皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
今回のバリ島の観光地は、私が前々から気になっていたけれど、
行った事のなかった場所、ブドゥグール高原の植物園『クブン・ラヤ・バリ』にあるという、
パワースポットを訪ねて出掛けて来ました。
まず、ブドゥグールへ行くには、バリ島南部のクタやスミニャック地区から出発して、
車で約2時間程度掛ります。
(途中で渋滞がある場合には所要時間は異なりますので予めご了承下さい)
ブドゥグールは標高が高く、南部に比べて一年を通して涼しい為、
バリ島南部の小学校等の遠足や、会社の遠足(?) 、
そして、バリ島以外から訪れるローカル客にとても人気が高い観光地で、
特に小学校の遠足時期(6月頃)や、レバラン休みの時期には、
午前中に何台もの大型バスが連なってブドゥグールを目指している光景を見掛けます。
そんなローカル観光客に混じり、日本人観光客にもひそかに人気のあるブドゥグール。
その人気の秘密は、南部とは違う涼しい気候と植物園の草木だけでなく、
どうやら植物園の中にある「パワースポット」がお目当てらしいのです。
・・・がしかし、当日は残念ながら雨模様に。 高原の天気はとっても変わりやすいのです。
せっかく2時間掛けて来たのだからと、お目当てのパワースポット、ガジュマルの木
(インドネシア語ではブリンギンと呼ばれています)だけを目指し、
植物園の舗装された道路を地図に従ってゆっくりと進んで行きます。
(植物園の案内地図は入場する際に貰えます)
分かり易い地図にも関わらず、途中2回も道を間違えた事はさておき・・・。
植物園の一番奥に、目指す大木がありました。
鬱蒼とした森の中でひと際目立つ大きさ。そして、その独特な姿かたち・・・
遠くから見てもかなり大きい木なのですが、
近くから見上げると、大きさだけではない、ナンとも言いようの無い雰囲気が。
圧倒される、とも違う、ちょっと近寄り難い雰囲気とでも言いましょうか。。。
雨が強くなってきたので、恐る恐る木の下に入ってみることに。
大きく長く伸びた枝葉のお陰で、この木の下にいるとあまり濡れずに済みました。
絡み合って大きく伸びた枝葉が、冷たい雨の粒から守ってくれているみたいです。
独特な表情の木の肌には所々苔が張り付いています。
一体何本が寄り合わさっているのか見当が付かないほど絡み合った幹。
雨のせいで暗くなってしまったので、フラッシュを焚いて撮影した一枚。
大きな幹の上では、それぞれにお互いを支え合うような形で繋がっているように見えます。
このガジュマルの大木が『パワースポット』と呼ばれるようになってからもう何年も経つようですが、
初めて訪れた私にとっては、「この木に逢えた事」が、今も心に大きな感動となって残っています。
今すぐに、とは思いませんが、またいつの日か、「必ずまた逢いに行きたい」と思える木になりました。
次に行くときが雨降りでなければ、
少し時間を割いて、木の傍で静かに座ってみる時間を持つのも良いな、と思っています。
皆さんも、まだ訪れていないのでしたら、是非一度お立ち寄りになってみて下さいね。
大木と対話するような気持ちで見つめていると、言葉には表しがたい感動が湧いてきますよ!
このパワースポットがあるブドゥグールの植物園『クブン・ラヤ・バリ』へは、
バリ王のオプショナルツアー「神々の島バリ島・世界遺産を巡る 西部編」に、
追加料金にてのお手配が可能です。
または、日本語ガイド付き車チャーターでお出掛け頂く事も可能です。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。