
オートバイから降りた後、ヘルメットは荷物になる為、
そのまま被っている人が多いです。
日本では、コンビニ等にはヘルメットを被ったままでは入れませんが、
バリ島の市場にはそんなお約束はまだ無いようですね。
こちらのお店では、男性衣料が山積みで売られています。
OBRAL=セール MURAH=安い 「激安セール」といったところですね。
因みに、40,000ルピアを日本円に換算すると、約400円弱。(2015年6月10日のレート)
こちらも男性用のハーフパンツ。200円前後とはお安い。
お仕事でも着れそうな男性用の長いパンツも。
ローカルデパートで買うよりはかなりお安めのお値段です。
ただし、どのお店にも試着室はないので、上から着たりしてサイズを確かめます。
こちらは女性用衣料品。山積みは同じ。
PAS=丁度、という意味の言葉でこの場合は「定価」を意味します。
値下げの交渉は出来ませんよ、ということですね。
カラフルな香水のボトルがずらっと並んでいます。
インドネシア人は香水が好きな女性が多いんですよ。
こちらは香水をはじめ、様々なコスメ関係商品を売っているお店。
こちらは、バリ人女性の正装、クバヤとクバヤを仕立てる為の生地を売っているお店。
最近はレース地でストレッチ素材のものが新しいようです。
こちらはバリ人男性の正装用の衣装を売っています。
女性用と男性用のカラフルな布。バリでは「カマン」と呼ばれています。
女性用のカマンの最新流行は、
ソンケットと呼ばれるバリ伝統の手織り生地の模様をプリントしたものとの事。
上の写真の右側にあるものがそれ。とってもカラフルですよね。
正装用の衣料品を扱うお店があるかと思えば、普通の靴下を売るお店も。
靴下は学生さんから社会人まで、幅広い人の必需品ですものね。
こちらも山積みされたスニーカー。有名ブランドのロゴが入っています・・・。
こちらは男性用のサンダル。
狭い台を最大限有効に使うと、やっぱり山積みになってしまうのでしょうね。
男性用の靴屋さん。高価な革靴よりも、安価な合皮の靴が主流です。
こちらはヘルメット専門店。
大人から子供まで、色々なデザインのものが沢山並べられています。
日本のドラえもんに良く似たイラストには「ドレミ」の文字が。。。
バリ島では、オートバイに乗る時はヘルメットの着用が義務付けられています。
こちらは子供向けのおもちゃ屋さん。市場の入り口に一番近いところにありました。
日本の夜店で見掛けるような、ヒーローモノのお面がありました。
なんだか子供の頃を思い出して、懐かしい気持ちになります。
ざっと早足で庶民の市場「クレネン・ナイトマーケット」をご紹介しましたが、
如何でしたか?
興味をそそられるお店はありましたか?
この「クレネン・ナイトマーケット」内には、地元の人達で賑わう屋台もあるのですが、
衛生面を考えると、日本人のお客様にはお勧め出来ません。
バリ島の観光地巡りに少し飽きてしまったら、
こんな庶民達で賑わうところへ足を伸ばしてみるのもお勧めです。
今回ご紹介した「クレネン・ナイトマーケット」の散策が含まれたオプショナルツアーは、
バリ王のオプショナルツアー「ケチャダンス鑑賞をディナー(PKL)」です。
是非ご参加下さいね。